「-・・」
横浜市民ギャラリーU35若手芸術家支援事業

横浜市民ギャラリーでは「U35若手芸術家支援事業」として、将来を担う作家に対する発表の場や広報協力の支援を展開しています。
同事業8回目の展覧会として、「-・・」(チョー・タン・タン)(主催:濵本奏) を開催します。
海底の特攻隊「伏龍」をテーマにした写真と音のインスタレーション。


[作家メッセージ]
第二次世界大戦終戦間近の夏、横須賀の野比海岸では、ある特別な訓練が行われていた。
頭上を通過する敵艦隊に機雷を撃ち込むために、来る日も来る日も海底に潜る少年たちがいた。
ある夏、私は彼らの手記を頼りに、横須賀で撮影とフィールドレコーディングを行なった。
私は、彼らが海底から海面へ送ったモールス信号を受け取り、2025年から応答することを試みる。
[作家プロフィール]
濵本 奏 HAMAMOTO Kanade
2000年、神奈川県生まれ。人やものや土地が持つ「記憶」を主なテーマに、壊れたカメラを用いた撮影方法や、ミクストメディア的な手法を導入して制作をおこなう。主な展覧会に「midday ghost」
OMOTESANDO ROCKET、STUDIO STAFF ONLY、2020年)、「VANISHING POINT」(渋谷ヒカリエ8/、2020年)、「autonoetic」(神保町テラススクエア、2020年)、「Heimat loss」(福島県南相馬市教育委員会主催 アーティストインレジデンス「群青小高」、2021年)などがある。主な出版物に『midday ghost』(2020年)、『VANISHING POINT exhibition in liminal zone』(2022年)がある。
[展覧会の詳細情報]
横浜市民ギャラリー U35若手芸術家支援事業「-・・」
会場 | 横浜市民ギャラリー 展示室B1F
会期 | 2025年8月5日[火] 〜 8月11日[月・祝]
時間 | 10:00–18:00(※初日は16:00から、最終日は15:00まで)
会期中無休、入場無料
主催 | 濵本奏
共催 | 横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
[展覧会に関するお問合せ先]
濵本奏
[U35若手芸術家支援事業]

横浜市民ギャラリーでは、将来を担う若手作家に対して発表の場の提供と支援を行うために、2020年度から「U35若手芸術家支援事業」を実施。35歳以下の方々を対象とし、「横浜市民ギャラリー」の共催名義のもと、展示室及びアトリエの利用料・附帯設備料の一部減免、広報協力を通して、創作活動を支援しています。
事業の詳細はこちら>>https://ycag.yafjp.org/activities/#u35
■本記事およびU35若手芸術家支援事業について
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
〒220-0031 横浜市西区宮崎町26-1
TEL:045-315-2828
FAX:045-315-3033
Mail:ycag@yaf.or.jp
Website:https://ycag.yafjp.org/
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