【日本橋高島屋】千總創業470周年記念展「千總創業470年 1555から2025、そして未来へ」〜友禅がつなぐ『千總の美』のかたち〜（展示・販売）
2025年11月12日（水）～17日（月）高島屋日本橋店 8階催会場 ※最終日は午後6時閉場 ※入場無料展示・販売： 振袖、付下、染なごや帯、スカーフ、ハンカチなど約300点
京友禅の老舗「千總」が創業470年を迎える本年、日本橋高島屋にて特別展を開催します。伝統を守りながら、常に革新を続けてきた千總の“今”と“未来”を体感いただける、特別な６日間です。本展では「普遍」「継承」「探求」をテーマに、1555 年の創業以来470年の歴史の中で受け継がれて、時代ごとの感性や美意識と真摯に向き合いながら、きもの文化の担い手として歩みを重ねてきた京友禅の老舗・千總の高い意匠力と、美意識の結集であるきものをご紹介いたします。
また、今回の新しい取組みとして、新進気鋭の日本画家・岩田壮平氏とのコラボレーションによる、感度の高い新たな友禅美の作品を19種類発表いたします。本展のために岩田壮平氏が描き下ろした原画をもとに、日本画の技法「たらしこみ」を千總が友禅染で再現しました。圧倒的な花の存在感と生命力が宿るきものは、まさに“着るアート”。伝統と革新が響き合う、唯一無二の美の世界を体感いただけます。
さらに、今回は、千總と髙島屋の知られざる縁を紐解く展示紹介として、当時、千總13代当主 西村總左衛門と、高島屋創業家である、高島屋３代・飯田新七の次女、タカの婚礼の際に着用した打掛をパネルで紹介するとともに、14代・西村總左衛門夫人が婚礼の際に着用した振袖を特別展示いたします。時代を反映するデザイン、友禅や刺繍など、当時の技術の粋を結集した作品をご覧いただけます。
※価格は全て、税込み表示 ※コラボ作品はともに、現品限り
まるで、着るアート！千總×岩田壮平 特別コラボレーション作品
470年の歴史を誇る京友禅の老舗「千總」が、日本画家・岩田壮平氏とコラボレーションした特別企画。振袖、付下、染め帯、額裏、手描き友禅スカーフ、スカーフ、ハンカチなど、19種類の作品をラインアップ。“たらしこみ”技法を友禅染で再現した、圧倒的な花の生命力が宿るきものや帯は、まさに、伝統と革新が織りなす、“着るアート”の世界としてお楽しみいただけます。
【トークイベント】日本画家・岩田壮平氏と千總代表取締役社長・礒本延氏
「普遍」「継承」「探求」という、3つの視点から千總の美意識を体感していただく本展。 古典や伝統の継承にとどまることなく、常に新たな挑戦に取り組む礒本社長と、伝統的な画法を駆使しながら斬新で華やかな日本画を生み出す岩田壮平氏が、きものとアートのコラボレーションを語ります。
■日時：11月15日（土）午後2時（入場無料） ※約40分・入場無料
■会場：日本橋高島屋8階催会場
千總と高島屋との知られざる縁と、当時の貴重な婚礼衣裳の特別展示も！
【特別衣裳展示】 14代西村總左衛門夫人婚礼衣裳 「黒縮緬地 大鶴模様振袖」
千總と高島屋を結ぶ、知られざるご縁をひもとく特別展示です。
昭和初期、高島屋創業家・飯田家から千總十三代 西村總左衛門へ嫁がれた夫人を通じて、両家は深い親交を重ねてきました。本展では、そのご縁を象徴する資料として、十四代 西村總左衛門夫人の婚礼衣裳「黒縮緬地 大鶴模様振袖」 を特別に公開しています。鶴が大らかに舞う意匠は、当時の吉祥文様の美を伝えるとともに、千總が受け継ぐ染繍の精神と、高島屋との長きにわたる美の結びつきを今に伝えます。
千總文化研究所 ― 「きものの記憶」を未来へ
会場内では、千總の文化的取組みとして「千總文化研究所」の活動をご紹介しています。同研究所は、株式会社千總ホールディングスを母体に2016年に設立。千總に関わる有形・無形の文化資産を基礎に、「京都」「技術」「美」の三つを研究の柱として、学際的な調査研究や教育普及活動を行っています。また、きものを通して人の記憶や想いを受け継ぐ「きものの記憶」プロジェクトにも取り組み、きもの文化の継承と発信を進めています。
【お問い合わせ】日本橋高島屋 03‐3211-4111（代表）
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