タイ王国シラチャ・バンコク・サムイ島における「空飛ぶクルマ」の航路や販売・整備拠点等の設置検証に向けた業務提携書の締結について

東急

東急株式会社(以下、東急)は、2014年にタイ大手財閥系企業サハグループ(以下、サハグループ)と合弁会社「サハ東急コーポレーション」(以下、サハ東急)を設立し、タイ王国チョンブリ県シラチャ郡(以下、シラチャ)における賃貸住宅の開発および運営を推進しています。

今般、サハ東急は、次世代エアモビリティ・空飛ぶクルマ※の開発・製造を行う株式会社SkyDrive(以下、SkyDrive)と、サハグループの中核企業であるサハ・パタナ・インターホールディング(以下、SPI)、タイの主要航空会社であるバンコク・エアウェイズの4社間にて、タイ王国シラチャ・バンコク・サムイ島での航路や販売・整備拠点等の設置検証に向けた包括的な業務提携書(以下、本提携書)を2026年7月22日(水)に締結しました。

シラチャは、バンコク中心部から南東約100kmに位置し、周辺には製造業を中心とした日系企業が集積していることから、バンコクに次いで多くの日本人が暮らしています。また、タイ政府が産業誘致を進めるEEC(東部経済回廊)内に位置し、外国企業による投資や周辺エリアの人口が増加傾向にあるなど、今後もさらなる発展が見込まれるエリアです。2026年6月26日には、シラチャ内のサハグループ所有地(約112ha)を対象に、東急、サハ東急、SPIの3社が将来開発の共同検討に関する協定書を締結しました。

SkyDrive、SPI、サハ東急の3社は、2024年にタイ王国における「空飛ぶクルマ」事業検討に向けた基本合意書を締結し、タイにおける空飛ぶクルマのユースケースや事業展開の可能性について検討を重ねてきました。このたび、タイの主要航空会社であるバンコク・エアウェイズが新たに連携に加わることで、商用化に向けたより具体的かつ実効性の高い検証へとフェーズを進めることとなりました。

本提携書に基づき、タイ国内での商用化や機体販売を見据え、今後4社で段階的に検討する中で、サハ東急は、サハグループと共に既存インフラや現地パートナーと連携した事業化支援体制を構築する役割を担います。また、タイ国内における具体的な航路の検証・選定に着手し、移動の利便性向上と都市渋滞の回避、および遊覧飛行をはじめとする観光需要の開拓を目指します。

特に、シラチャでは、将来開発の共同検討を行うエリアを起点に、シーチャン島(Koh Sichang)やラン島(Goh Lan)、パタヤ(Pattaya)といった周辺離島や主要観光地を結ぶルートを検証します。

また、SkyDriveのような先端企業をはじめとする新しい産業との連携を図ることにより、シラチャにおいて新たな付加価値をもたらす多様な産業集積エリアを構築し、より一層魅力溢れるエリアへ発展させることを目指します。

詳細は別紙の通りです。

※空飛ぶクルマとは:

電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。

引用元:国土交通省(令和8年3月付)https://www.mlit.go.jp/koku/content/001994084.pdf

                 ▲シラチャエリアの航路イメージ
▲サムイ島エリアを飛行する空飛ぶクルマ 「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」のイメージ

1.本提携書の概要

 

サハ東急、SkyDrive、SPI、バンコク・エアウェイズの4社は、タイ国内における具体的な航路の検証・選定に着手し、移動の利便性向上と都市渋滞の回避、および遊覧飛行をはじめとする観光需要の開拓を目指します。

<検証航路・販売整備拠点>

・シラチャエリア

サハ東急が快適な住環境創造を進める、日本人駐在員ファミリー向けの居住・生活エリア「ハーモニック レジデンス シラチャ」や、サハグループが運営する商業施設「J-PARK」を起点とし、シーチャン島(Koh Sichang)やラン島(Goh Lan)、パタヤ(Pattaya)といった周辺離島や主要観光地を結ぶルートを検証します。また、本拠点に販売拠点を設置すること、また将来的にサハグループが所有する工業団地内に整備などの拠点を設置することを検証します。

・バンコクエリア

中長期的なステップとして、バンコク市街地の中心部や「Kings Square Residence」などの主要都市拠点、およびスワンナプーム国際空港を結ぶエアタクシーの導入を視野に入れます。慢性的な交通渋滞を回避する迅速かつ快適な日常インフラとして、エリアの価値最大化を目指します。

・サムイ島エリア

世界中から観光客が訪れるサムイ島において、その豊かな自然と美しい海の景観を活かした「遊覧飛行」の事業化を検討します。また、空港や各リゾートエリア間の快適かつ迅速な移動インフラとしての検証も進め、渋滞や船の移動時間に縛られない、次世代のリゾート・モビリティ体験を提供します。

 

2.株式会社SkyDrive 概要  

「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、豊田市を主拠点に「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発しています。「空飛ぶクルマ」の開発においては、2020年に日本で初めて公開有人飛行試験に成功し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与しております。「空飛ぶクルマ」は、現在3人乗りの機体を開発中、製造パートナーであるスズキ株式会社と共に、2024年3月よりスズキグループの工場にて製造を開始しました。2026年以降に型式証明の取得および納品開始を目指しております。

 

3.バンコク・エアウェイズ 概要  

バンコク・エアウェイズは、航空運送事業および空港関連サービスを提供する航空会社です 。高品質なフルサービスを提供する「アジアのブティックエアライン」として、タイ国内およびアジア圏の主要都市を結ぶ重要な役割を担っています 。サムイ、スコータイ、トラートの3カ所に自社空港を保有・運営しており、プーケット、チェンマイ、シェムリアップなど、観光・経済の拠点へのスムーズなアクセスを提供しています。また、機内食などのケータリング事業や、国際基準に基づいた地上支援業務、貨物ターミナル運営などの関連事業も幅広く展開しています。

4.サハ・パタナ・インターホールディング 概要  

タイ王国における大手財閥の一つであるサハグループの主要持株会社として、1972年4月5日に設立。サハグループは、幅広い消費者へ向けてママー、ワコール、パオ、エッセンス、ミスティーンをはじめとする多くのブランドを有し、多岐に渡る消費財の製造ならびに販売しています。サハグループは、原材料から製造、販売まで網羅する広範なサプライ チェーンを構築しています。

5.サハ東急コーポレーション 概要

名称:Saha Tokyu Corporation CO., LTD (サハ東急コーポレーション)

所在地:444/4 Moo.5, Surasak, Sriracha, Chonburi 20110 Thailand

代表者:取締役社長 西本 雅彦(にしもと まさひこ)

事業内容:不動産開発業・不動産賃貸業

資本金:1,320百万タイバーツ(約64億円)※2026年7月3日付レート(1タイバーツ:約4.86円)

設立年月日:2014年10月1日

出資比率:東急グループ(東急、チョウカンチャン東急建設)50%、サハグループ50%

ホームページ:https://sahatokyu.com/home?lang=en

<サハ東急による物件例>

①ハーモニック レジデンス シラチャ

用途:タイ駐在の日本人子育て世帯向けサービスアパートメント

総室数・価格帯:212戸、55,000タイバーツ(約27万円)~/月

※2026年7月3日付レート(1タイバーツ:約4.86円)

構造:軽量鉄骨造 地上2階建(メゾネットタイプ)

施設・サービス:24時間セキュリティ、日本語対応フロントデスク、カフェ、図書室、音楽室、体育館、テニスコートほか

開業時期:2016年4月

②グリーンライフ シラチャ

     ▲ハーモニック レジデンス シラチャ

用途:タイ駐在の日本人単身世帯および二人暮らし向けサービスアパートメント

総室数・価格帯:75室、27,000タイバーツ(約13万円)~/月

※2026年7月3日付レート(1タイバーツ:約4.86円)

構造:RC造 地上6階建

施設・サービス:24時間セキュリティ、日本語対応フロントデスク、コワーキングスペース、ゴルフルームほか

リニューアルオープン時期:2020年1月

       ▲グリーンライフ シラチャ

③ Dusit Suites J-PARK SRIRACHA(デュシットスイーツJパークシラチャ)

用途:タイ人を含めた多様な国籍の方向けサービスアパートメント(全室ホテルライセンス付)

総室数:193室

構造: 鉄筋コンクリート造地上12階建て

施設・サービス: 大浴場・スパ、プール、会議室、レストラン、ジムなど

開業時期:2028年(予定)

     ▲デュシットスイーツJパークシラチャ

【参考】シラチャにおける将来開発の共同検討に関する協定書の締結について

東急、サハ東急、およびサハグループの中核企業であるサハ・パタナ・インターホールディングの3社は、シラチャにおける将来開発の共同検討に関する協定書(以下、本協定)を2026年6月26日に締結しました。

本協定の締結により、3社は、シラチャ内のサハグループ所有地(約112ha)において、「“Modern Working Place”」と、「Plenary Living Area」を現時点のコンセプトに設定し、先端企業をはじめとする新たな産業との連携やオフィスの開発、また教育環境なども含めた快適な住環境の整備を想定し、20年後を見据えた長期的な開発構想を共同で検討します。

◆協定概要

協定名称

シラチャにおける将来開発の共同検討に関する協定書

目  的

シラチャにおける将来的な不動産開発の共同検討推進

概  要

サハグループ所有地での不動産開発について、

市場分析や用途検討など、3社で共同検討を進める。

締 結 者

サハ・パタナ・インターホールディング、東急株式会社、

サハ東急コーポレーション

有効期間

3年

締 結 日

2026年6月26日

         ▲イメージ図
▲協定締結セレモニー(2026年6月26日バンコクで実施)  

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ビジネスカテゴリ
交通・運送・引越し
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会社概要

東急株式会社

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URL
http://www.tokyu.co.jp
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都渋谷区南平台町5番6号
電話番号
03-3477-0109
代表者名
堀江正博
上場
東証1部
資本金
1217億2400万円
設立
1922年09月