「パート・アルバイト」希望者の42.5%が週11~20時間の勤務を希望。求人応募後の企業からの連絡、2日を過ぎると「遅い」
2023年10月 イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査
調査結果
【週当たりの希望勤務時間】
正社員希望者では8割以上が「40時間以上」
パート・アルバイト希望者では「11~20時間」が42.5%、40時間以上を希望する人は14.9%で、フルタイムでの勤務を希望する人も一定数存在
【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「希望する仕事内容だから」50.7%、「自宅から通いやすいから」49.3%、
「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」31.0%
【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」64.7%、「希望の勤務時間帯だから」45.2%、
「希望の勤務時間数・日数が選べるから」40.7%
【応募企業からの最初の連絡タイミング】
連絡が「遅い」と感じるまでの期間は「2日後」32.9%、「4日後以降」23.0%、「3日後」21.1%
2日後になった時点で「遅い」と感じる人が急激に増える
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2023年10月1日~10月31日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2023年10月2日~11月5日
有効回答:374名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります
※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
【回答者プロフィール】
【週当たりの希望勤務時間】
正社員希望者では8割以上が「40時間以上」
パート・アルバイト希望者では「11~20時間」が42.5%、40時間以上を希望する人は14.9%で、フルタイムでの勤務を希望する人も一定数存在
求人に応募した人に、週当たりの希望勤務時間をきいた。全体では「40時間以上」が36.1%、「11~20時間」が29.7%、「21~30時間」が14.4%、「10時間以下」が11.8%、「30~39時間」が8.0%となった。
希望の雇用形態別にみると、「正社員」では「40時間以上」が83.1%で、8割以上となった。いわゆる、フルタイムでの勤務を希望している人が大半であるようだ。
「パート・アルバイト」を希望する人では、最も多かったのが「11~20時間」が42.5%、次いで「21~30時間」が19.0%となっている。パート・アルバイトでの勤務を希望する人には、扶養の範囲内での勤務を希望する人も多いが、「40時間以上」を望む人も一定数おり、一概に短時間を望んでいるわけではないことがわかる。
「契約社員または嘱託社員」や「派遣社員」を希望する人では、「40時間以上」を希望する割合が高く、それぞれ半数を超えていた。正社員を希望する人以外でも、より多くの時間働きたいという声は少なくないようだ。
【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「希望する仕事内容だから」50.7%、「自宅から通いやすいから」49.3%、
「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」31.0%
求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「希望する仕事内容だから」の50.7%、次いで「自宅から通いやすいから」が49.3%、「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」が31.0%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「職場環境(設備)が良い印象だから」が22.7pt、「労働時間・通勤時間を気にせず柔軟な働き方が選べそうだから」が9.9pt、「賃金が高いから」が7.1pt高くなった。設備環境や働き方といった、自分の求める労働環境があるかを考えている人が女性より多いようだ。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「自分が求める福利厚生が充実していたから」が24.2pt、「自宅から通いやすいから」が10.1pt、「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」が9.7pt高くなった。特に福利厚生に関して大きく差が出ており、自分に合った福利厚生がある企業を探している人が多いことがわかる。
【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」64.7%、「希望の勤務時間帯だから」45.2%、
「希望の勤務時間数・日数が選べるから」40.7%
求人に応募した、パートまたはアルバイト雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」で64.7%、次いで「希望の勤務時間帯だから」が45.2% 、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が40.7%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「転勤が無いから」が7.0pt、「労働時間・通勤時間を気にせず柔軟な働き方が選べそうだから」が6.7pt高くなった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働けるから」が13.7pt、「休日・休暇が取得しやすい環境だと思ったから」が5.5pt高くなった。扶養の範囲内での仕事探しは女性パート・アルバイト希望者の大きな特徴となっている。
【応募企業からの最初の連絡タイミング】
連絡が「遅い」と感じるまでの期間は「2日後」32.9%、「4日後」23.0%、「3日後」21.1%
2日後になった時点で「遅い」と感じる人が急激に増える
求人に応募した人に、求人に応募した後の企業からの最初の連絡が「遅い」と感じるまでの期間をきいた。
全体では「2日後」が最も多く32.9%、次いで「4日後以降」が23.0%、「3日後」が21.1%、「応募した翌日」が15.5%、「応募後半日」が7.5%となった。2日後になった時点で「遅い」と感じる人が急激に増えるため、可能ならば応募があった翌日までに、面接の日程調整等の連絡をしたいところだ。
希望の雇用形態別にみると、「非正規雇用の計」では「2日後」が35.1%で「正社員」希望者より14.0pt高い。非正規での雇用を希望する人の中には、すぐに仕事につけることを理由に仕事選びをしている人もおり、より早めに連絡を求めているようだ。
調査・分析担当者のコメント
10月のアンケートでは、応募企業からの最初の連絡タイミングについて、どの程度時間が経つと「遅い」と感じるかをきいています。全体では、「2日後」が最も多く32.9%、次いで「4日後以降」が23.0%、「3日後」が21.1%となっています。2日経過すると半数以上の人が「連絡が遅い」と感じるようです。
希望の雇用形態別にみると、「非正規雇用の計」では「2日後」を選んだ人が35.1%で、「正社員」希望者より高くなりました。すぐに仕事につけることを理由に非正規での仕事を探している人もおり、より早めに連絡を求めているようです。
<株式会社アイデム 会社概要>
アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代) https://www.aidem.co.jp
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- 就職・転職・人材派遣・アルバイト
- ダウンロード