TOPPAN、SNS広告とEC支援を行うココラブルを買収、完全子会社化
顧客の事業成長に寄与する「グロース支援型」のデジタルマーケティング事業を強化
■ 背景
DXのニーズに連動し、デジタルマーケティング市場は依然として拡大傾向にあります。中でも売上に直接連動するWeb広告とEC事業は、業界を問わず需要が安定しており、TOPPANグループも、流通・メーカーなど幅広い顧客基盤に対し関連事業の拡大・強化を進めてきました。
ココラブルは、SNSマーケティングのノウハウを駆使した成果を上げるためのSNS広告の運用と、自社EC事業で培ったノウハウを顧客向けに展開するEC支援に強みを有しています。TOPPANは、これまでの豊富な実績によりデジタルマーケティングにおける戦略から実行まで網羅的なサポートを顧客に展開していますが、この度ココラブルのリソースを統合することで、Webでの集客から顧客体験の設計、EC購買までの一連を「グロース支援型」で提供する機能を強化し、事業規模の拡大を図ります。
■ 期待されるシナジー
・Web広告事業の強化
TOPPANが強みとするOMO(Online Merges with Offline)(※1)領域の運用型広告とダイレクトレスポンス(※2)領域において、SNS広告による成果創出を強みとするココラブルが連携することで、ターゲット領域や提供サービスを相互補完するとともに、両社の人財交流によるスキルアップを行い、Web広告事業を強化していきます。
・EC事業のグロース支援強化
ココラブルはTOPPANの顧客に対して自社EC事業のノウハウを活かした事業計画や商品企画など上流工程からの支援を実施。バリューチェーン全体を網羅し、事業全体のグロース支援を行っていきます。
■ 株式会社ココラブルについて
対象企業 | 株式会社ココラブル |
所在地 | 東京都渋谷区 |
代表者 | 森 美知典 |
事業内容 | SNS広告事業、EC支援事業等 |
株式取得日 | 2024年3月29日 |
■ 今後の目標
TOPPANはココラブルの完全子会社化により、Web広告事業やEC支援事業を中心に、デジタルマーケティング事業の競争力と市場への提供価値を一層強化し、本提携によるシナジー効果として2030年度までに100億円の売上を目指します。
※1 OMO (Online Merges Offline)
オンラインとオフラインの融合により顧客理解の解像度を上げて、マーケティング成果を向上させる手法
※2 ダイレクトレスポンス
顧客に対して、商品やサービスの購入・申し込みなどを直接促すマーケティング手法
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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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