マンション管理費等のクレジットカード決済サービス開始(ニュースレター）

～6大国際ブランドカードで支払い可能～

大和ハウス工業株式会社

2019年11月29日 14時00分

　大和ハウス工業株式会社（本社：大阪市、社長：芳井敬一、以下「大和ハウス工業」）と大和ライフネクスト株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：石﨑順子、以下「大和ライフネクスト」）、大和ハウスフィナンシャル株式会社（本社：大阪市、代表取締役社長：長田裕、以下「大和ハウスフィナンシャル」）の3社は、6大国際ブランド（VISA／Mastercard／JCB／AMEX／Diners／DISCOVER）のクレジットカードで分譲マンションの管理費等を決済できるサービスを2020年6月より開始します。

　本サービスは、大和ライフネクストが[南場　崇1] 管理する分譲マンションで、マンション区分所有者等（以下、お客さま）が管理組合へ管理費等を支払いする際に、銀行口座振替や専用クレジットカードでの決済という制約は設けず、主要クレジットカードでの決済を可能としたものです。
　このたび、大和ハウス工業が販売する分譲マンション「プレミスト東銀座築地 Arc Court （アークコート）/Edge Court（エッジコート）」（2020年1月下旬販売開始予定）において、本サービスを開始します。
　大和ハウスフィナンシャルは、大和ハウスグループが運営する商業施設等でのキャッシュレス決済の精算集約ノウハウを活かし、本サービスにおけるクレジットカード決済から精算までの取りまとめを行います。
　今後、大和ライフネクストが管理する都心の分譲マンションを中心に、本サービスを順次導入していきます。

■サービス開発の背景
　「日本再興戦略2016」では、2020 年までにインバウンドが訪れる主要な商業施設や宿泊施設、観
光スポットにおいて「100％のクレジットカード決済対応」および「100％の決済端末の IC 対応」を実現するため、クレジットカード決済やIC 対応端末の普及を促進するなど、日本国内のあらゆるシーンにおいて、キャッシュレス化の動きが加速しています。
　分譲マンション業界においても、これまでお客さまから管理組合への月々の管理費等の支払いは、通常お客さまの銀行口座から口座振替にて行われてきましたが、クレジットカードの発行枚数や1人あたりの保有枚数の増加に伴い、「管理費等をクレジットカードで支払いしたい」との要望が多く聞かれるようになりました。専用クレジットカード限定で管理費等の支払いを可能にするサービスを導入している分譲マンションもありますが、当該カードを新規で発行するため、お客さまがすでにお持ちのクレジットカードでは、支払えない状況でした。
　そのような中、大和ライフネクストと大和ハウスフィナンシャルは、お客さまが日常使用しているクレジットカードで支払いができるとともに、管理組合は管理費等の未回収リスクを回避できる本サービスを開発しました。

■サービス特長
・毎月安定してカード利用があるため、クレジットカードのポイントが貯まります。
・海外居住で日本国内に口座がないお客さまの場合でも、すでにご利用のクレジットカードを登録できるため国内口座を開設せずに支払いができます。
・WEB画面上でのカード番号登録のみで手続きが完結するためスムーズに利用できます。
・毎月の支出をクレジットカードにまとめることができるため、支出管理がしやすくなります。

■サービスの流れ

■大和ハウスグループのPSP（ペイメントサービスプロバイダー）事業について
　本サービス導入に際しての決済システムは、大和ライフネクストと大和ハウスフィナンシャルが共同で提供します。大和ハウスフィナンシャルが2017年12月に発売した非対面決済システム「HeartOne（ハートワン）決済システムけっさいくん」を利用することで、カード取扱加盟店にとって課題であった、クレジットカード番号の適正な管理の問題が解消され、PCI DSS（※）に準拠した安全な環境下でサービスをお客さまに[南場　崇1] 提供することができます。
※．クレジットカード情報を保護するためのグローバルスタンダードのセキュリティ基準。クレジットカード加盟店などのカード情報を保管、処理、伝送するすべての組織が対象。

■物件概要