11月17日(月) AndTech「光学薄膜の基礎・解析・分光特性評価および多層膜・多層フィルムの最適設計法とUV遮蔽材の開発」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定

国立大学法人信州大学 中村 正行 氏、大阪大学 齋藤 彰 氏、株式会社日立ハイテク 堀込 純 氏にご講演をいただきます。

AndTech

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる「光学薄膜」における課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「光学薄膜」講座を開講いたします。

光学薄膜解析の基礎理論と最適化の基礎理論の詳細にはじまり、光学多層膜設計における主要な設計パラメーター、光学薄膜に基づく無色透明な UV 遮蔽塗布材料、分光特性検査の測定方法の基礎や測定目的に応じた応用事例、アタッチメントの選択方法について解説・紹介!

本講座は、2025年11月17日開講を予定いたします。 

詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1f083b5a-e400-6784-ad67-064fb9a95405

Live配信・WEBセミナー講習会 概要

──────────────────

テーマ:光学薄膜の基礎・解析・分光特性評価および多層膜・多層フィルムの最適設計法とUV遮蔽材の開発

開催日時:2025年11月17日(月) 13:00-17:05 

参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定

U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1f083b5a-e400-6784-ad67-064fb9a95405

WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)

セミナー講習会内容構成

────────────

 ープログラム・講師ー

∽∽───────────────────────∽∽

第1部  光学薄膜の基礎とその解析および多層膜・多層フィルムの最適設計法

∽∽───────────────────────∽∽

講師 国立大学法人信州大学 教育・学生支援機構・工学部 / 特任教授 中村 正行 氏

∽∽───────────────────────∽∽

第2部  光学薄膜に基づく無色透明な UV 遮蔽塗布材料の開発

∽∽───────────────────────∽∽

講師 大阪大学 准教授 齋藤 彰 氏

∽∽───────────────────────∽∽

第3部 光学薄膜の分光特性の評価方法と事例紹介

∽∽───────────────────────∽∽

講師 株式会社日立ハイテク グローバル営業戦略部 堀込 純 氏

本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題

───────────────────────

・光学薄膜解析の基礎理論

・最適化の基礎理論

・光学多層膜設計における主要な設計パラメーターは何か

・最適設計における留意事項

・光学薄膜の分光分析測定概要

・測定機器(分光光度計)の基礎と原理、応用例、測定の留意点、適切なアタッチメントの選択方法

本セミナーの受講形式

─────────────

 WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。

 詳細は、お申し込み後お伝えいたします。

株式会社AndTechについて

────────────

 化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、

 幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

 弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」

 「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。

 クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。

  https://andtech.co.jp/

株式会社AndTech 技術講習会一覧

─────────────────

一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。

https://andtech.co.jp/seminars/search

 

株式会社AndTech 書籍一覧

──────────────

選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。

https://andtech.co.jp/books

 

株式会社AndTech コンサルティングサービス

─────────────────────

経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。

https://andtech.co.jp/business-consulting

本件に関するお問い合わせ

─────────────

株式会社AndTech 広報PR担当 青木

メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)

下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)

──────────────────────────────

∽∽───────────────────────∽∽

第1部  光学薄膜の基礎とその解析および多層膜・多層フィルムの最適設計法

【講演主旨】

 光学多層膜の光学特性を解析するための基礎理論について解説します。光学多層膜の設計における主要な設計パラメータを詳しく解説します。次に、多層膜の設計を行うための最適設計手法の理論を紹介します。光学薄膜解析の基礎理論から最適設計まで、一連の基礎理論の理解を目指し、学習用のExcel VBAプログラムを用いた光学多層膜の特性解析と、最適化の流れと留意点について解説します。反射防止コート、高反射ミラー、斜入射フィルター、エッジフィルター、赤外線反射フィルムなどの多層膜の膜構造を最適化する例を示します。

【プログラム】

1.光学の基礎理論

 1-1 光の表示式

 1-2 反射率と透過率

2.光学薄膜解析の基礎理論

 2-1 光波の干渉

 2-2 多光波の干渉

 2-3 光学多層膜における反射光・透過光

3.光学薄膜の最適設計

 3-1 設計問題と最適化の基礎理論

 3-2 最適化計算の留意点

4.各種薄膜の機能と最適設計例の紹介

 4-1 反射防止膜,高反射膜

 4-2 IRカットフィルター,UVカットフィルター

 4-3 遮熱フィルター(熱線反射膜),太陽光スペクトル制御超多層フィルムなど

【質疑応答】

【キーワード】

光学薄膜解析,光学薄膜設計,最適設計,反射防止膜,反射防止フィルム,光学フィルター,超多層フィルム

【講演のポイント】

光学薄膜解析の基礎理論と最適化の基礎理論の詳細を示し,光学多層膜設計における主要な設計パラメーターは何かを理論式に基づき解説します.最適設計における留意事項を具体的な設計例に基づき説明します.

∽∽───────────────────────∽∽

第2部    光学薄膜に基づく無色透明な UV 遮蔽塗布材料の開発

【講演主旨】

 人体の日焼けや塗料の劣化等の悪影響を防ぐため、様々なUV遮蔽材が開発されている。しかし従来のUV遮蔽材では、可視光域近傍までUVを遮蔽し、かつ無色透明性を両立することは難しい。そこで我々は光干渉を利用した光学薄膜に着目し、多層膜形状のUV遮蔽材の開発を行った。さらにこの多層膜を基板から剥離・微細化することで、日焼け止め製剤や塗料等の塗布材料として応用可能であることを実証した。

【プログラム】

1. UVカットとその方法

2. 「白浮き」問題

3. 「透明なUVカット材」の困難

4. 解決方法:設計指針

5. 作り方

6. 測り方

7. 残る問題

8. 改良と実現

【質疑応答】

【キーワード】

UV遮蔽、UVカット、透明、光学設計、薄膜、フィルム、塗布

【講演者のPRポイント】

元来、「放射光(X線)と表面、ナノ構造」が専門。しかし「モルフォ蝶に学ぶ」生物模倣の光学、に長年従事。結果、可視光&X線とナノ構造の相互作用、表面の構造&機能、計測&もの造り、各々の両面に通じ、生物にも深く関わる。

∽∽───────────────────────∽∽

第3部   光学薄膜の分光特性の評価方法と事例紹介

【講演主旨】

 近年、光学薄膜はスマートフォンのカメラやディスプレイ、車載センサーの性能向上など光エレクトロニクス製品の発展に必要不可欠な技術となっています。

 光学薄膜は光学部材に様々な機能を施しますが、重要な光学特性の一つに分光特性が挙げられます。

 分光光度計は、入射した光に対して試料の透過光を計測し波長毎に透過した割合(透過率)を表示する透過スペクトルと試料の反射光を計測し波長毎に反射した割合(反射率)を表示する反射スペクトルのデータを得ることができます。

 透過測定や反射測定用のアタッチメント、様々な検出器を選択することで目的に応じた測定が可能となります。

 今回は光学薄膜の分光特性検査の測定方法の基礎や測定目的に応じた応用事例、アタッチメントの選択方法について紹介します。

【プログラム】

1.分光特性検査装置(分光光度計)の基礎

 ・分光光度計の特長

 ・分光光度計の構成

 ・分光光度計から得られる測定データ

2.光学部材の分光特性の測定原理と測定事例(基礎編)

 ・分光光度計でできること

 ・検出方式について

 ・透過率と反射率測定

 ・相対反射と絶対反射

 ・入射角を変えた際の反射率測定方法

3.測定事例の紹介(応用編)

 ・多種多様な光学部材の応用測定手法

 (微小サンプル、プリズム、長光路、面内分布、色彩測定、散乱測定など)

【質疑応答】

【キーワード】

分光光度計、透過、反射、吸収、OD、紫外、可視、近赤外、UV/VIS、NIR、スペクトル

【講演のポイント】

・本講演では、光学薄膜の分光測定をするための知識を基礎から習得することができます。

・分光測定するための分光光度計の原理や測定方法、測定の留意点などを実際の測定例を中心に講演します。

・応用編としては、応用測定については、アタッチメントやソフトウェアの解析なども含め多種多様な光学部材の事例を紹介します。基礎から応用までカバーしており、測定に必要な知識の習得が可能です。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

すべての画像


会社概要

株式会社AndTech

5フォロワー

RSS
URL
https://andtech.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県川崎市多摩区登戸2833-2 パークサイドヴィラ102
電話番号
044-455-5720
代表者名
陶山 正夫
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2009年08月