AERA9月7日発売号は野田聖子氏・辻元清美氏・志位和夫氏のインタビューなどを掲載/巻頭特集「政治を変えるのは誰だ」
月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」も掲載/表紙にはムロツヨシさんが初登場
オリンピック・パラリンピック開催期間限定の火曜日発売も、この号で最後。9月7日火曜日発売の9月13日号は巻頭で、「政治を変えるのは誰だ」を特集しています。菅義偉首相の自民党総裁選不出馬表明で、混沌とし始めた政治の世界。AERAはこの機を、コロナ失政や五輪の混乱をもたらした旧来型の政治を変えるチャンスと捉え、変化を起こそうとするキーパーソンに取材しました。自由民主党幹事長代行の野田聖子氏はAERAの取材で、「(総裁選への)立候補を目指すと決めました」と初めて明らかにしています。好評の月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、高砂淳二さんを先生に迎えての第2弾。日本庭園を舞台に、夏の風景を自分らしく写真に切り取っていきます。表紙には、俳優のムロツヨシさんが初登場。インタビューでは天敵と戦友と役者人生について語っています。
菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を表明したのは9月3日。政治の世界は混沌とし始めましたが、衆議院議員の任期満了が10月21日に迫るこの秋は、必ず総選挙があります。五輪やコロナ対策でも明らかになった旧来型の政治を変える最大のチャンスをきっちり生かすために、9月7日発売のAERA9月13日号は「政治を変えるのは誰だ」を大特集しました。
自由民主党幹事長代行の野田聖子氏はAERAの取材に、「総裁選、出るわよ」と立候補を目指すことを明言。背中を押した夫の言葉、多様性を求める人たちの「受け皿」として自分に寄せられている期待などについて話しています。自民党政治は、同質性が高く旧態依然とした「おじさん政治」ではないのかと水を向けると、「おじさんを仮想敵にするのは逃げ」ときっぱり否定。変化を起こすために闘うべきは、「おじさん」ではなく、明治維新以降の家父長制的な「歴史」や、「無関心」だと指摘し、幹事長代行として全体を俯瞰することで見えてきた「ここから変える」を具体的に示しました。インタビューの一部は現在、AERA dot.で公開中。全文はAERA本誌でのみ、読むことができます。
立憲民主党副代表の辻元清美氏は、世界各国のコロナ対策を見渡すと、マッチョなおじさんリーダーの国は苦心し、女性リーダーの国は国民との共感を重んじてうまくいっている、と指摘。「20世紀型のおじさん政治では、国家の舵取りはできない」と断言します。日本は国会にあまりにも女性が少なく、それは立憲民主党も同じだと自戒したうえで、「国会議員の3分の1は女性と決める」「政治には、ミッション(使命)、パッション(情熱)と同時にファッション(クールでかっこいい)が必要」と指摘。その意味で、後に続く女性のためにも、自らがリーダーを目指す、と話しました。
日本共産党委員長の志位和夫氏には、次期衆議院選挙をにらみ「野党共闘」について聞きました。「日米安保は外交の基本」「象徴天皇の維持」を掲げる野党第一党の立憲民主党と、「日米安保廃棄」「天皇制のない民主共和制」を訴える共産党。相容れない部分を抱えたままで、共闘は成り立つのか。志位氏はこれに、「不一致点は共闘には持ち込まない」「閣内協力になった場合も、政府の統一した立場に従う」と応じ、その理由を「独自の道をゆくやり方では、あまりにひどくなった政治に対応できない」と説明しています。
さらに、政治学者の中島岳志さんと東京都世田谷区長の保坂展人さんが緊急対談。自民党総裁選への出馬が取りざたされる人々の名前を挙げて、それぞれが総裁になった場合について分析しているほか、与党が支持を落とす中で立憲民主党の支持が上がらない理由や、次期衆議院選挙で有権者は何をどう選べばいいのか、といったことについて、議論しています。
月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、前回に続き高砂淳二さんを先生に、身近な風景を一緒に撮っていきます。緑の木々に映える朱塗りの橋、揺れる風鈴、飛び交うトンボ……庭を歩きながら、日本らしい夏の風物に出合うたびに足を止め、どう写真に切り取るかを考える向井さん。望遠レンズを使ったり、シャッタースピードを変えてみたり、連写で撮影してみたり、表現にも工夫をしていきます。
有形文化財の茶室での撮影では、「撮るとしたら、どうしたい?」と聞かれて窓の外へとレンズを向けた向井さんに、高砂さんがアドバイス。「いいことを知りました、今日!」と向井さんが喜んだ、その内容とは。そして、「楽しい! やっぱおれ」「好きやな!」と向井さんが言った写真とはーー。
今回は、被写体としても存分に魅せてくれました。浴衣を身に着け、下駄を履き、団扇を手にした向井さんの姿は見逃せません。さらに、「おれ、最近見つけてん」と教えてくれた「写真のポーズ」も、撮影させてもらいました。そのネーミングは本誌が初披露です、お楽しみに。
表紙には、俳優のムロツヨシさんが初登場。9月23日に公開を控えた映画「マイ・ダディ」で大切にした「日常のシーン」のこと、「娘」の撮影には自身が出演しなくても立ち会ったことなどについて語っているほか、11月3日公開の映画「川っぺりムコリッタ」の監督に「もう、ムロツヨシいらない」と言われたという強烈なエピソードを披露しています。ムロさんを支えてきた「天敵」と「戦友」の存在も明かされました。
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AERA(アエラ)2021年9月13日号
定価:440円(本体400円+税10%)
発売日:2021年9月7日(火曜日)
https://www.amazon.co.jp/dp/B09BGG6ZKM
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