7月16日(水)「高分子材料の工業化プロセス入門~重合プロセスの理解と工業化、スケールアップ技術、生産設備設計、製造コスト試算~」Zoomセミナーを開講予定
株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏(元住友化学株式会社)に高分子材料の工業化プロセス入門講座についてご講演いただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、高分子材料の研究開発、製造、生産管理分野の業務を新たに担当する方々を対象に、研究実験から生産設備へのスケールアップを実施する基本的な考え方を体系的にまとめた、第一人者の講師からなる「高分子工業化プロセス入門」講座を開講いたします。
研究から生産へ、重合反応の本質をつかみ、効率的なプロセス設計を実現への道筋を解説!
本講座は、2025年7月16日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1f0201d5-9da0-6c36-81c9-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:高分子材料の工業化プロセス入門
~重合プロセスの理解と工業化、スケールアップ技術、生産設備設計、製造コスト試算~
開催日時:2025年7月16日(水) 10:30-16:30
参 加 費:45,100円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1f0201d5-9da0-6c36-81c9-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏(元住友化学株式会社)
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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基礎知識を話した後、高分子材料の材料開発研究とスケールアップ研究との違いに関する基礎的な考え方から、具体的な重合反応プロセスの設計のための実験計画の策定法、重点的に採取すべきエンジニアリング関係データの内容まで、実例を示しながら解説、更に工業化を想定した製品製造コスト試算の進め方まで解説いたします。
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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【講演主旨】
産業経済環境の変化により、材料メーカーには新規機能・高性能材料の開発・工業化が求められている。高分子・ポリマーの分野でも環境配慮型材料が求められており、開発が進められているが、開発材料・製品の工業化には、実験室で合成した高分子材料と同構造・同性能の製品を製造するための設備を設計し、操作するためのスケールアップ技術が必要である。国内で盛んに工業化設備の設計・建設が行われた1970年代~1980年代に活躍した技術者は、既に大半が退職されており、スケールアップ検討の経験者が、社内に殆ど残っていない企業も少なくない。本講では、材料開発研究とスケールアップ研究との違いに関する基礎的な考え方から、具体的な重合反応プロセスの設計のための実験計画の策定法、重点的に採取すべきエンジニアリング関係データの内容まで、実例を示しながら解説し、更に工業化を想定した製品製造コスト試算の進め方についても説明する。
【プログラム】
第1部 「重合反応の『相』と反応プロセス」
はじめに : 重合実験とプロセス開発
1.重合反応の『相』について
1.1 重合反応の相による分類
1.2 溶液重合反応の特徴と生産ポリマー事例
1.3 バルク重合反応の特徴と生産ポリマー事例
1-4 乳化重合反応の特徴と生産ポリマー事例
1-5 懸濁重合・スラリー重合の特徴と生産ポリマー事例
1-6 気相重合の特徴と生産ポリマー事例
2.重合反応プロセスの工学的性格
2.1 溶液重合反応の工学的性格
2.2 バルク重合反応の工学的性格
2.3 乳化重合反応の工学的性格
2.4 懸濁重合・スラリー重合反応の工学的性格
2.5 気相重合の工学的性格
3.ポリマー製造プロセスの概要:
3.1 製造プロセスフロー
3.2 プロセス機器と単位操作
第2部「ポリマー重合・製造プロセスと化学工学」
4.重合反応槽の設計と操作
4.1 重合反応機構と反応速度
4.2 撹拌・混合
4.3 除熱・伝熱
4.4 操作の安定化と持続
5.プロセス各部の設計と操作
5.1 溶媒の回収・精製
5.2 モノマーの精製
5.3 ポリマー回収
5.4 脱モノマーと脱触媒
5.5 ポリマー乾燥・造粒・分級
5.6 排水・廃ガス処理
6.プロセスの安定・定常操作
6.1 プロセス各部の状態把握
6.2 製品の分析・品質管理
第3部 「研究実験から生産設備へのスケールとコスト試算」
7.スケールアップの考え方
8.プロセス流体の基礎物性
8.1 原料系の物性定数
分子量、密度、比熱、沸点・凝固点、蒸発潜熱、温度-蒸気圧曲線、
混合時の溶解性、共沸有無、モノマー重合反応熱、・・・・
8.2 重合体の物性定数
8.3 重合反応系の物性定数
密度(比重)、比熱、粘度等の温度依存性の調査・実測、推算・・・・
9.化学工学実験
9.1 各スケールのプロセス条件の特性
9.2 ラボ(実験室)レベル/ビーカースケールでの検討
9.3 ベンチスケールでの検討
9.4 パイロットスケールでの検討
9.5 スケール別 検討実験の実例
10.生産設備設計のための調査と投資採算性
10.1 関連法規・規制
10.2 製品需要家の製品要求性能と許容振れ幅
10.3 スケールアップ検討と開発テーマ評価:
製造コスト試算と投資採算性判断
[質疑応答]
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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