「ダイワロイヤルホテルＤ－ＰＲＥＭＩＵＭ金沢」グランドオープン（ニュースリリース）

■金沢の伝統様式や工芸を採り入れた都市型ホテル

大和ハウス工業株式会社

2019年9月17日 11時45分

　大和ハウスグループの大和リゾート株式会社（本社：東京都江東区、社長：柴山良成）は、2019年10月1日、金沢の伝統様式や工芸などを取り入れた都市型ビジネスホテル「ダイワロイヤルホテルD-PREMIUM金沢」を開業します。

【１階ロビー】

　石川県は、新幹線開通によるアクセスの良さなどにより、2018年度の外国人延べ宿泊者人数は95万人超まで増加しています。兼六園や重要文化財に登録された「ひがし茶屋街」などの歴史のある景観・街並みや、能芸や加賀友禅などの伝統文化が継承されています。中でも、金沢市は国土交通省による「歴史まちづくり法」（※1）の第1号に認定された歴史的な市街地であり、人気を集めています。

【1階ロビーに入る吹き抜け】

　「D-PREMIUM金沢」は、その“まちづくり”に合わせ、デザインの隅々に、金沢の情緒を取り入れました。伝統様式「木虫籠（きむすこ）」をイメージした外観、兼六園の「雪吊り」を連想する吹き抜けの照明、ロビーには伝統工芸である「加賀手毬」、「金箔」などを採用しました。
　今後は当ホテルを皮切りに、地域の伝統や特色を反映したリゾートホテル感覚の都市型ビジネスホテルとして、「D-PREMIUM」ブランドを政令指定都市や中核都市において順次展開していきます。
※1.「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」の通称。城や神社、仏閣などの歴史上価値の高い建造物と、歴史や伝統を反映した人々の活動によって形成される良好な市街地環境（歴史的風致）の維持・向上と継承を目的とする。

１．金沢の伝統文化を感じるデザインを採用
　「ダイワロイヤルホテルD-PREMIUM金沢」では、金沢の加賀文化を感じられるデザインを採用します。
　外観には、金沢特有の伝統様式である格子「木虫籠」をデザインモチーフに採用するとともに、臙脂・藍・黄土・草・古代紫の五色で構成される「加賀五彩」を下層階に施しています。
　ロビーには「兼六園の雪吊り」や「手毬」をイメージしたインテリア家具を採用しました。
　2階の湯上りラウンジには、落ち着きのある写実的な草花模様を中心とした友禅柄の和傘を天井からつるし、インスタ映えする空間としました。
　また、女性浴場の浴槽には「加賀友禅」をモチーフにしたタイルを採用し、男性浴場には加賀藩祖前田利家公を祀った尾山神社のステンドグラスをモチーフにしたデザインにしました。

２．インバウンドのお客様が安心するスタッフで対応
　「ダイワロイヤルホテルD-PREMIUM金沢」では、日本のお客様のみならず、増え続ける多くの訪日外国人旅行客がご不便を感じないよう、外国語対応可能なスタッフや設備などを導入します。
　スタッフは、英語・中国語をはじめ、5ヵ国語以上に対応できるよう、外国語対応可能な従業員を7名配置し、最新の外国語翻訳機も導入する予定です。

３．金沢の伝統文化を体験できる「ソーシャルコーナー」を設置

【ソーシャルコーナー】

　「ダイワロイヤルホテルD-PREMIUM金沢」では、金沢の文化を体験できる「ソーシャルコーナー」を　設置します。「ソーシャルコーナー」では、地元の企業などと　連携して金箔貼や着物体験などを実施します。創業400年近くになる地元酒蔵「福光屋」による酵母文化や日本酒に関するセミナー、創業100年になる「金箔屋さくだ」の金箔張りのほか、加賀友禅のこけし絵付けなど多数の体験を計画中です。

●「ソーシャルコーナー」で予定する体験内容
①金沢学院大学教授である画家の平木孝志先生による「金沢　茶の湯の歴史を知る」
②「農商工連携アドバイザー石川」会長のつぐまたかこ先生による「秋冬の加賀野菜を知る」
③金沢で最も長い歴史と伝統を誇る酒蔵「福光屋」による「発酵美体験」
＊開業後には上記の体験が予定されており、今後はほかにも地元名士や企業とのコラボレーションを数多く、提案します。（有料予定）

４．快適なホテルライフを提供する客室・アメニティ
　快適にホテルライフを過ごせるよう、客室設備とサービスを充実させました。

●主な設備とサービス

５．金沢駅の金沢港口（西口）より徒歩約３分と利便性の良い立地
　「ダイワロイヤルホテルD-PREMIUM金沢」は、JR「金沢駅」より徒歩約3分と交通利便性の良い場所にあります。
　金沢を代表する観光地「兼六園」や「金沢城公園」まで車で約10分と街をゆっくりと散策・観光できます。
　また、金沢市役所や繁華街の香林坊にも車で10分圏内なので、ビジネスでお越しのお客さまにも便利な立地にあります。

●ホテル概要