日本元気プロジェクト2019「スーパーエネルギー!!」Produced by KANSAI YAMAMOTO大盛況のイベントレポート
6月8日(土)、東京・六本木ヒルズアリーナで、世界的ファッションデザイナー・山本寛斎が総合プロデュースを手がけるイベント「日本元気プロジェクト2019『スーパーエネルギー!!』Produced by KANSAI YAMAMOTO」が開催された。自らを「一言で言えば応援団長」と称する寛斎は、夢を持つ若者たちへ「もっと行け!もっと行け!」と叫び続けることが自身の役割だと熱く語っている。「日本元気プロジェクト スーパーエネルギー!!」は、寛斎のそんな思いを具現化した、いわば「元氣祭り」。「ファッション×人間力でこの国の元気を呼び覚ます」ことを趣旨としたイベントで、六本木ヒルズアリーナでの開催は今年で3回目となる。
今年も約1万人が来場。メインイベントとなる、昼夜2回のショウ以外も、さまざまな体験型イベントが実施された。
旭酒造が手がける「獺祭Bar」では、『獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分早田「ANNA SUI」×「KANSAI YAMAMOTO」』をはじめ、選りすぐりの獺祭を販売。寛斎がデザインした新型京成スカイライナーのミニチュア版の乗車体験、ミニショベルカーの操縦体験のほか、会場にて、被災地である福島、熊本の人々へのメッセージと写真を募集。寄せられたメッセージはメインイベントのフィナーレに上映された。また、ニューヨークを代表するデザイナーアナ・スイ氏とコラボレーションした「ANNA SUI×KANSAI YAMAMOTO」のポップアップショップも出現。コラボアイテムの特別販売を行った。
メインイベントとなるショウには、総勢約200人が出演した。山本寛斎にとってブランド設立50周年となる2019年。デビュー作の「凧絵」を会場の正面にシンボルとして掲げ、ショウは、2人のダンサーによるパフォーマンスでスタート。うちひとりは1973年にデヴィッド・ボウイが自身のツアーで着用した寛斎デザインの衣装を身に纏っての登場となった。神秘的な踊りが繰り広げられるなか、MCから「このイベントはお客様参加型のプログラム。客席には拍子木が置かれているので、これを使って、みなさんもプロジェクトの一員として盛り上げてほしい」とアナウンス。その後、ダンサー2人はステージ後方のいけばな草月流による竹のインスタレーションが施されたステージに阿吽像のように鎮座。
やがて倭太鼓飛龍による勇壮な和太鼓のリズム、奄美大島出身の歌手、里アンナの力強い声が響くなか、プロスキーヤー・冒険家の三浦雄一郎氏が校長を務めるクラーク記念国際高等学校パフォーマンスコースの生徒たちが4色の提灯を持って会場を駆け巡る。その後、ANNA SUIとのコラボレーションによるビビットな衣装を身に纏ったモデルたちが登場。寛斎が創りだすエネルギーに満ちあふれた世界へと観客を誘った。
今年3月、75歳にして、10日間の北極圏冒険に挑んだ寛斎は、その旅から着想を得た、背中に白クマを描いた水色と白を基調としたスーツ姿で登場。続いて、地響きのような合唱のなか、寛斎の呼びかけで、5人のヒーローが登壇した。建築家の隈研吾、福島県相馬市長の立谷秀清、創業400年を超える浅野太鼓楽器店・代表の浅野昭利、エジプト考古学者の吉村作治、北極冒険家の荻田泰永という“前例のない未来を切り開いてきた”ヒーローは、寛斎が一人ひとりのために仕立てた男の勝負服「元氣のセビロ」を着ての登場となった。
その後、舞台に上がったのは「ブラスト!」で活躍のパーカッショニストの石川直。ソロパフォーマンスの後は、港区南山小学校の児童が鍵盤ハーモニカで演奏し、TOKYU ROYAL CLUBから参加の小学生たちと石川がマーチングで共演した。
引き続き壇上では、「若き才能が燃えられる機会を作りたい」という寛斎の発案でスタートした「国際文化交流プロジェクト」に参加した、日本とイギリスの7校の各学校選ばれた代表者1名ずつによる作品が発表された。「最近幸せだと思うのは、若い方々の気持ちに寄りそい、悲しんだり、超喜んだり、時には苦しみをシェアすること、そして、彼らとこれからの未来をこんなふうに創りたいなと考えること」と語る寛斎の指導の下、学生たちは「マンガ」をテーマにした衣装を制作。ステージにはその作品を身に纏ったモデルとともに、作品を手がけた学生も登壇し、大きな喝采を浴びた。なお、プロジェクトの初回となる今年は、イギリスの大英博物館で開催中の海外過去最大規模のマンガ展「The Citi exhibition Manga」のフリンジイベントとなる『Late – Manga: Colour and Style』と連動しており、7月5日に大英博物館のグレイトコートで行われるファッションプレゼンテーションでもこの作品を発表する。
その後、ステージはフィナーレに突入。「日本元気プロジェクト」の歌姫、里アンナの魂の歌声と、「東京レザーフェア」とコラボレーションし寛斎監修の下、台東区立富士小学校の6年生約70名が「太陽」と「富士山」をテーマにペイントを施した革半纏を纏ったクラーク記念国際高等学校と台東区にある岩倉高等学校の生徒約50名が「21世紀の三三七拍子」を踊る姿は、“情熱を持って夢を追い続ける人”たちへのエールとなったはずだ。その崇高な調べのなか、壇上だけでなく、客席の通路も、モデルや演者たちが埋め尽くし、ボルテージは最高潮に達した。
またこの日のショウには、昨年HEROESとして出演した元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏やプロスキーヤーで冒険家、そしてクラーク記念国際高校校長の三浦雄一郎氏、さらには元総理大臣の福田康夫氏、東京都知事の小池百合子氏らが応援に駆けつけ、客席からエールを送っていた。
【開催概要】
開催日:2019年6月8日(土)※終了致しました。
開催時間:12:00〜20:00メインイベント 昼公演16:00開演/夜公演19:00開演
開催会場:六本木ヒルズアリーナ
入場:無料
主催:日本元気プロジェクト2019実行委員会
後援:外務省/文化庁/東京都/青森市/相馬市/姫路市/山鹿市/港区/ブリティッシュ・カウンシル/
大英博物館/the Students’Union for University of the Arts, London
特別協力:六本木ヒルズ
協力:資生堂ビューティークリエイションセンター/Azone+Associates/LOVE FOR NIPPON/
TLF(TOKYO LEATHER FAIR)/姫路皮革製品推進協議会/メイ・ウシヤマ学園/寛斎スーパースタジオ
助成:グレイトブリテン・ササカワ財団
スペシャルパートナー:いけばな草月流
プロジェクトパートナー:Empire Entertainment Japan
参加校(五十音順):岩倉高等学校/エスモード ジャポン/クラーク記念国際高等学校/
資生堂美容技術専門学校/Central Saint Martins/東京モード学園/ドレスメーカー学院/
港区立南山小学校/ハリウッド美容専門学校/バンタンデザイン研究所/台東区立富士小学校/
文化服装学院/武蔵野美術大学/ワタナベエンターテイメントカレッジ
監督・総指揮:山本寛斎(デザイナー・プロデューサー)
音楽監督:吉田 潔(作曲家)
出演者:アオイヤマダ(踊る人。)/浅野昭利(浅野太鼓楽器店 代表取締役)/芦田ユリナ(モデル)/石川直(ブラスト!ドラマー・パーカッショニスト)/遠藤さくら(モデル)/大橋智美(モデル)/荻田泰永(北極冒険家)/門脇大輔(バイオリン)/金澤慎治(武術アーティスト)/隈研吾(建築家・東京大学教授)/里アンナ(歌手)/ジェイシー(モデル)/立谷秀清(福島県 相馬市長)/長井短(演劇モデル)/長田侑子(モデル)/NANA BLANK(モデル)/ニーナ(モデル)/Mark Ishikawa(ギター)/MIOKO(モデル)/三塚幸彦(尺八)/YUI(モデル)/UCARY & THE VALENTINE(ミュージシャン)/Yuna Mori(モデル)/吉村作治(東日本国際大学学長・早稲田大学名誉教授)/理彩子(モデル・ファッションデザイナー)/RENNA(モデル)/倭太鼓飛龍 飛鳥峯英(代表)、及川耀平、森池将大、池田侑末
岩倉高等学校クラーク記念国際高等学校
TOKYU ROYAL CLUB
港区立南山小学校
ワタナベエンターテイメントカレッジ
総勢約200名の出演者
MC:Alee(Sports MC)/須藤美帆(イベントMC)
ゲスト:熊本県営業部長兼しあわせ部長 くまモン
企画制作:山本寛斎事務所
公式サイト www.kansai-inc.co.jp/ngp2019
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