福岡県久留米市とふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング®で、5つのプロジェクトを立ち上げ、合計目標寄付額980万円の資金調達を10月1日より開始
~ 久留米市の多様な課題を解決したいと想いを持った5団体への寄付を募り活動支援 ~
福岡県久留米市(市長:原口新五、以下「久留米市」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、10月1日よりトラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下「GCF®」)で、市民活動団体の活動資金を募るため、5つのプロジェクトを立ち上げます。募集期間は2024年10月1日~12月31日で、合計目標寄付金額は980万円です。
GCF®で寄付を募る背景
久留米市には400近くの市民活動団体があり、行政の手が行き届かない多様な課題に対し、市民が主体となって、きめ細かく柔軟で迅速な対応をしています。これらの市民活動団体の規模や活動エリアはさまざまで、子どもや高齢者の支援、貧困や障害、災害対応、地域の魅力向上など多岐にわたる分野で活動しています。今後、人口減少の加速や課題の複雑化・多様化、公助の縮小などがさらに進むことが想定され、市民活動の重要性が高まる一方で、多くの市民活動団体が、活動資金の不足という大きな課題を抱えていることが課題として挙げられます。
久留米市では、GCF®を活用することで、地域課題を解決する事業を推進するとともに、市民活動団体が主体的に寄付を募り、活動の認知度向上や支援者の増加につなげます。また、市民活動団体がGCF®の方法を学ぶことで、継続的に活動を行えることにも期待し、今回GCF®で支援を募ります。
使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング
GCF®は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。
地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。
GCF®は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2024年4月時点で寄付総額176 億円を突破し、約2,660プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング®およびGCF®は、株式会社トラストバンクの登録商標です
□■ プロジェクトの概要(5プロジェクト) ■□
<5プロジェクト共通事項>
◆寄付募集期間 :2024年10月1日~2024年12月31日(92日間)
◆寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」
(運営:株式会社トラストバンク)
<各プロジェクト概要>
◆ プロジェクト名: 豪雨災害で被害を受けた田主丸地域に困難を抱える子どもの居場所をつくりたい(福岡県久留米市×認定NPO法人わたしと僕の夢)
◆ 目標金額: 2,200,000円
◆ 寄付金の使い道:田主丸地域で小中学生の学習支援・食事支援・居場提供のおける運営・活動費に活用
◆ プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3230
◆ プロジェクト名: みんなで作る「リリボン」で血縁のない世帯が過ごす居場所を継続させたい(福岡県久留米市×一般社団法人umau.(ウマウ))
◆ 目標金額: 2,500,000円
◆ 寄付金の使い道:リリボン商品開発に係る人件費、備品購入費、ネットショップ制作費、広告宣伝費などの運営・活動費に活用
◆ プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3231
◆ プロジェクト名: 認知症で困っている人や家族を救うため「ものわすれ相談室」と「住民型認知症カフェ」を拡充したい(福岡県久留米市×一般社団法人久留米健康くらぶ)
◆ 目標金額: 2,400,000円
◆ 寄付金の使い道:相談会・セミナー会場費、住民型認知症カフェ運営・活動費などに活用
◆ プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3232
◆ プロジェクト名: 福岡県指定無形民俗文化財「花火動乱蜂」存続の危機!367年続く伝統を子どもたちに引き継ぎたい(福岡県久留米市×花火動乱蜂保存会)
◆ 目標金額: 1,300,000円
◆ 寄付金の使い道:花火動乱蜂の安全な設営・来場者の安全対策などに活用
◆ プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3229
◆ プロジェクト名: 懐メロを唄って健康寿命を延ばす活動を広げたい(福岡県久留米市×皆で懐メロを唄う会)
◆ 目標金額: 1,400,000円
◆ 寄付金の使い道:カラオケ機器および周辺器材等の購入費用に活用
◆ プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3224
福岡県久留米市( https://www.city.kurume.fukuoka.jp/ )
福岡県久留米市は福岡県の南部に位置し、九州一の大河「筑後川」に抱かれています。古くから筑後川がもたらした肥沃な大地と豊富な水を活かして農業都市として栄えてきました。また、明治以降は県南地域の商業の中心地となり、国産のシューズメーカーとして有名な「アサヒシューズ」「ムーンスター」、世界的タイヤメーカーの「ブリヂストン」を中心としたゴム産業のまちとして発展してきました。その発展の過程で形成された独自の食文化は当時の労働者の胃袋を支えるとともに、久留米のグルメとして現在に誇る逸品となっております。「九州有数の農業都市」「とんこつラーメンの発祥の地」や「焼き鳥のまち」であり、「日本有数の酒処」さらには「ゴムのまち」として、久留米の先人が創り上げた数々の美味と逸品をぜひ一度堪能してみてください。
ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/
株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/ )
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超(24年3月)、お礼の品数は57万点超(24年3月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。23年10月には地域のめいぶつを販売するECサイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2023年9月時点、JMRO調べ)
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