VIVE-Vittoriano and Palazzo Veneziaが発表 ブルガリがヴィットリア―ノの彫刻修復を支援
イタリアにおける国のアイデンティティのシンボルに対する惜しみない支援と後世に残すプロジェクト
この修復プロジェクトは、ヴェネチア宮のレフェットリオ広場で開催された記者会見に登壇したブルガリ グループCEO ジャン-クリストフ・ババン、美術修復家のスザンナ・サルマティ氏、ならびにVIVE - Vittoriano and Palazzo Veneziaのディレクターであるエディス・ガブリエッリ氏によって発表されました。
本修復プロジェクトはブルガリがアート ボーナスを通じて全額を出資するもので、ヴィットリアーノの正面ファサードにある彫刻の保存とプロジェクトの目的であるブロンズのゴールド仕上げを復元する内容となります。この支援によってイタリアのアイデンティティを象徴する芸術的そして文化的遺産が保護され、世界中のこれからの世代がそれを享受できるようになります。
左より VIVE - Vittoriano and Palazzo Veneziaのディレクター エディット・ガブリエッリ氏, ブルガリ グループCEO ジャン-クリストフ・ババン, 美術修復家のスザンナ・サルマティ氏
VIVE - Vittoriano and Palazzo Veneziaのディレクターであるエディット・ガブリエッリ氏は下記のように述べました。
「ヴィットリアーノの彫刻の修復プロジェクトは、私たちの研究所にとって大きな誇りです。これらの作品は、芸術的、歴史的、そして象徴的な価値を持つものであり、リソルジメントと私たちの憲法の創設の価値を体現しています。私たちの基本的な責務はこれらを保存し、特に後世の人々のためにその価値を高めていくことです。この社会的及び文化的責任はブルガリも十分に共有しており、公共部門と民間部門が協力することで共通の価値を創造し、コミュニティ全体に利益をもたらすことができるという好例です」
ブルガリ グループCEO ジャン-クリストフ・ババンは以下のコメントを寄せました。
「ブルガリとローマは切っても切れない関係です。ブルガリにとって永遠の都は140年前にブランドが誕生した地だけでなく、メゾンの全てのクリエーションにおける尽きることのないインスピレーションの源です。記念碑や宮殿、そして建築物は私たちが日常的に賞賛し、この素晴らしい街の歴史に敬意を表して保存しなければならないものです。ヴィットリアーノの彫刻の修復に対するブルガリのコミットメントは、ローマにおいて重要な作品が保存され、一般の人々が可能な限りアクセスできるようにするための名誉であり義務です。私たちのように、このような美の無限の価値を認める人々の模範となり、貢献できることを誇りに思います」
エディット・ガブリエッリ氏が指揮を執り、スザンナ・サルマティ氏が監督を務めるこの修復プロジェクトは3段階に分けて行われ、2024年9月に完了する予定です。この修復プロジェクトには、エミリオ・クアドレッリ作の大理石彫刻「アドリア海」とピエトロ・カノニカ作の「ティレニア海」、ジュリオ・モンテヴェルデ作のブロンズ彫刻「考える人」、エドアルド・ルビーノとエドアルド・デ・アルベルティス作の「勝利の女神」が含まれます。
修復現場はオープンな場所となり、市民や観光客は修復作業員の作業を見学したり、ガイドツアーで足場に登ったり、研究所のサイトで毎週公開される「修復日記」でプロジェクトの進捗状況を確認することが可能です。
お問い合わせ先:ブルガリ ジャパン 0120-030-142 https://www.bulgari.com/ja-jp/
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