横浜市立金沢動物園に、ニホンライチョウが来園します

横浜市

令和6年2月22日(木)に、金沢動物園へニホンライチョウ(オス1羽、メス1羽)が来園します。
今回のニホンライチョウの来園は、(公社)日本動物園水族館協会が環境省と共同で行う第2期ライチョウ生息域外保全実施計画に基づき、本計画の体制強化と危険分散、普及啓発を目的としたものです。
  • 来園するニホンライチョウ

 横浜市立金沢動物園へ来園する2羽のニホンライチョウは、令和4年7月6日にいしかわ動物園で孵化した1歳のオスと、令和3年7月13日に富山市ファミリーパークで孵化した2歳のメスです。

写真提供:いしかわ動物園写真提供:いしかわ動物園

写真提供:富山市ファミリーパーク写真提供:富山市ファミリーパーク

  • 一般公開

来園後、一定の検疫期間の後に展示に向けた練習を開始します。

展示開始時期につきましては、ホームページ、SNSなどでお知らせします


  • 横浜市立金沢動物園での取組

金沢動物園では、平成27年からニホンライチョウに近縁のスバールバルライチョウの飼育を開始しました。

また、令和5年には環境省による希少種保全動植物園等に認定されました。ニホンライチョウの展示に伴い、金沢動物園でのスバールバルライチョウの展示は2月18日(日)で終了します。


  • ニホンライチョウについて

和名:ニホンライチョウ
英名:Japanese Rock Ptarmigan
学名:Lagopus muta japonica
分類:キジ目 キジ科
分布:高山帯に隔離分布しており、現在の分布域は頸城山塊、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、南アルプス
生態:本州中部の高山帯に生息するライチョウの亜種です。ライチョウの亜種の中では最も南に分布しており、氷河期に日本まで分布を広げたライチョウの祖先が、その後の温暖化とともに気温の低い高山に生息の場を移して、現在まで生き残ってきたものと考えられている。
日本の高山の環境によく適応し、高山植物の芽や葉、種子などを食べ、ハイマツの下に巣を作って繁殖する。
環境省レッドリスト:絶滅危惧ⅠB類(EN)(絶滅危惧ⅠA類(CR)ほどではないが、近い将来における野生での絶滅が極めて高い種)
国内飼育園館:7園館

富山市ファミリーパーク、恩賜上野動物園、大町山岳博物館、那須どうぶつ王国、いしかわ動物園、長野市茶臼山動物園、横浜市繁殖センター(動物は非展示)


  • 第2期ライチョウ生息域外保全実施計画

環境省と(公社)日本動物園水族館協会が協力してライチョウ生息域外保全実施計画を実施してきました。

令和3年には第2期ライチョウ生息域外保全実施計画が策定され、令和4年に国内の動物園生まれの個体を生息地へ放鳥することに成功、令和5年には動物園からの野生復帰個体での繁殖が確認されました。

現在国内の7園館において、飼育・繁殖の知見の集積や野生復帰事業への協力が行われています。
https://chubu.env.go.jp/shinetsu/content/900118029.pdf


  • 横浜市立金沢動物園について

入園料:一般500円、高校生・中人300円、小・中学生200円、小学生未満無料(毎週土曜日高校生以下無料)

※よこはま動物園・金沢動物園共通年間パスポート 18歳以上2,000円
開園時間:9:30~16:30(入園は16:00まで)
休園日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)12/29~1/1 ※臨時開園あり
交通:京浜急行「金沢文庫」駅下車、西口バス乗場でバスに乗車 ①「野村住宅センター」行きバス「夏山坂上」下車徒歩6分 ②急行「金沢動物園」行きバスで10分(土・日・祝のみ)
駐車場:1200台(笹下釜利谷道路沿い「正面口駐車場」450台、横浜横須賀道路直結「高速側駐車場」750台) 普通車600円/回、バス1800円/回
URL: https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/kanazawa/
住所:横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
問合せ先:045-783-9100

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会社概要

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URL
http://www.city.yokohama.lg.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
横浜市中区本町6丁目50番地10
電話番号
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代表者名
山中 竹春
上場
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資本金
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設立
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