【京都国立近代美術館】MoMAK Films 2026「装身具(アクセサリー)で始まる物語」を開催(2026年11月21日、22日)
国立映画アーカイブ所蔵作品選集 MoMAK Films 2026
装身具(アクセサリー)で始まる物語

アクセサリーは人々の生活にどのような変化を生むのでしょうか。ありふれた小さなアクセサリーが人生を変えるような出来事を引き起こす、そんな可能性を秘めていることを映画は教えてくれます。そこで、簪とイヤリングをきっかけに物語が動き出す名作 2本を選びました。
ファッションデザイナーの森英恵が衣装を担当した短篇とあわせてご鑑賞ください。公開当時と同じフィルム本来の表現をお楽しみいただけるよう、国立映画アーカイブ所蔵の35mmフィルムで上映いたします。
簪 1941年 (松竹大船) (70分・35mm・白黒)

東京で男性に囲われた生活を送る惠美(田中)は、訪れた温泉宿で露天風呂に簪を落としてしまう。これをきっかけに、傷病帰還兵の納村(笠)や個性的な宿泊客たちと出会い、温かな交流のなかで、惠美は自らの人生を見つめなおす。温泉地ののんびりとした空気を見事に表現しつつ、日中戦争や、女性の置かれた立場など厳しい現実も描きこみ、情緒と現実、親密さと孤独といった正反対の情感が共存する清水宏の代表作の一本。
恋の羊が海いっぱい 1961年(岩波映画製作所) (20分・35mm・カラー)

羊毛の宣伝用に書かれた羽田澄子の脚本を黒木和雄がミュージカル風に改変した、日本のPR映画史の中でも特筆すべき異色作で、衣装は映画衣装の分野でも著名な森英恵が担当している。市川崑の映画を参考にした早口のお針子たちが登場するなど、コミカルな短篇になっているが、山本直純作曲・寺山修司作詞によるラストシーンの歌では、PR映画という制度自体も挑発的に問うている。
たそがれの女心 1953年(フランス / イタリア: フランコ・ロンドン / アンデュスフィルム / リッツォーリ) (99分・35mm・白黒)

夫(ボワイエ)からもらったイヤリングを内緒で売り払った貴婦人(ダリュー)。それはやがて夫の愛人を経て、貴婦人を想う男爵(デ・シーカ)へと持ち主が変わってゆく。女性の心理描写に卓越した監督のオフュルスは、本作でも得意とする移動撮影によって、運命的な恋の物語を流麗に描いている。特に貴婦人と男爵のダンスは、映画史上に屹立する名シーン。
詳細は以下よりご覧いただけます。
https://www.momak.go.jp/Japanese/films/mf_2026
•MoMAK Films
国立映画アーカイブ(NFAJ)と協力し、NFAJ所蔵の映画コレクションの京都での継続的上映を目指したフィルム・プロジェクトを2007年度から開催しています。2009年度から、定期上映会「MoMAK Films」を開始し、NFAJが所蔵する約9万本におよぶ内外の名作映画の貴重なコレクションが京都でも鑑賞できるようになりました。本年もNFAJが所蔵する膨大なコレクションを中心に、美術館と映画という視点で展覧会活動とも関連した様々なプログラムを予定しています。
上映会概要
国立映画アーカイブ所蔵作品選集 MoMAK Films 2026
「装身具(アクセサリー)で始まる物語」
日 程|2026年11月21日(土)、22日(日)
時 間|各日ともに11時、14時の2回上映
※受付・開場は上映30分前に1階インフォメーションにて行います
料 金|1プログラム 520円(オンラインチケット)
※中学生以下無料
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料(要証明)。
※オンラインチケットはe-tixにてお買い求めいただけます。
https://www.e-tix.jp/momak_films/
定 員|50席
開 場|上映30分前
会 場|京都国立近代美術館
主 催|京都国立近代美術館、国立映画アーカイブ
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
