時を形と香りでデザインするお香時計「トキヲクム」を限定発売
コクヨデザインアワード2022優秀賞受賞作品を製品化
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、コクヨデザインアワード2022優秀賞受賞作品「トキヲクム」を株式会社松栄堂(本社:京都市/代表:畑 元章)と共同開発し、4月下旬から50セット限定(※)で発売します。本作は、お香を積み上げて「これから過ごす時間」をデザインする商品です。製品化にあたり、京都伝統の薫香(くんこう)を手掛ける松栄堂が製造し、両社の直営店にて発売します。
※お香と台座のセットを対象としています。

「トキヲクム」は、お香の燃焼によって「時間の移ろい」を視覚と嗅覚で感じるお香時計です。慌ただしく過ぎゆく日常の中で自分のリズムを取り戻してほしいという思いから生まれました。最大の特長は、香りや色が異なるお香のブロックを積み上げ、これから過ごす自分だけの時間を「プログラム」できる点にあります。「POSITIVE」「RELUX」「REFLESH」「SATISFY」「FORCUS」と名付けられた全5種の異なるお香を積み上げる行為そのものが自分の内面を見つめるきっかけとなり、香りの変化によって時間の経過を感じることができます。
本商品は「コクヨデザインアワード2022」で優秀賞を受賞した、デザイナーユニットmrkの作品を、京都の香老舗・松栄堂の真摯な技術協力によって製品化しました。伝統的なお香を「時間を計る道具」として、現代の暮らしにフィットする形へ昇華させています。自分らしい時間づくりと、新しいひとときをお届けします。
発売予定:松栄堂直営店 4月下旬予定
コクヨ直営店 5月下旬予定
メーカー希望小売り価格(消費税抜):25,000円
販売数:50セット
セット内容:香台、棒、お香(5種類、各3個、計15個)
販売先:松栄堂直営店舗、コクヨ直営店舗
1. 「トキヲクム」の特長
(1)時の移ろいを感じるお香
気分に合わせて、香りや色が異なるお香を最大5つまで積み上げることができます。天辺に火を灯せば、ブロックが燃え進むごとに香りが変化し、嗅覚を通じて「時の移ろい」をやさしく伝えます。

(2)空間を整える調度品のような台座
温かみのある木製のベースに真ちゅう製の受け皿を重ねることで、1つの調度品のような佇まいを目指しました。中央に向かって緩やかな傾斜を持つ金属パーツが、燃え落ちる灰を美しく受け止めます。異素材が調和するミニマルなデザインは、どのような空間にも静かに馴染みます。

2.コクヨデザインアワードについて
コクヨデザインアワードは、ユーザー視点のものづくりの推進を目的に2002年に創設された国際的なコンペティションです。近年は海外からの応募者が半数近くを占めるなど、世界的な広がりを見せています。本アワードは受賞作品の商品化を前提としており、これまでに「カドケシ」や「本当の定規」など、ユニークな視点を持つ商品を多数生み出してきました。商品化プロセスにおける受賞者との協業を通じて、若手デザイナーの支援や活躍の礎づくりにも取り組んでいます。
コクヨデザインアワードWEBサイト:https://www.kokuyo.com/design-award/
3. コクヨデザインアワード2022審査員講評(2022年最終審査開催時/一部抜粋)
川村真司(Whateverチーフクリエイティブオフィサー)
なにより見た目がかわいく、実際に使ってみたいと思わせてくれた。モノとしての魅力、アイデアのジャンプ、デザインとしてのクラフトの高さを評価した。
田根剛(Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表 建築家)
この作品は、音楽を聴く感覚に近い。アルバムのトラックに身を委ねるように、時間とともに変化する香りに委ねるという点にデザインの意味を感じた。
柳原 照弘氏(TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO. CO LTD. クリエイティブディレクター・デザイナー)
その時の感情を香りに転換させるというアイデアの新しさもさることながら、コンセプトに合った色や形の検証を重ねた点もよかった。
吉泉 聡氏(TAKT PROJECT 代表 デザイナー)
時は共通認識を生み出すとても大きな概念。そのなかでも、この作品は時と香りという要素が無理なく結びついていた。
4. 作者紹介

デザインユニット「mrk(マーク)」
小林 諒氏(株式会社Takram)、上田 和実氏・武市 美穂氏(株式会社ナディア)の3名によるユニット。「コクヨデザインアワード2022」優秀賞(本作)のほか、「東京ビジネスデザインアワード」優秀賞を受賞するなど、クリエイティブの視点から新しい価値の探求に取り組んでいる。
参考)松栄堂について

約300年前に京都で創業した香老舗。宗教用の薫香をはじめ、茶の湯の席で用いる香木や練香、お座敷用のお線香や手軽なインセンス、匂い袋など、数多くの商品を販売しています。
今回の商品化にあたり、松栄堂が培ってきた伝統の調香・成型技術との融合を図りました。お香ブロックの繊細な形状や、時間経過による鮮やかな香りの切り替えは、卓越した熟練の技によって実現しています。コクヨのデザインと松栄堂の伝統技術を掛け合わせることで、現代における新しい香りの体験を形にしました。
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【お問い合わせ先】コクヨお客様相談室
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