希望の年収の決め方 「高くした」19.5%、「同程度とした」46.5%、「低くした」34.0%「正社員」希望者では「高くした」30.8%と年収アップを図りたい人も多い
2023年11月イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2023年11月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
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調査結果
【希望の年収の決め方 目安について】
前職、現職、あるいは相場の金額と比べて「高くした」19.5%、「同程度とした」46.5%、「低くした」34.0%
「正社員」希望者では「高くした」30.8%と年収アップを図りたい人も多い
【希望の年収の決め方 考慮した背景について】
「生活に必要な金額を考慮」49.5%、「働ける時間を考慮」40.9%、「時間当たりの賃金を考慮」23.8%
「正社員」は「生活に必要な金額を考慮」65.4%、「非正規希望の計」は「働ける時間を考慮」46.2%が最多
【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」63.5%、「社会保険に加入できるから」48.1%、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が34.6%
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」61.5%、「生活との両立を図りたいから」32.3%、「気楽に働きたいから」24.2%
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調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2023年11月1日~11月30日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2023年11月2日~12月5日
有効回答:303名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります
※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、 下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
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調査結果の詳細(一部抜粋)
【回答者プロフィール】
【希望の年収の決め方 目安について】
前職、現職、あるいは相場の金額と比べて「高くした」19.5%、「同程度とした」46.5%、「低くした」34.0%
「正社員」希望者では「高くした」30.8%と年収アップを図りたい人も多い
求人に応募した人に、希望の年収の目安についてきいた。前職、現職、あるいは相場の金額と比べて「高くした」は19.5%、「同程度とした」は46.5%、「低くした」は34.0%となった。約半数の人が働いているときの金額や相場と同じくらいの収入を目安に活動していることがわかる。
希望の雇用形態別にみると、「正社員」では「高くした」が30.8%となっている。年収アップを図りたい人も多いようだ。一方で「非正規希望の計」(パート・アルバイト、契約社員・嘱託社員、派遣社員の合計)では、「同程度とした」が48.3%、「低くした」が35.7%となった。正社員希望者と比べると「低くした」を選ぶ割合が高く、収入額は優先されていない印象を受ける。
年代別にみると、「30代以下」では「同程度とした」が64.5%で、目安と同程度に動いている人が半数以上だった。「40代」では「高くした」が41.5%となり、より収入を得られる仕事を探していることがわかる。「60代以上」では「低くした」が46.6%となり、年齢的にも「仕事につくこと」を優先している人が多い印象だ。私生活でのイベントや仕事面でのスキルアップなど、年代によって傾向がかなり異なることがわかる。
【希望の年収の決め方 考慮した背景について】
「生活に必要な金額を考慮」49.5%、「働ける時間を考慮」40.9%、「時間当たりの賃金を考慮」23.8%
「正社員」は「生活に必要な金額を考慮」65.4%、「非正規希望の計」は「働ける時間を考慮」46.2%が最多
求人に応募した人に、年収の目安とともに、考慮した背景についてきいた(複数回答)。最も多かった意見は「生活に必要な金額を考慮」で49.5%、次いで「働ける時間を考慮」が40.9%、「時間当たりの賃金を考慮」が23.8%となった。
希望の雇用形態でみると、「正社員」では「生活に必要な金額を考慮」が65.4%、「希望の勤務地の相場を考慮」が25.0%となった。正社員を希望する人では、 生活水準の維持のためにも、相場が高い地域で就業したい人が多いのかもしれない。一方、「非正規希望の計」では「働ける時間を考慮」が46.2%、「時間当たりの賃金を考慮」が27.3%、「年収の壁を考慮」が18.5%となった。勤務できる時間に限りがある人も多く、様々な制限がある中で可能な収入をと考えていることが伺える。
年代別にみると、40代は「生活に必要な金額を考慮」が他年代に比べて突出しており、生活水準の維持にこだわりが強いようだ。また60代以上は「年金など社会保障給付のバランスを考慮」の回答割合が31.3%と他年代より高く、3位に挙がっている。
【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」63.5%、「社会保険に加入できるから」48.1%、
「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が34.6%
求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」で63.5%、次いで「社会保険に加入できるから」が48.1%、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が34.6%となっている。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」が25.6pt、「社会保険に加入できるから」が23.0%高くなった。信用度に関しては女性正社員希望者で選んだ人はいなかった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が5.2pt、「産休・育休・介護休暇が取りやすいと思うから」が5.1pt高くなった。収入面や、休暇制度を気にして正社員になりたい人が多いようだ。
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」61.5%、「生活との両立を図りたいから」32.3%、「気楽に働きたいから」24.2%
求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」で61.5%、次いで「生活との両立を図りたいから」が32.3%、「気楽に働きたいから」が24.2%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「一定期間で計画的に働けるから」が5.6pt高くなった。期間の定まっている仕事を希望する人が女性よりも多いようだ。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が20.8pt、「生活との両立を図りたいから」が13.7pt、「人間関係・組織にしばられたくないから」が10.3pt高くなった。家庭の仕事との兼ね合いでパートタイムを希望していたり、収入に目安を設けて仕事をしたい人が男性よりも多いことがわかる。
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調査・分析担当者のコメント
11月のアンケートでは、希望の年収の決め方や考慮した背景についてについてききました。全体では、前職・現職、あるいは相場と比べて「同程度とした」が46.5%、「低くした」が34.0%、「高くした」が19.5%となりました。約半数の人が何らかの目安と同じくらいの収入を目安に活動しているようです。考慮した背景では、「生活に必要な金額を考慮」が49.5%、「働ける時間を考慮」が40.9%、「時間当たりの賃金を考慮」が23.8%でした。特に正社員希望の人では「生活に必要な金額を考慮」「希望の勤務地の相場を考慮」が非正規希望の人よりも高く、相場が高い地域で就業したい人が多いのかもしれません。募集時の賃金設定等の参考になれば幸いです。
<株式会社アイデム 会社概要>
アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 https://www.aidem.co.jp
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