飲むスーパーフード、「スーパードリンク」を毎日の食習慣に！

『スーパードリンク・レシピ』　2020年5月29日（金）発売

株式会社主婦の友社

2020年6月8日 15時20分

栄養価が高く、美容・健康に役立つことで日本でも人気の食材であるスーパーフード。本書はスーパーフードと新鮮な野菜や果物に含まれる“酵素”を取り入れたスーパードリンクのレシピ集です。おうちで手軽に作れるスーパードリンクは吸収しやすい栄養素が豊富に含み、消化がらくに行われ消化器官に負担を与えず、レシピが簡単だから続けられる、と良いことずくめ！　

新鮮な野菜や果物に、栄養の宝庫ともいえるスーパーフードを加えれば、私たちの美や健康をサポートする最強の“スーパードリンク”が完成します。

加熱しない生の野菜や果物を使用する調理法は、酵素栄養学をベースとしたローフードの考えにもとづきます。現代食の多くは加熱・加工品に占められ、消化を補うとされる酵素を含む生の野菜や発酵食品が不足しがちで、消化器官が疲労しているともいわれています。消化がうまくいけば、便秘や膨満感などの症状も改善されます。現代人のちょっとした体の疲れや不調は、スーパードリンクが改善してくれる可能性があるのです。

野菜や果物は、ドリンクにすると多くの量を摂取でき、1杯でも満腹感が得られます。目的に応じたスーパーフードを選んで加えるだけで、自分仕様にカスタマイズできる点も魅力。

あなたもスーパードリンク生活、始めましょう！

この本では、スーパードリンクをタイプ別に分けて、計76レシピ紹介しています。

スムージータイプ

主にミキサーを使用して、食材をまるごと粉砕・かくはんしたとろりとしたスムージー風のジュース。ミキサーに食材をほうり込んで回すだけで作れる一番簡単なスーパードリンクです。濃厚で、腹もちがよいため、すぐおなかがすいてしまう人のおやつがわりにもおすすめ。

生しぼりタイプ

ジューサーやスクイーザーなどで野菜や果物をしぼって作るさらりとした生ジュース。難消化性の食物繊維がとり除かれているので消化・吸収が早く、胃腸に与える負担が最も少ないタイプ。

スープタイプ

スープというと煮込んだもの、温かいものを連想しがちですが、ローフードのテクニックで作るスープは、火をまったく使わずに生の食材で作るスープ。甘みは入れず、塩やスパイスなどで調味します。甘いジュースが苦手な人にはおすすめのタイプです。

飽食の時代といわれている現代では、「健康のためにたくさん食べる」という考え方から、「胃腸に負担をかけず効率的に栄養を摂る」という考え方への転換が必要です。手早く作れて老若男女が楽しめるスーパードリンクを食習慣に取り入れ、うれしい体の変化を実感してください。

著者（いとうゆき）プロフィール

日本リビングフード協会代表。YUKI ITOH LLC 代表。一般社団法人国際食学協会理事。東京家政大学大学院健康栄養科修了・修士（家政学）。米国Natural Gourmet Institute 卒業・シェフ。Maryland University of Integrative Health臨床栄養科博士課程在籍。自身の闘病をきっかけに食に対する関心を高め、国内外の専門学校でマクロビオティックやリビングフード、スーパーフード、グルテンフリーダイエットなど健康食を幅広く学ぶ。日本リビングフード協会および日本スーパーフード協会を創設。現在はニューヨークに在住し、日本と米国を往来しながら健康的な食事とライフスタイルの普及に努める。雑誌やWEBで健康食に関する情報を積極的に発信するほか、イベントやセミナー、料理教室を手がけ、実例豊富なわかりやすい講義に定評あり。