映像データ処理用AIデバイス向け高位合成ツールを開発しました
―回路設計期間の大幅短縮とデバイスでの電力効率40倍以上を確認―
NEDOは「省エネAI半導体及びシステムに関する技術開発事業」(以下、本事業)の一環として、エッジ領域に適したAI半導体デバイスの早期実現を目指した開発を進めています。このたび、シャープ株式会社(以下、シャープ)は、エッジコンピューティングにおけるAI映像データ処理の普及拡大を目的とした、AIデバイス向け高位合成ツール(以下、本ツール)を開発し、オープンソースソフトウェア(OSS)として本日公開しました。
本ツールは、映像データ処理用AIアルゴリズムが記述されたPython(パイソン)コードから、集積回路であるFPGAなど、ハードウェアの回路図となるRTLコードを、短時間で自動生成するソフトウェアです。専門技術者でなくても映像データ処理用AIデバイスの設計が可能となり、開発期間を大幅に短縮できます。また、本ツールで生成されたRTLコードを実装したFPGAで実証したところ、GPUを搭載したエッジ端末に比べ、40倍以上の高い電力効率が得られることを確認しました。

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