山口県内2棟目のマルチテナント型物流施設「DPL岩国B」着工

大和ハウス工業株式会社

 大和ハウス工業株式会社は、10月15日、山口県岩国市でマルチテナント型物流施設「DPL岩国B」を着工しました。
 当社は、2016年9月、山口県岩国市において山口県で初となる、複数のテナント企業様が入居可能なマルチテナント型物流施設「DPL岩国」を開発。沿岸部に立地しており、トラックによる陸運と船による海運に対応できることが好評をいただき、満床で稼働しています。
 そしてこのたび、さらなる物流ニーズに対応するために「DPL岩国」の隣地において物流施設「DPL岩国B」を開発することとしました。
 今回開発する「DPL岩国B」は、周辺の工場を中心に県内に拠点を設ける企業に対して陸海路による最適輸送を提供できる、山口県で2棟目のマルチテナント型物流施設です。
 今後も当社は山口県での物流施設展開を加速するため、お客さまに対してBTS型(※1)・マルチ テナント型の物流施設を積極的に提案します。
※1.BTS型(Build to Suit)型の物流施設とは、特定のお客さま専用の物流施設のこと


1.交通アクセスについて
 立地面では、瀬戸内海に面していることから船が停泊できるプライベートバースを設置。周辺には化学・素材メーカーの生産工場が立地しているため、海上輸送で大型の資材や原料の運搬も可能です。
 また、山陽自動車道「玖珂インターチェンジ」から直線距離 約12kmで、中国・九州エリアへのアクセスも可能です。物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業様のニーズに応えることができます。


2.山口県で2棟目のマルチテナント型物流施設
 「DPL岩国B」は、平屋建て、延床面積約8,000㎡、最大5社のテナント企業様が入居できるマルチテナント型物流施設です。
 マルチテナント型物流施設とは、複数の企業さまの入居を想定した汎用倉庫で、テナント企業様は建設費や維持管理費を抑えて物流事業を展開することができるのが特徴です。自社専用に建設するBTS型物流施設と比べ、事業開始までの期間を短くすることができ、物流ニーズの多様化により、急速に変化する事業環境の中でスピーディーに事業を展開することができます。
 当施設は、倉庫用の広い敷地を確保しづらい瀬戸内海沿岸地域の化学・素材メーカーなどのニーズに応えられます。


■建物概要
名   称   :「DPL岩国B」
所 在 地   :山口県岩国市長野1528-2、1815-3、1816-3
敷地面積  :32,976.22㎡
延床面積    :7,870㎡
賃貸面積  :6,709.5㎡(1区画の面積約1,200㎡)
構造・規模 :鉄骨造、平屋建て
建物用途  :マルチテナント型物流センター
設計施工  :大和ハウス工業株式会社
着 工 日   :2019年10月15日
竣工予定日 :2020年3月29日
お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 広島支社建築事業部
TEL:082-501-3454


●当社の物流施設事業
 当社の建築事業は、1955年の創業以来、工業化建築のパイオニアとして製造施設、医療・介護施設、オフィスなどさまざまな事業用建築を手がけるとともに、物流施設約3,000棟以上を開発してきました。
 2002年以降は、物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、お客さまの事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする当社独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」を開始。不動産や金融など各分野のパートナーを組み合わせ、自社保有・ノンアセット・不動産流動化など物流不動産ソリューションを展開しています。
 これまで「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で231ヶ所・総敷地面積約700万㎡の物流施設の開発を手がけてきました。(※2)
※2.2019年8月31日現在。施工中含む。

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会社概要

大和ハウス工業株式会社

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URL
https://www.daiwahouse.co.jp
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111
代表者名
芳井 敬一
上場
東証プライム
資本金
1619億5715万円
設立
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