山形県鶴岡市とふるさとチョイスふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング®で、鶴岡市立加茂水族館のリニューアルに伴う休館期間中の飼育環境整備を目的としたプロジェクトを開始
~ プロジェクトを通じて、みんなで支えて未来につないだクラゲ水族館へ ~
GCF®で寄付を募る背景
鶴岡市立加茂水族館は、クラゲに特化した水族館として、小さな海辺の水族館から世界のクラゲ水族館へと大きく成長し、平成26年の全館リニューアルから今年で10周年を迎えていますが、クラゲ研究棟の増築などのリニューアル工事が進められており、令和7年11月から約5か月の休館を経て、令和8年度にリニューアルオープンを予定しています。
水族館では、80種類に渡るクラゲたちをはじめ、約300種26,000個体の海の生き物がいますが、休館期間中も飼育環境を整えておく必要があります。また、加茂水族館はクラゲに特化した水族館ですが、リニューアルオープンの際にはクラゲを現在の80種類から100種類までに増やしたいと考えています。
鶴岡市では、今回のGCF®プロジェクトを通じて加茂水族館のことを多くの方に知っていただき、リニューアルオープンに向けて、クラゲをはじめとした加茂水族館で暮らす生き物たちの休館期間中の暮らしをみんなで支えて未来へつないでいきたい。そしてリニューアルオープン後には「みんなで支える、みんなでつないだ水族館」として、多くの方に訪れてもらいたいという想いから、本プロジェクトを企画しました。
寄付金の使い道
加茂水族館の休館期間中の飼育環境整備(生き物たちの維持管理並びにクラゲの種類増)に要する費用に活用します。
鶴岡市長 皆川治のコメント
「かつて経営が危ぶまれていた加茂水族館は、当時の村上館長の情熱のもと、スタッフの方々、加茂水族館を応援してくださる、数多くの『かもすいファン』の皆様に支えられ、小さな海辺の水族館から世界のクラゲ水族館へと大きく成長してまいりました。平成26年には、全館リニューアルを行い、大勢の方から愛される水族館として、今年10周年を迎えることができました。そして、現在は新たにクラゲ研究棟の増築などに取り組んでおり、令和8年度のリニューアルオープンに向けて、来年11月から休館に入る予定としております。休館中においても、クラゲをはじめとした水族館の生き物たちはリニューアルオープンに向けて館内で暮らしていくこととなります。そんなクラゲたちを未来へつなぐために、この度、様々な形で積極的に加茂水族館の支援に関わっていただく取組として、【ツナグ∞かもすい応援プロジェクト】を立ち上げ、GCF®を開始することといたしました。是非、皆様からの温かいご支援をお待ちしております。そして、リニューアルオープン後にも加茂水族館を訪れていただき、皆様が未来へつないだクラゲたちをご覧になっていただければと存じます。」
使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング
GCF®は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。
地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。
GCF®は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2024年4月時点で寄付総額176 億円を突破し、約2,660プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング®およびGCF®は、株式会社トラストバンクの登録商標です
□■ プロジェクトの概要 ■□
◆プロジェクト名:加茂水族館リニューアル!休館中の生き物たちの暮らしを支えたい!【ツナグ∞かもすい応援プロジェクト】
◆寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」(運営:株式会社トラストバンク)
◆目標金額: 3,000万円
◆募集期間: 2024年10月3日~2024年12月31日(90日間)
◆寄付金の使い道: 加茂水族館の休館期間中の飼育環境整備(生き物たちの維持管理並びにクラゲの種類増)に要する費用に活用
◆プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/3193
※ 募集期間は、延長の場合がございます。
山形県鶴岡市( https://www.city.tsuruoka.lg.jp/)
鶴岡市は、古くは德川家家臣、徳川四天王の筆頭であった酒井氏が治めた、庄内藩の城下町として栄えたまちです。穀倉地帯として有名な庄内平野に位置する鶴岡市は、広大な山々に囲まれ、雄大な日本海にも面しており、四季折々の情緒あふれる景色とともに、豊かな食材と食文化が引き継がれてきました。平成26年には、日本で初となる「ユネスコ食文化造像都市」に認定されており、60種類以上にわたる在来作物と、山岳修験の聖地「出羽三山」の精進料理をはじめとした独自の食文化が色濃く残っています。また、鶴岡市では、食文化とも関わりがあり、国の天然記念物ともなっているスギ並木などがみられる「出羽三山」をはじめ、旧庄内藩士が刀を鍬に替えて開拓した開墾場や蚕室群など、日本近代化の原風景に出会える「サムライゆかりのシルク」、江戸時代の北前船がつないだ街並みや文化財による「北前船寄港地・船主集落」と、全国最多3つの日本遺産に出会うことができます。また、「湯田川、湯野浜、あつみ、由良」という、全国最多4つの国民保養温泉地があるほか、今回のGCFプロジェクトの舞台であり、クラゲ水族館として多くの方々に愛されている加茂水族館など、たくさんの魅力が溢れています。
ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体が
プロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/
株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/ )
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超(24年3月)、お礼の品数は57万点超(24年3月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。23年10月には地域のめいぶつを販売するECサイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2023年9月時点、JMRO調べ)
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