TIS、自律型人材育成に向けチームで相互学習ができるアプリケーション「Practice」の無償トライアルを実施し、参画企業を募集

お互いを高めあうチームマネジメントと、一人ひとりが組織目標に当事者意識を持った人材の育成を支援

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、チームで相互学習するためのアプリケーション「Practice」の無償トライアルを実施し、参加企業を募集することを発表します。
トライアルでは、「Practice」の機能限定版のアプリケーション(以下アプリ)を無償で提供し、利用したチームや社員にどのような変化が現れるか、このアプリでチームが「学習する組織」としてどのように変化するかを検証します。また、「Practice」の企画・開発にあたり、TISは2022年9月1日に一般社団法人21世紀学び研究所(以下、21世紀学び研究所)と事業化に向けて共同で検討を行う覚書を締結しました。21世紀学び研究所が持つ人材育成と組織開発の知見と、当社のITサービス構築のノウハウを統合し、お客様の課題を解決可能なサービスとするべく共同検討を進めています。

「Practice」は、アプリが「問い」を投げかけ、ユーザーのリフレクション(振り返り)※1を導き、入力をきっかけに組織内の対話や組織学習につなげ、チームで相互学習ができるアプリです。利用の状況に合わせて最適な問いかけや画面が用意されているため、自律型人材※2を育てるという難しい課題に対して、気軽に取り組みをはじめることができます。また、リフレクションにより人柄に触れることで相互理解をはかり、互いを高めあうチームマネジメントや、一人ひとりが組織目標に当事者意識を持って自律的に行動するなど成長を実感できるようになります。

このアプリは相互学習をチームの仕組みとするために、「リフレクション」「対話」「フィードバック」「経験学習」を日々の業務に実装します。「Practice」がチームメンバーの人柄や気持ちを感じあえる場となり、お互いに高めあい、課題解決を支援しあう安心安全なコラボレーションプラットフォームとなります。

「Practice」をチームで利用することで社員は、自身の才能と課題を把握し、自律的に行動できるようになり、チームは社員個々の才能を伸ばして目標達成に向けたコラボレーションができるようになります。また社員とチームの変容を通じて、企業は社員エンゲージメントの向上と企業価値の向上を連動させることが可能です。

※1 リフレクション:自己を客観的かつ批判的に振り返る行為。物事に対してこれまでのやり方やモノの見方をそのまま適応するのではなく、批判的スタンスで、経験から学び、考え、行動することが可能になる。
※2 自律型人材:指示を待つのではなく、自ら考え行動や学習ができる人材のこと。


<「Practice」アプリ利用イメージ>

■背景
多くの企業では労働人口の減少や不確実な時代への対応、グローバルでの競争力の強化のため、人的資本経営やパーパス経営、ダイバーシティー&インクルージョン、ウェルビーイングなどを経営戦略として掲げ、イノベーションや生産性の向上につながる「社員の成長・変革」に向けた施策に取り組んでいます。しかし、これらの取り組みにおいて期待するほどの効果があがっていない企業が多く存在します。「社員の成長・変革」には、企業が掲げるパーパスやビジョンに社員自身が共感し、当事者意識を持って自分事とし、自律的な行動や学習が促進される文化の醸成と、チームマネジメントが重要です。
そこでTISは、マネージャーやリーダーが、価値創造や更なる生産性向上に向けたチームマネジメントを可能とし、チームに所属する社員がモチベーションを持って自律的に行動可能とするためのチーム相互学習支援サービス「Practice」の開発を進めています。
 
■「Practice」について
「Practice」は利用者に対して「問い」を投げかけます。利用者はこの「問い」に対して、自身の行動や内面をリフレクションし、アプリに入力します。内容については、21世紀学び研究所が開発したリフレクションと対話のフレームワーク「認知の4点セット」や「経験学習フレームワーク」に沿って入力を行うことで、より深いリフレクションが可能となります。
入力された内容はチームに共有され、リーダーやチームメンバーはリフレクションの内容を参照し、フィードバックなどのコメントを返信することができます。

アプリから投げかけられる問いは、下記が用意されており容易に社員のリフレクションを促し、自律性を高めることができます。
・人柄を共有するためのデイリークエスチョン
・仕事での気づきを共有するウィークリークエスチョン
・仕事の経験を振り返り知識化を導くマンスリークエスチョン
・チームの目標を共有し、一体感を高めるためのクォータークエスチョン
・自分とチームの成長を意識し未来を考えさせるアニュアルクエスチョン

フィードバックコメントの入力に関しても「共感」「別の視点」など意図を示す「フィードバック種別」が表示され、これを選択することにより、趣旨が正しく利用者に伝わり、自身の行動や考えを客観的に振り返ることが可能です。

<「Practice」画面イメージ>

■無償トライアルの概要
・対象:チームマネジメントに課題を感じている企業や組織
・人数:1組織5名~20名程度(要望に応じて調整可)
・期間:2023年4月以降6カ月間、2023年12月に終了予定
・申込期限:2023年3月31日まで
・申し込み方法:下記お問合せ窓口までご連絡ください
Practiceお問合せ窓口
E-mail:qa_practice@ml.tis.co.jp

 ・実施内容
無償トライアルは以下のステップで実施します。
①Practice(トライアル版)へのアカウント登録
②リーダー向けPractice導入ワークショップの実施
③Practiceアプリの活用
④メンバー間でリフレクションの内容を発表し、フィードバックを実施

実施内容の詳細は以下URLをご確認下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/practice/

・アプリの利用デバイス
PC
推奨ブラウザ:chrome

 

■今後について
TISでは業界を問わず人材育成を進める企業の人事部や、部下の育成を行いたい組織などにトライアルにご参加いただきお客様とともに結果の検証を行う予定です。そして改善点を今後提供予定の製品版アプリや導入支援、活用支援といったサービスに反映していきます。


■一般社団法人21世紀学び研究所について
自分と世界を幸せにするために学び続ける「自律型人材」を増やすために、自律型人材になるために欠かせない「リフレクション」を誰でも簡単に実践できるフレームワークと、個人や組織で実践いただくための方法論やワークショップ「OS21」の開発・提供を行っています。2018年に経済産業省が取りまとめた「社会人基礎力」の要となるのは「リフレクション」であると訴え、社会人基礎力の重要な要素、能力としてリフレクションが採用されました。
 
 
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

 

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

 

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

 



◆本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社 産業公共事業本部 産業ビジネス第1事業部 Practiceお問合せ窓口
E-mail:qa_practice@ml.tis.co.jp

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月