民俗学者・宮本常一も注目!? 民具に隠されたデザインのアイデアを読み解く!
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2022年10月12日(水)に、『民具のデザイン図鑑』を発売いたします。
■民具からデザインのヒントを見つける
特定の設計者がいない、人々の暮らしから生まれる民具の造形には、身体性や生活の現場において理にかなった造形やデザインのアイデアが秘められています。
民具の分類としては衣・食・住など「用途別」による分類・整理が一般的ですが、本書ではあえてそうした枠組みを外して、形態、機能、素材、意味などに注目し、民具がもつ豊かなデザインの世界をあらためて問い直します。
「小さな森で身を包む」「つくろいの造形」「布で情景を描く」などのトピックを立て、ビジュアルを豊富に用いながら、用途の枠を超えて民具の魅力を横断的に読み解きます。
収録する民具は、武蔵野美術大学民俗資料室が収蔵するおよそ9万点のコレクションから精選し160点以上を収録。
本コレクションは、民俗学者・宮本常一の指導により収集が始まり、生活用具、郷土玩具、信仰資料など、国内有数の収蔵品を誇ります。
【目次】
【編集・監修者プロフィール】
■編集/武蔵野美術大学 民俗資料室
武蔵野美術大学に設置された美術館・図書館がもつ複合施設のひとつ。民衆が日々の暮らしのなかで生み出し、使い続けてきた暮らしの造形資料(民具)を約9万点収蔵し、大学における教育・研究活動を軸とした利活用に加え、民具の保存管理や展示公開等を行う。
■監修/加藤 幸治(カトウ コウジ)
武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程教授。専門は民俗学(民具研究)、博物館学。博士(文学)。和歌山県立紀伊風土記の丘学芸員(民俗担当)、東北学院大学文学部歴史学科教授(同大学博物館学芸員兼任)を経て、2019年から現職。近著に『民俗学 フォークロア編 ―過去と向き合い、表現する』(武蔵野美術大学出版局、2022年)、『民俗学 ヴァナキュラー編 ―人と出会い、問いを立てる』(武蔵野美術大学出版局、2021年)など多数。
【書籍概要】
書 名:民具のデザイン図鑑
編 者:武蔵野美術大学 民俗資料室
監 修:加藤幸治
仕 様:A5判、192ページ
定 価:2,420円(税込)
発売日:2022年10月12日(水)
ISBN:978-4-416-62200-1
【書籍のご購入はこちら】
誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/art/74309/
【書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
ホームページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/
フェイスブック:https://www.facebook.com/seibundoshinkosha/
ツイッター:https://twitter.com/seibundo_hanbai
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像