【SADO伝統文化と環境福祉の専門学校】学生が制作の一間社流造本殿を奉納します。
当校は、新潟県佐渡市にあり、佐渡島全体をフィールドとして学ぶ、伝統建築学科、建築士技能士養成学科、公務員学科、ITエンジニア学科、まちづくり・観光ビジネス学科を設置する、総合専門学校です。
伝統建築学科は在校生の95%が新潟県外から入学する、宮大工を目指せる学科です。佐渡島内に残る神社、寺院、伝統建築建造物の修繕を授業で行っています。(各科の特徴)
当校の伝統建築学科では、2020年度より、授業内で流造本殿の制作に取り組んでいます。制作にあたり、木割(きわり)と呼ばれる建築物の各部の比率は、日本最古の木割書とされる「匠明(しょうめい)」の比率で制作をしています。2020年度は二間社を制作し、2021年度からは一間社の制作を行っております。完成した一間社流造本殿は、全国に募集を行い、希望のあった神社等へ奉納しております。2021年度には岐阜県中津川市へ奉納を行いました。
この度、新たに、日本製鉄株式会社直江津工場敷地内の稲荷神社への奉納が決まり奉納が決まり、2023年10月30日当校より発送され、11月9日日当校代表学生も参加し、遷座祭を行いました。
日本製鉄株式会社チタン営業部、東日本製鉄所直江津工場様より、「将来の伝統建築物のものづくりを担う次世代の人材育成の理念」に共感をいただき、全国で担い手が少なくなっている宮大工の育成に、耐久性に優れたチタンで貢献できないかとのお考えのもと、チタンに関する講義を日本製鉄株式会社様のチタン事業に関係の深い宮大工の康和建工 三村棟梁、山本鈑金製作所社長を広島から講師として派遣いただく事を提案いただきました。
屋根葺きも学生に経験してもらう事で今後の宮大工としての仕事に活かせるとのご提案から、上越市で初めてチタンの屋根を葺いた 八坂神社と同色のチタン板を提供いただき、実技指導を実施いただいたうえで、学生自ら屋根を葺きました。実際に神社として奉納される社殿を学生が制作できる実習を通し、本物でしか学べない貴重な体験を授業で実施しています。
法人名:学校法人 国際総合学園 伝統文化と環境福祉の専門学校
所在地:〒952-1209 新潟県佐渡市千種丙202番地1
代表者名:学校長 渡辺秀則
URL:http://www/.sado-nsg.com/
<NSGカレッジリーグについて>
【NSGカレッジリーグ】 https://mydreams.jp/
文部科学省が分類する8つの分野【工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養】を運営する日本最大級の専門学校グループ。
新潟県内で29校を設置、学科数241、コース数478。全国47都道府県から入学実績があり、高校生はもちろん、大学・短大の卒業生や社会人も多く入学し、1979年の開校以来102,100人の卒業生を輩出。
<NSGグループについて>
NSGグループは、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、健康・スポーツや建設・不動産、食・農、商社、広告代理店、ICT、ホテル、アパレル、美容、人材サービス、エンタテイメント等の幅広い事業を展開する110法人で構成された企業グループです。それぞれの地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域を活性化する事業の創造に民間の立場から取り組んでいます。
<NSGグループホームページ>
https://www.nsg.gr.jp/
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