複数内定獲得時の入社の決め手は、パート・アルバイト希望者が「仕事内容」46.6％、正社員希望者では「賃金の高さ」が44.4％で最多
【2023年6月 イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査】
調査結果
【求人に応募した理由（正社員希望の場合）】
「自宅から通いやすいから」52.8％、「希望する仕事内容だから」48.6％、「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」40.3%
【求人に応募した理由（パート・アルバイト希望の場合）】
「自宅から通いやすいから」49.4％、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」41.0％ 、「希望の勤務時間帯だから」37.6％
【複数内定獲得時の決め手】
全体では「仕事内容」46.4％、「通勤時間の短さ」27.0％、「賃金の高さ」25.8％
正社員希望者では「賃金の高さ」が44.4％で最多
パート・アルバイト希望者では「仕事内容」が46.6％で最多
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は21.7%
※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
調査概要
調査対象：総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2023年6月1日～6月30日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法：インターネット調査
調査主体：株式会社アイデム
調査期間：2023年6月2日～7月5日
有効回答：345名
※調査結果は四捨五入のために合計が100％にならない場合があります
調査結果の詳細（一部抜粋）
【回答者プロフィール】
【求人に応募した理由（正社員希望の場合）】
「自宅から通いやすいから」52.8％、「希望する仕事内容だから」48.6％、「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」40.3%
正社員雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた（複数回答）。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」の52.8％、次いで「希望する仕事内容だから」が48.6％、「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」が40.3%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「職場環境（従業員）が良い印象だから」「職場環境（設備）が良い印象だから」「正当に評価される仕組みがあると感じたから」の3つが11.1pt高くなった。仕事に集中できる環境が整っていると感じる求人が魅力的なようだ。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「希望する仕事内容だから」が19.4pt、「自宅から通いやすいから」が16.7pt、「休日・休暇が取得しやすい環境だと思ったから」が13.9pt高くなった。ワークライフバランスを保ちやすそうな職場が選ばれているようだ。
【求人に応募した理由（パート・アルバイト希望の場合）】
「自宅から通いやすいから」49.4％、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が41.0％ 、「希望の勤務時間帯だから」37.6％
パートまたはアルバイト雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた（複数回答）。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」で49.4％、次いで「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が41.0％ 、「希望の勤務時間帯だから」が37.6％ となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「労働時間・通勤時間を気にせず柔軟な働き方が選べそうだから」が10.6pt、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が10.4pt、「賃金が高いから」が6.6pt高くなった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働けるから」が14.9pt、「希望する仕事内容だから」が9.6pt、「自宅から通いやすいから」が6.9pt高くなった。扶養の範囲内での勤務を希望する割合は、毎月の調査で男性の選択割合を大きく上回っており、大きな特徴となっている。
【複数内定獲得時の決め手】
全体では「仕事内容」46.4％、「通勤時間の短さ」27.0％、「賃金の高さ」25.8％
正社員希望者では「賃金の高さ」が44.4％で最多
パート・アルバイト希望者では「仕事内容」が46.6％で最多
複数内定を獲得した場合の決め手をきいた。条件として、内定を獲得した企業の志望度はどれも高い場合とした。最も多かったのは「仕事内容」の46.4％、次いで「通勤時間の短さ」が27.0％、「賃金の高さ」が25.8％となった。上位には求人応募理由と重なる理由もあり、「仕事内容」「通勤時間」は重要な指標であることがわかる。
希望の雇用形態別にみてみると、「正社員」では「賃金の高さ」（44.4％）が1位となり、特に重視していることがわかった。正社員を希望する理由（調査レポート参照：https://apj.aidem.co.jp/enquete/list/1/）でも「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が選ばれていることもあり、賃金が重要な指標であることがわかる。また、希望雇用形態が「パートまたはアルバイト」では、「勤務時間帯」（31.5％）や「シフト・就業開始時期の融通」（20.8％）が選ばれている。本人が働ける時間帯や勤務開始のタイミングなど、時間に関してより希望に近い条件の求人が選ばれることがわかる。
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は21.7%
今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかきいた。
全体で21.7%が「はい」と回答し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた割合は五分の一程度となった。前回調査時（5月結果）は21.8％で、下げ止まっているようだ。
希望雇用形態別に影響の有無をみると、「正社員」では25.0％で4人に1人の割合となった。
調査・分析担当者のコメント
6月のアンケート調査では、複数の内定を獲得した場合の決め手を聞きました（2つまで選択可）。全体では、最も多かったのは「仕事内容」の46.4％、次いで「通勤時間の短さ」が27.0％となっています。
希望の雇用形態別にみると、正社員を希望する人では「賃金の高さ」（44.4％）、パート・アルバイトを希望する人では「勤務時間帯」（31.5％）が「通勤時間の短さ」を上回って選ばれています。応募者獲得の参考になれば幸いです。
＜株式会社アイデム 会社概要＞
アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。
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