アイデムフォトギャラリー「シリウス」年頭企画展・長倉洋海 写真展「地球に謳う」 期 間:2024年1月5日(金)~1月17日(水)※日曜休館
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、毎年年初、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。2024年は、長倉洋海氏をお招きします。
「地球に謳う」展に寄せて
フリーランスの写真家になって44年。エルサルバドルやアフガニスタンなどの紛争地帯や、アマゾン、シベリアなどの辺境地を訪れ、困難を乗り越えながら、まっすぐに生きる人々の姿にカメラを向けてきました。
今回の「地球に謳う」展では、サハラの南に位置するマリとアフリカ大陸に寄り添ったようなマダガスカル島、先住民が暮らすアマゾンとブラジル最貧の地と呼ばれるノルデスチ、シベリアのツンドラ地帯で暮らすトナカイ遊牧民、内戦時のスリランカや故郷釧路の写真など世界各地で撮影した38点を展示します。
歌や踊り、祖先から続く伝統と知恵、そして地球に生かされているという謙虚な心。それらは彼らを支えるだけでなく、現代社会にとっても一縷の希望だと思っています。
これらの写真が時空を飛び越え、みなさんの心に届くことを願っています。
長倉 洋海
【プロフィール】
長倉洋海 ながくら ひろみ
1952年、釧路市生まれ。写真家。同志社大学卒業。1980年から世界の紛争地を取材、その後、アマゾンやシベリアなど辺境の地を訪れる。土門拳賞、講談社出版文化賞などを受賞。2006年、フランスの国際フォト・ジャーナリズム祭に招かれ「マスード 敗れざる魂」展を開催。2017年、東京都写真美術館で「フォト・ジャーナリスト長倉洋海の眼 地を這い、未来へ駆ける」展を開催。2015年より実家を使って、世界で出会った人と受講生をつなぐ場として「長倉商店塾」を開講している。2023年9月、東京都写真美術館で映画「鉛筆と銃—長倉洋海の眸」が公開され、全国を巡回している。
【開催概要】
期間:2024年1月5日(金)~1月17日(水)
10:00~18:00 最終日15:00まで 日曜日休館、入場無料
会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」 電話:03-3350-1211
(新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル2F/ 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅そば)
アイデムフォトギャラリー「シリウス」について https://www.photo-sirius.net/
2001年9月に写真専用ギャラリーとしてオープン。より多くの方に発表の場を提供し、写真のすばらしさに触れていただくことをテーマに開設。写真作品のための最適な環境を念頭において、専用の設計を施しています。ギャラリー名の「シリウス」は星空で最も明るく輝く星座おおいぬ座の首星にちなんでつけられています。開館以来、国内外の様々なジャンルの作品展を開催しています。
アクセス:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル2F(東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」徒歩2分)
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