岡山県吉備中央町とふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング®で、引退競走馬の支援を目的としたプロジェクトを開始
~ 引退競走馬の支援を通じて、「癒し」をテーマとした滞在型観光資源の創出にも寄与 ~
岡山県吉備中央町(町長:山本雅則、以下「吉備中央町」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、10月1日トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下「GCF®」)で、引退競走馬の支援を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2024年10月1日~2025年3月31日で、目標寄付金額は4,500万円です。
GCF®で寄付を募る背景
競走馬は年間約7,000頭生産され、そのうち引退する競走馬は年間5,000頭とも言われますが、日本ではまだ引退馬をサポートする体制が十分ではない状況です。馬の寿命は平均で25歳から30歳と言われていますが、競走馬が現役で走っていたときより引退後の方がはるかに長いなかで、乗馬クラブをはじめ教育や農業分野などの引退競走馬の活躍する場はある一方で、生まれてからずっと速く走ることだけを教えられてきた競走馬が次の舞台で輝くためには再調教といわれるリトレーニングが必要となります。しかし、食費や装蹄、怪我や病気の際の治療費など、リトレーニングに関わる費用がかかる点が課題となっています。
吉備中央町では、町の総合計画に「町の魅力で新しい人の流れをつくる」という基本目標があり、町内観光資源を活用して「癒し」をテーマとした滞在型の観光につなげていきたいと考えており、2016年からGCF®を通じてプロジェクトを立ち上げてこれまで累計384,379,395円の寄付を集め、引退競走馬の支援をしてきました。プロジェクトを通じて吉備中央町に興味をもっていただき、関係人口の創出にも寄与しています。この他にも、吉備中央町は引退競走馬の支援を通じて、障がいをお持ちの方などにとってもホースセラピーとしてのメンタルヘルスケアなど町の特色を活かして魅力を高めることで今後も関係人口の創出・拡大を図りたいため、GCF®で支援を募ります。
寄付金の使い道
引退競走馬をセカンドキャリアにつなぐためのリトレーニング費用に活用します。
使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング
GCF®は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。
地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。
GCF®は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2024年4月時点で寄付総額176 億円を突破し、約2,660プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング®およびGCF®は、株式会社トラストバンクの登録商標です
□■ プロジェクトの概要 ■□
◆プロジェクト名: 引退した競走馬をセカンドキャリアへ繋げたい ~新たな道への「リトレーニング」~
◆寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)
◆目標金額: 4,500万円
◆募集期間: 2024年10月1日~2025年3月31日(182日間)
◆寄付金の使い道:引退競走馬をセカンドキャリアにつなぐためのリトレーニング費用に活用
◆プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/3314
※ 寄付の受け付けは10月1日10時から開始します。
※ 募集期間は、延長の場合がございます。
岡山県吉備中央町( https://www.town.kibichuo.lg.jp/ )
岡山県の中央部、豊かな自然環境や穏和な気候条件に恵まれた地域に、吉備中央町はあります。四季折々の風景、おいしい食べ物、多くの文化財など魅力がいっぱいです。江戸時代より続く歴史を体験できる癒しの名湯の温泉があるほか、地元の方の温かいおもてなしを感じることができる農家民宿もあります。県下三大祭の二つが町内で行われ、10月は町内すべてがお祭りムードに包まれる活気溢れるまちです。
ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/
株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/ )
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超(24年3月)、お礼の品数は57万点超(24年3月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。23年10月には地域のめいぶつを販売するECサイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。
※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2023年9月時点、JMRO調べ)
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