鉄道開業150周年の読み聞かせに最適! 観音開きのしかけつき絵本『でんしゃが とおりまーす!』発売
世界文化社は、人気絵本作家・オームラ トモコ先生が描く絵本『でんしゃが とおりまーす!』を2022年7月16日(土)に発売いたします。通過電車が運ぶ一瞬のファンタジーに、大人も子どもも心奪われる物語。観音開きのしかけつきで、ラストシーンをひときわドラマチックに楽しめます。カバー裏面は絵本に登場する車両を描いたパノラマポスターになっており、帯には車両が作れるペーパークラフトの付録つき!
- あれ…!? 不思議ないきものが乗ってるぞ!? 「通過電車」が運ぶ、一瞬のファンタジー
ホームで電車を待っているゆうくんとおかさん。「電車が通過します」とアナウンスが流れて、オレンジの車両が走り過ぎていきますが…? クジャクにペリカン、オウムにダチョウ…!? ゆうくんが通過電車の中に見たのは、不思議ないきものたちでした。電車はあっという間に通り過ぎてしまい、おかあさんは何も気がつかなったようです。気のせいだったのでしょうか? ところがまた、緑色の通過電車がやってきて…?
電車好きのお子様への読み聞かせはもちろん、鉄道開通150周年記念のお話し会にもぴったりの内容です。
- この物語が生まれたエピソード(作者・オームラ トモコ先生より)
何気ない日常のひとコマが、通過電車が運んでくる一瞬のファンタジーで彩られる…。この物語のアイデアは、作者であるオームラ先生が普段よく目にする日常の光景から生まれたそうです。
「わたしがいつも利用している駅は、通過電車がよく通るんです。電車は一瞬で通り過ぎてしまうので、その中に乗っている人達にまで思いを馳せたりする人はあまりいないかもしれません。でも、その一瞬の中に思いもよらないファンタジーな世界が広がっていたら…? そんな風にあれこれ想像を広げてみたら、今回の物語が生まれました」(オームラ先生より)
また、本書に登場するいきものたちは、どれもイキイキしていて表情豊かです。実は、オームラ先生は大のいきもの好き。動物に関わる職業に憧れていたこともあるそうです。そんなオームラ先生が描くいきものたちの姿は、個性にあふれとても魅力的。細部まで丁寧に描きこまれたいきものたちのしぐさや関わり方の様子に、大人も子どもも夢中になって見入ってしまうことでしょう。
- ラストシーンは、観音開きのしかけつき! 大迫力のパノラマページが展開
物語のラストシーンは、観音開きのしかけつき! ページを左右に開くと、4ページ分の大迫力パノラマが広がります。通過電車に乗っていた不思議ないきものたちが、一堂に会して楽しげに水浴びをする様子はまさに圧巻。いつまでも眺めていたくなる、感動のシーンです。「見て見て、ヤドカリがワニの背中に乗ってるよ! どこにいるか分かる?」「クジラの噴水にみんなが集まってきてるね! 何を話してるのかな?」など、親子の会話が広がります。
- カバー裏面はポスターに、帯にはペーパークラフトも! 3倍「楽しい」が広がる一冊
カバーの裏面は、絵本に登場する不思議ないきものたちの電車ポスターになっています。鳥たちが乗っている「パタパタでんしゃ」、動物たちの「ガオガオでんしゃ」、海のいきものの「スイスイでんしゃ」の3つ。車窓をのぞくと、個性あふれるいきものたちの楽しげな表情を見ることができます。
帯には、「ガオガオでんしゃ」がつくれるペーパークラフトもついています。絵本を読んだ後、ぜひお子様とクラフトづくりにチャレンジしてみてください。絵本のパノラマページに広がる長い鉄橋の上を走らせてみても楽しいですね!
- 内容ご紹介動画
- 書誌情報
『でんしゃが とおりまーす!』
■さく:オームラ トモコ
■発売日:2022年7月16日(土)
■定価:1,430円(税込)
■発行:株式会社世界文化ワンダークリエイト
■発行・発売:株式会社世界文化社
https://mywonder.jp/childrensbook/
- 著者プロフィール
東京都生まれ。PALETTE CLUB SCHOOL卒業。第3回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞。『なんのぎょうれつ?』(ポプラ社)で2011-2012フランス・ノールイゼールこどもが選ぶ文学賞(幼児の部)/2014 IBBYスウェーデン・ピーターパン賞受賞。他の作品に『おばけのパンこうじょう』(理論社)、『みーんなはははっ』(アリス館)、『ゆっくりゆっくりなまけものくん』『すやんこすやんこおやすみなさい』(以上、鈴木出版)など多数。
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