ガスミュージアム企画展「豊かな暮らしをかなえたガス器具たち」 開催のお知らせ

2025年6月28日(土) ~9月15日(月・祝)

東京ガス株式会社

 ガスミュージアムは2025年6月28日(土)~9月15日(月・祝)まで、「豊かな暮らしをかなえたガス器具たち」を開催します。

 東京ガスが設立されてから140年を迎える今年は、昭和という時代が始まって100年、そして戦後80年という節目の年でもあります。今回の展示では、戦後の豊かな暮らしを支えた要素の一つでもあるガス器具を中心に、当時のポスターや広告資料とともに戦後の私たちの暮らしを振り返ります。

会 期:2025年6月28日(土) ~9月15日(月・祝)

休館日:月曜日(月曜日が祝日および振替休日の場合は翌日が休館)

開館時間:午前10時~午後5時

会 場:ガスミュージアム ガス灯館2階 ギャラリー

入 場:無 料

ホームページ:https://www.gasmuseum.jp/


【展示内容】

 東京ガスが設立されてから140年を迎える今年は昭和という時代が始まって100年、そして戦後80年を迎える年でもあります。戦後80年は社会や制度、政治体制の大きな変革を経た複雑な時代となっています。

 戦災復興から立ち上がった日本は、昭和30年代からの高度経済成長期を経て一時的な経済不況はあったものの、昭和60年代のバブル期まで安定した経済成長を維持し国民が豊かさを実感できた時代でした。

 戦後の豊かな暮らしを支えた要素の一つはガス器具の進化と普及です。コックをひねることで調理や暖房、温水が手軽に利用できるようになりました。特に昭和40年(1965)に登場した「バランス型ガス風呂釜」は、内風呂やシャワー利用の普及を後押しし、私たちに豊かで快適な暮らしをもたらしました。

 平成から令和の時代に入るとガス器具は安心・快適機能を備え、エネルギー効率や環境負荷に配慮した器具が登場し、現在の暮らしを支えています。

 本展示では戦後の高度経済成長期からバブル期にかけてのガス器具を中心に、当時のポスターや広告資料とともに紹介します。時代ごとの台所やお風呂場の風景写真、象徴的な品々を通して昭和を彩った暮らしの変化を振り返り、これからの都市ガスの取り組みについてもご紹介します。

 さらに、シチズン時計株式会社様にご協力いただき、各年代を象徴する時計を展示します。これにより各年代の雰囲気を体感いただくとともに、昭和100年、戦後80年を超えて紡がれるガス器具の進化の歴史と未来へのまなざしをお楽しみください。

【主な展示作品】

昭和20年代のガス器具

「ガスパーコレーター」昭和25年(1950)
パーコレーター構造図「都市ガス工業」器具編より 昭和36年(1961)

昭和30年代のガス器具

「ガス自動点火七輪」昭和31年(1956)
ポスター「ガス自動点火七輪」昭和31年(1956)

昭和40年代のガス器具

「バランス型風呂釜S」昭和44年(1969)
「浴室風景」昭和45年(1970)頃

昭和50年代・60年代のガス器具

「ガス最高速レンジ『コンベック』」昭和49年(1974)
「ガス衣類乾燥機『乾太くん』」昭和60年(1985)

販促・記念品

マッチラベル「Tokyo gas」昭和30年代
マッチラベル「ガス炊飯器」昭和40年代
「マッチデザイン鉛筆」昭和59年(1984)頃
ミニカー「日産グロリアバン社用車」昭和50年(1975)頃

「ガスミュージアム」について

 「ガスミュージアム」は、日本の都市ガス事業に関する貴重な資料を展示・収蔵するために昭和42年(1967)に東京・小平市に開設され、50年以上に渡りこの地で展示活動をおこなっています。

 二棟の赤レンガの展示棟は、明治42年(1909)に建てられた東京ガス本郷出張所を移設復元した「ガス灯館」と、明治45年(1912)に建てられた東京ガス千住工場計量器室を移設復元した「くらし館」から構成されております。

 日本のガス事業の起源を展示・紹介する「ガス灯館」1階展示では、鹿鳴館で使用されたガス灯をはじめ、さまざまなデザインのガス灯がご覧頂けます。2階にはテーマに沿って定期的に企画展を開催する「ギャラリー」があります。

 「くらし館」1階には、明治37年(1904)に発行されたガス器具カタログに掲載されている器具を展示した「瓦斯(がす)器具(きぐ)立体(りったい)型録(かたろく)」、150年にわたるガス事業の歩みを紹介した「ガスとくらしのヒストリー」、日本の都市ガス事業を育てた渋沢栄一の足跡を紹介する「渋沢栄一ギャラリー」などのコーナーがあります。また2階では石炭からはじまったガス製造の歩みを、工場の模型や映像、パネルで紹介しています。このほか明治時代に実際に使われていたガス管をはじめ、ガスメーターやガス栓など、都市ガスの供給防災の変遷についても紹介しています。

 二棟のレンガ造りの展示棟に囲まれた中庭には、東京を中心に国内外で当時使われた灯柱を使用し、再現したガス灯が灯る様子をご覧頂くこともできます。

あかりから熱源へと150年に渡り、くらしとともに歩んできた都市ガスの歴史をご覧下さい。


アクセス

西武バス

・西武新宿線 花小金井駅北口「花小金井駅入口」バス停より

[武21]錦城高校前経由…東久留米駅西口行き

・JR中央線 武蔵小金井駅北口より

[武21]錦城高校前経由…東久留米駅西口行き

・西武池袋線 東久留米駅西口より

[武21]錦城高校前経由…武蔵小金井駅行き      

「ガスミュージアム入口」バス停下車徒歩約3分

西武新宿線 小平駅より徒歩約20分(2km)

新青梅街道 滝山南交差点角

※駐車場無料

〒187-0001 東京都小平市大沼町4-31-25

文化庁「食文化ミュージアム」に認定されています

 ガスミュージアムは、文化庁による日本の多様な食文化の継承・振興のための取り組み「食文化ミュージアム」『食の体験・情報発信施設』として認定されています。

 食文ミュージアムのホームページでは、『ガスかまどからダイニングキッチンへ日本人の食と調理の変遷、進化がわかる日本人の食生活と炎のエネルギー』というキャッチコピーで紹介されています。

 日本人の食生活に不可欠な炊飯を進化させた、国産ガス機器の先駈けである『ガスかまど』が目印となっています。

4升炊きガスかまど

■日本人の食生活と炎のエネルギー

 明治時代、新しい調理の熱源として利用が始まったガスの炎。
ガスミュージアムには、現在に至るまで私たちの食生活と共にどのように進化してきたのかを示す、様々な時代のガス器具の実物や写真、版画などの印刷物史料を展示しています。
 日本人の食生活に不可欠な炊飯を進化させた国産ガス機器の先駈けである「ガスかまど」をはじめ、昭和モダンを醸し出す昭和初期の逸品「四面式ガストースター」や「ガスコーヒーメーカー」、「ガス卵ゆで器」などの調理器具の実物を展示しています。

 また、戦前からのガス調理レシピを収蔵するなど、日本の食と調理の文化とガスエネルギーの歩みがわかる施設であることが、今回の認定で改めて注目されています。

◇食文化ミュージアム
https://foodculture2021.go.jp/foodculturemuseum/

◇食文化ミュージアム 食の体験・情報発信施設
https://www.foodculture2021.go.jp/foodculturemuseum/hasshin_shisetsu/

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会社概要

東京ガス株式会社

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URL
http://www.tokyo-gas.co.jp/
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都港区海岸1-5-20
電話番号
-
代表者名
笹山晋一
上場
東証1部
資本金
-
設立
1885年10月