東急アライアンスプラットフォーム2025Demo Dayを開催
~最優秀賞は日本特殊陶業株式会社が受賞~
当社は、3月18日にShibuya QWS(渋谷キューズ)において、スタートアップを中心とした企業との事業共創を推進する「東急アライアンスプラットフォーム」(以下、TAP)の2025年度Demo Day(以下、デモデー)を開催しました。今年度のデモデーでは、「東急賞」「渋谷賞」「二子玉川賞」「SOIL賞」「オーディエンス賞」を決定し、最優秀賞にあたる「東急賞」には、日本特殊陶業株式会社を選定しましたので、お知らせします。
日本特殊陶業株式会社は自動車用部品などで培った材料・製造技術を強みとし、その技術を応用して、空調領域で「デシカント空調機」を開発しています。事業共創を行う株式会社東急ストアとは、
2024年にカビ再発に悩む店舗で「デシカント空調機」の試験利用を開始し、2025年夏に、「カビ再発なし」という実証成功を収めました。2026年には東急電鉄の駅係員が利用する休憩室などへ展開予定です。
デモデーでは、審査員による協議の結果、地球温暖化に伴う湿度の上昇によって東急グループのさまざまな施設で発生しうる結露に対し、「デシカント空調機」の技術が有用であると期待するとともに、店舗にカビを発生させず清潔な環境を実現する本技術が、東急グループが目指す「美しい生活環境の創造」につながり、さらには共同での事業展開も視野に入れている点を評価し、東急賞に選定しました。そのほかの3社とも、東急グループの事業資産を活用したテストマーケティングなどの結果を踏まえ、業務提携などを検討します。
また、今回東急グループの参画事業者22社のうち、最も積極的に応募企業との事業共創に取り組んだ事業者を表彰する「ベストアライアンス賞」では、東急ストアを選定しました。
当社は、2015年度からスタートアップ企業などとの事業共創を図る「東急アクセラレートプログラム」を実施しており、2021年度には「東急アライアンスプラットフォーム」に名称変更およびリブランディングを行うなど、スタートアップ企業などから選ばれ続けるオープンイノベーションプラットフォームを目指して進化を続けてきました。これまで、累計1,278件の応募があり、協業総数
184件、うち115件のテストマーケティングやPoC、うち59件の事業化や本格導入、10件の業務・資本提携が実現しています(2026年3月19日時点)。
TAPの開始から11年目を迎える2025年度は、オウンドメディア「TAP Library」を通じて、2022年度デモデーでSOIL賞を受賞したSUSHI TOP MARKETING株式会社と東急電鉄株式会社との連携など、テストマーケティング後も継続して取り組んでいる事業共創内容について取り上げ、発信力の強化と東急グループのオープンイノベーションマインド醸成に注力してきました。また、2019年度デモデーで二子玉川賞を受賞した株式会社Luupと2024年6月に資本業務提携を締結するなど、過去の応募企業との関係性の構築にも注力しています。
2025年度には23件の協業が実現し、そのうち、今後事業共創の発展が特に見込める4社をデモデー登壇企業として選定しました。
オープンイノベーションによる東急グループの既存事業の課題解決に留まらず、新たな事業創出に向け、社内外と連携した社会実装を推進することで、世の中の多様化するニーズに迅速に対応し、当社ならではの社会価値を提供することで、サステナブルな街づくりを推進していきます。
詳細は別紙のとおりです。


【別紙】
「東急アライアンスプラットフォーム2025Demo Day」開催概要および受賞企業
■開催概要
・日程:2026年3月18日(水)14時30分~17時30分
・場所:Shibuya QWS SCRAMBLE HALL(スクランブルホール)
住所:東京都渋谷区渋谷渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア(東棟)15階

■審査員
(外部審査員)
・シブヤスタートアップス株式会社 会長 渡部 志保 氏
・株式会社Luup 代表取締役CEO 岡井 大輝 氏
(当社審査員)
・東急株式会社 取締役社長 社長執行役員 堀江 正博 (審査員長)
・東急株式会社 常務執行役員 フューチャー・デザイン・ラボ管掌 柏﨑 和義
■東急グループ内表彰
・ベストアライアンス賞:東急ストア
■デモデー登壇企業との事業共創内容(五十音順)
1.株式会社Kiviaq
【共創企業:東急株式会社 生活サービス事業部】
・所在地: 東京都港区芝大門1丁目4番4号 ノア芝大門101
・代表者名: 岡田 俊
・設立年月: 2025年5月
・サービス名: Kiviaq Pharmacy(キビヤックファーマシー)
・会社URL: https://www.kiviaq.com/
【事業共創内容】
「必要な薬が、必要な時に、手軽に届く」未来の実現を掲げる株式会社Kiviaqは、薬局での長い待ち時間や移動の負担、二次感染リスクといったハードルを下げ、シームレスで負担の少ない医療アクセスの提供を目指しています。LINEを活用し、医療機関からの処方箋連携からオンライン服薬指導までを完結させるオンライン調剤サービス「キビヤックファーマシー」を提供しています。2026年1月から東急のホーム・コンビニエンスサービス「東急ベル」と連携し、同サービスが有する沿線のラストワンマイル配送ネットワークを通じて、服薬指導後の処方薬をご自宅へ無料で最短当日配送する実証実験を実施しています。
「テック×配送」による新たな取り組みを東急グループ各社やサービスに波及させ、生活者へ利便性の高い医療体験を提供し、世代を超えて住み続けたくなるまちづくりに寄与します。
2.株式会社Sally
【共創企業:東急株式会社 フューチャー・デザイン・ラボ】
・所在地: 東京都渋谷区渋谷2丁目3−8 倉島渋谷ビル6F
・代表者名: 平石 英太郎
・設立年月: 2018年8月
・サービス名: ウズプロダクション
・会社URL: https://sally-inc.jp/
【事業共創内容】
「世界中を体験型エンタメ『マーダーミステリー※』の渦に巻き込む」をビジョンに掲げる株式会社Sallyは、マダミスユーザーとクリエイターをつなぐプラットフォーム「UZU(ウズ)」を中心に、マダミスに関連するさまざまな事業を展開しています。「ウズプロダクション」は、法人や自治体向けにイベントの企画や制作を行う事業であり、商業施設や宿泊施設を活用した没入型(イマーシブ)体験イベントを全国各地で開催しています。
2025年1月および6月には、人気声優が熱演するマーダーミステリーイベント「シネマダミス」(主催:株式会社イマジカインフォス)を109シネマズ木場にて開催し、2025年10月には、周遊型イマーシブサスペンス「落掌(らくしょう)」を東急プラザ渋谷にて開催するなど、東急グループの施設を活用した体験型イベントを展開しています。
今後も東急グループ各社との連携を通じ、まちのあらゆる場所でイマーシブな体験を提供するとともに、新たな移動の目的地の創出を目指していきます。
※マーダーミステリー(マダミス)は、物語を観客として「観る」のではなく、登場人物として「参加」する体験型エンターテインメントです。人狼ゲームとも似た要素を持ち、「物語のある人狼ゲーム」とも表現されます。
3.StoryHub株式会社
【共創企業:東急株式会社 デジタルプラットフォーム】
・所在地: 東京都千代田区有楽町1丁目2-2 東宝日比谷ビル 9F
・代表者名: 田島 将太
・設立年月: 2022年4月
・サービス名: StoryHub
・会社URL: https://corp.storyhub.jp/
【事業共創内容】
「価値あるストーリーを共創するハブになる」をミッションとするStoryHub株式会社は、企業が発信するコンテンツの企画・編集・流通・学習を一気通貫で支援するマルチプロダクトの提供を通じて、「知ってよかった」と思える瞬間を世界中に創り出すことを目指しています。
東急が提供する地域コミュニティアプリ「common」に蓄積される地域の情報と、
StoryHub株式会社が持つAI×プロ編集によるコンテンツ生産機能と配信システム、150社超の導入実績により磨いた運営ノウハウ、メディアネットワークを組み合わせることで、これまで誰も実現できなかった「高品質なローカルコンテンツを、プロ編集+AIの力で低コストで持続的に届け、より地域に密接した情報が知るべき人に届く仕組み」を構築することを目指しています。
沿線のまちを「語りたいまち、語られるまち」に変え、住民の帰属意識を高めることで回遊や購買といった経済活動へと繋ぎ、東急線沿線のブランド価値を持続的な向上に寄与します。
4.日本特殊陶業株式会社
【共創企業:株式会社東急ストア】
・所在地: 名古屋市東区東桜1丁目1番1号
アーバンネット名古屋ネクスタビル
・代表者名: 川合 尊
・設立年月: 1936年10月
・サービス名: デシカント空調機
・会社URL: https://www.niterragroup.com/
【事業共創内容】
自動車用部品などで培った材料・製造技術を強みとする日本特殊陶業株式会社は、その技術を応用し、空調領域で「デシカント空調機」を開発しています。「デシカント空調機」は、既存空調では制御が難しい天井面などの“結露が起きやすい難所”を局所除湿し、露点温度を直接コントロールすることで結露そのものを発生させない「空気の質を変える根本解決」を提供します。閉店後の夜間のみで設置可能な設計のため、営業を止めずに既存店舗の湿度環境を更新でき、従来のカビ防止塗装やファンでは結露を止めきれずに繰り返していた発生課題に対応します。
東急ストアでは、2024年にカビ再発に悩む店舗で試験利用を開始し、2025年夏に、「カビ再発なし」という実証成功を収めました。現在は5店舗に加え、プロセスセンターの休憩室などへも導入を拡大しています。さらに温湿度・稼働データのリアルタイムモニタリングにより、施設営繕管理DX/予防保全の確立を推進しています。2026年には東急電鉄の駅係員が利用する休憩室などへ展開予定で、日本特殊陶業の「ものづくり」と東急グループの「施設運用知見」をパッケージ化し、日本のインフラを湿度の脅威から守る新たなビジネスモデルの創出を目指します。
【参考】
■「東急アライアンスプラットフォーム(TAP)」について
(1)概要
2015年度から、スタートアップ企業などとの事業共創を図る「東急アクセラレートプログラム」を実施し、2021年8月から「東急アライアンスプラットフォーム」に名称変更およびリブランディングを行いました。
「交通」「物流・倉庫」「不動産」「建設」「百貨店・スーパー・ショッピングセンター」「広告・プロモーション」「デジタルマーケティング」「カード・ポイント・ペイメント」「スマートホーム・スマートライフ」「ツーリズム」「ホテル・ホステル」「エンターテインメント・コンテンツ」「スポーツ」「ヘルスケア」「教育・カルチャー」「電気・ガス」「通信」「セキュリティ」「デジタルプラットフォーム」「脱炭素・サーキュラーエコノミー」「生成AI」の21の事業領域を中心に、東急線沿線の生活利便性を高めるBtoC、BtoBtoCのサービスやプロダクトを募集しています。21の事業領域で掲げられたニーズにマッチする企業と、東急グループの事業資産を活用したテストマーケティングなどを実施し、その結果により東急グループ各社との業務提携なども検討します。
東急アライアンスプラットフォームは24時間365日応募を受け付けており、応募月の翌月中旬には検討結果を一次回答しています。
(2)累計協業数(2026年3月19日時点)

(3)オウンドメディア「TAP Library」(https://tokyu-ap.com/library/)
「TAP Library」では、TAPを通じて生まれた共創事例をより詳細に紹介しています。東急グループが抱える課題やニーズの背景、取り組み事例の裏側を伝える「Case」、TAP参画事業者について取材し、TAPやTAP参画事業者が目指している未来やその実現に向けたニーズを伝える「Interview」、デモデーやその他のイベント参加レポートを掲載する「Report」の3つで構成しています。
デモデーに登壇した企業のその後の取り組みについての取材記事は「Case」に掲載しています。
掲載記事例は以下になります。
・【弘栄ドリームワークス×東急電鉄】
東急電鉄から東急グループ、他社にまで普及を狙う。配管3Dマッピング「配管くん」のTAP活用術
URL:https://tokyu-ap.com/library/case/08.html
・【SUSHI TOP MARKETING×東急電鉄】
お客さまと簡単に繋がり、新しい移動需要を生み出す。
SUSHI TOP MARKETINGと東急電鉄のNFT×マーケティング施策
URL:https://tokyu-ap.com/library/case/09.html
(4)東急アライアンスプラットフォーム参画企業一覧(全22社※五十音順)
・ 伊豆急行株式会社
・ 伊豆急ホールディングス株式会社
・ 株式会社SHIBUYA109エンタテイメント
・ 東急株式会社
・ 株式会社東急エージェンシー
・ 東急カード株式会社
・ 株式会社東急キッズベースキャンプ
・ 東急建設株式会社
・ 株式会社東急コミュニティー
・ 東急ジオックス株式会社
・ 株式会社東急ストア
・ 東急スポーツシステム株式会社
・ 東急セキュリティ株式会社
・ 東急電鉄株式会社
・ 東急バス株式会社
・ 株式会社東急パワーサプライ
・ 株式会社東急百貨店
・ 東急不動産ホールディングス株式会社
・ 東急ホテルズ&リゾーツ株式会社
・ 株式会社東急モールズデベロップメント
・ 東急ラヴィエール株式会社
・ 株式会社東急レクリエーション
以 上
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