企業事例とプロンプト実例集で解説 書籍『生成AI導入の教科書』9月28日発刊
小澤は当社内でのAI活用を推進する他、社外におけるAI活用コミュニティのモデレーターも務めるなどAIに関わる業務に幅広く携わっています。本書ではその知見を生かし、AIの最新動向や、大企業の生成AI活用事例を詳しく紹介しています。さらに、生成AI導入をサポートする企業や団体の主要人物へのインタビューも掲載されています。その上で、実際に生成AIを最大限に活用するためのプロンプト(※2)テクニックの詳細な解説も記載しています。
さらに、本書の制作においても生成AI技術を活用しています。企画から発刊までの時間を通常の3分の1程度に短縮しております。構成や見出しの作成、文章の校正、インタビューのまとめといった部分で、生成AIの持つ能力を最大限に活用しています。
書籍概要(本文より一部抜粋)
2023年、約70年にも及ぶAIの長い歴史は転換点を迎えました。それこそが、「生成AIの衝撃」です。これはすなわち、私たち人間が、知性の中枢でもある言語能力を「システム」に実装したということを意味します。この度の生成AIの衝撃は、これまでの一過性のAIブームとは本質的に異なるものなのです。
生成AIの衝撃は、かつてない規模です。しかし現実を見ると、生成AIはまだ万能ツールではありません。いつの日も「AI」という技術は過度にメディアに報じられ、その可能性の本質が理解されないまま、ブームの終焉を迎えてきました。
この生成AIのムーブメントを一過性のものにせず、社会転換の起爆剤にしていきたい。そんな思いで執筆したのが「生成AI導入の教科書」です。本書が、生成AIのなかでも「大規模言語モデル(LLM)」を企業で導入し、企業を変革させていくきっかけとなれば幸いです。
▼目次
Chapter1:AIは「作る時代」から「使う時代」へ ─ 生成AIとは
Chapter2:「今までのDXは絆創膏」─ つぎはぎのDXと生成AI
Chapter3:生成AIによるビジネスモデルの変革
Chapter4:生成AIを社内で活用するために理解してくべきこと
Chapter5:「業務理解が第一歩」生成AIの導入ステップ
Chapter6:生成AIの既存システムとの連携パターン
Chapter7:生成AIを活用するプロンプトエンジニアリング術
Chapter8:これからの生成AIをめぐる動向
Chapter9:企業におけるAI導入のベストプラクティス
著者プロフィール
小澤健祐(おざけん)
「人間とAIが共存する社会をつくる」がビジョン。AI分野で1,000本以上の記事を執筆。当社が運営する「AINOW」編集長のほか、生成AI活用プロジェクト「dip AI Force」を社内で推進。AIベンチャーCarnotの事業戦略や生成AI教育事業を展開するCynthialyの顧問、日本最大のAI活用コミュニティ「SHIFT AI」のモデレーター&パートナーインフルエンサーも務める。一般社団法人生成AI活用普及協会 協議員。
AI以外の領域では、2022年にCinematoricoを創業しCOOを務めるほか、当社が運営するSDGs専門メディア「SDGs CONNECT」編集長、ITフリーランス向け案件プラットフォームを運営するテックビズのPR、フリーカメラマン、日本大学文理学部 次世代社会研究センター プロボノも務める。
書籍情報
書名:『生成AI導入の教科書』
発売日:2023年9月28日(木)
定価:本体 1,760円(税込)
ページ数:288頁
発行:株式会社ワン・パブリッシング
Amazon URL:https://amzn.asia/d/btM8qDH
AI・DXに関する当社の取り組み
当社は2016年より日本最大級のAI専門サイト「AI NOW(エーアイナウ)」を運営、AIスタートアップ支援制度「AI. Accelerator」の実施、「DIP Labor Force solution Fund」を通じて20社以上のスタートアップ投資を行うなど、AIに関連する取り組みを実施してきました。また、2019年より「Labor force solution company」をビジョンに掲げ、求人情報サイト「バイトル」などの人材サービス事業に加え、顧客企業の業務効率化を推進するDX事業を開始し、日本の労働市場における諸課題の解決を目指しています。
2023年4月には生成AIを活用し雇用創出の可能性を大きく広げる「AIエージェント事業」(※3)の開発開始と同時に、その早期実用化のため「ディップ技術研究所」を設立。データ戦略の第一人者である安宅和人氏をアドバイザーに迎え、AI戦略のスペシャリストである東京大学松尾豊研究室の成果活用型企業である株式会社松尾研究所と連携した共同研究を実施しております。
さらに、当社内においては250名のアンバサダーからなる全社横断のプロジェクトチーム「dip AI Force」(※4)を立ち上げ、現場で活用できる200以上のプロンプトデータベースを約3,000名の全社員に公開しています。本書ではその詳細を紹介しています。
今後もDX推進・AIの適切な活用とともにその可能性を最大限に引き出すことで生産性向上を目指し、誰もが働く喜びや幸せを感じられる社会の実現に向けて取り組みを続けてまいります。
(※2)AIシステムに対して与えられる入力テキストや指示、伝える情報や要求の枠組み
(※3)https://www.dip-net.co.jp/news/1898
(※4)https://www.dip-net.co.jp/news/1924
当社概要
労働市場における諸課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指す“Labor force solution company”をビジョンに掲げ、人材サービス事業とDX事業を運営しています。企業理念「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」のもと、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
社 名:ディップ株式会社(dip Corporation)
代 表: 冨田 英揮(代表取締役社長 兼CEO )
本 社:東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F
電 話:03-5114-1177(代表)
設 立:1997年3月
資本金:1,085百万円 (2023年2月末現在)
従業員数:2,925名(2023年4月1日現在の正社員)※契約・アルバイト・派遣社員除く
事業内容:求人情報サイト「バイトル」「バイトルNEXT」「バイトルPRO」「はたらこねっと」看護師転職支援サービス「ナースではたらこ」などの運営、DXサービス「コボット」の開発・提供、他
上場証券取引所:東京証券取引所(プライム市場)
売上高: 493億円(2023年2月期)
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