企業の価値を高める「事業性評価の考え方」をテーマに地域金融機関向け支援施策説明会を実施
中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)近畿本部は、近畿財務局及び近畿経済産業局の3者合同により、平成26年度より「地域の卓越企業発掘&育成プログラム」を発足、国の施策や重要な支援テーマ(昨年度は事業承継支援)について地域金融機関(近畿2府4県に本店を有する地銀、信用金庫、信用組合、信用保証協会等)を対象とした情報提供を行ってきました。
本年度も地域金融機関向け支援施策説明会の実施を予定、テーマは支援企業の「事業性評価」の考え方です。企業の定性分析で把握した課題や顧客価値を基に将来像を一緒に考えていくことで、企業との強い信頼関係や安定した顧客基盤の構築ができ、さらに、事業承継支援やローカルベンチマーク利用の際のベースにもなります。また、金融庁の「業種別支援の着眼点」の理解にもつながり、金融庁からは「業種別支援の着眼点」のポイントも解説します。今後も中小機構は両局及び、地域金融機関の方々と連携して、地域経済の発展に貢献してまいります。
■開催概要
・日時 令和5年度11月16日(木曜)14時00分~16時00分
オンラインにて開催(Microsoft Teams)
・内容(※挨拶者、説明者は予定)
1.開会挨拶(近畿財務局 理財部長 鈴木 康晴 氏、近畿経済産業局 産業部長 細川 洋一 氏)
2.近畿財務局からの説明(10分)(近畿財務局 理財部 金融総括課長 永山 孝明 氏)
3.近畿経済産業局からの説明(10分)(近畿経済産業局 産業部 中小企業課 総括係長 濁川 政則 氏)
4.「企業価値を高める事業性評価」(60分)(中小機構アドバイザー 小林 俊文)
5.「『業種別支援の着眼点』を活用した事業性の把握~他地域の事例等~」(30分)
(金融庁 監督局 銀行第二課 地域金融企画室 室長補佐 渡辺 茂紀 氏)
6.閉会挨拶(中小機構近畿本部 地域・連携支援部長 江﨑 伸哉)
※参加方法等につきましては、以下記載のお問い合わせ先までお願いいたします。
<独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)>
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、直接的な伴走型支援、人材の育成、共済制度の運営、資金面での各種支援やビジネスチャンスの提供を行うとともに、関係する中小企業支援機関の支援力の向上に協力します。
<本件に関するお問い合わせ先>
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 近畿本部
地域・連携支援部 地域・連携支援課(担当者:下田、矢追(やおい))
住所:大阪府大阪市中央区安土町2-3-13 大阪国際ビルディング27階
電話:06-6264-8621