TOPPAN、「TECHNO-FRONTIER 2024」に初出展

無線技術の活用で工場設備のデータを”見える化”するスマート点検システムや、空間に溶け込みながら高精細な映像表現を魅せるインテリアディスプレイを展示

TOPPANホールディングス株式会社

2024年7月17日 10時39分

TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：齊藤昌典、以下 TOPPAN）は、2024年7月24日（水）から26日（金）に開催される「TECHNO-FRONTIER 2024」（会場：東京ビッグサイト東展示棟）に出展します。「TECHNO-FRONTIER 2024」は、一般社団法人日本能率協会が主催する、メカトロニクス、エレクトロニクスや関連する専門領域の最新技術と製品が展示される、アジア最大級の専門展示会です。

TOPPANブース（小間番号 2F-10) では、工場・施設内に点在する計測器の遠隔監視とデータ収集に特化した見える化アプリケーションを備えたスマート点検支援サービス「e-Platch™（イープラッチ）」、直接触ることなく操作可能な非接触タッチディスプレイ「静電ホバータッチディスプレイ」、内装デザインと調和する「加飾ディスプレイ」、企業の回路設計を容易にする「組込みソリューション」の活用シーンをイメージした展示を行います。

■主な展示内容

・スマート点検支援サービス「e-Platch™」

「e-Platch™」は、工場や施設において、排水の水位や水素イオン濃度を始めとする環境データを自動収集し、工場全体のリスクマネジメントを強化する統合的監視システムです。センサー機器から監視システムへのデータ伝送には、次世代LPWA低消費電力広域ネットワーク ZETA（ゼタ）を活用し、入り組んだ構造の

工場に「死角のない無線通信ネットワーク」を構築します。本展示会では、2024年5月にリリースした、広範囲での水や薬品、油漏れを遠隔監視するテープ状の検知帯「漏液センサー」（※1）を出展するほか、以下の製品の実機展示/デモンストレーションを行います。

　　　　・データ変換機器「ZETABOX™」

　　　　・アナログメーター自動検針ソリューション

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・ZETA通信対応温度・湿度・照度・CO2濃度マルチセンサー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・液漏れを遠隔で検知する漏液センサー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・「点検データ閲覧システム」アプリ

●スマート点検支援サービス「e-Platch™」の紹介動画

https://solution.toppan.co.jp/smartdevices/service/eplatch.html

※1 https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/05/newsrelease240510_1.html

・静電ホバータッチディスプレイ

静電ホバータッチディスプレイは、TOPPANの空中タッチディスプレイ「La⁺touch™」で培った非接触タッチセンサー技術を応用した最新の入力デバイスです。静電ホバータッチディスプレイは、空中タッチディスプレイは「La⁺touch™」よりもさらなる薄型要望や屋外用途の要望に対応するため、「Blanview™」液晶採用により、小型薄型・高輝度屋外視認性向上を実現しました。

本展示会では、直接触らずに操作可能な静電ホバータッチディスプレイの実機展示・デモンストレーションを用意しています。

・加飾ディスプレイ＋ローカルディミングバックライトLCD

本展示会に出展する加飾ディスプレイは、2024年4月にリリースした透過性の高い化粧シート「ダブルビュー®フィルム」（※2）に、ローカルディミングバックライト（※3）を採用した「Blanview™ （ブランビュー）」液晶を組み合わせました。これにより加飾ディスプレイの表示部と加飾部の境目が黒浮きして見える現象の発生を抑え、背面から浮かび上がるような表示を実現しました。加飾シートのデザインは木目調以外にも様々なデザインを用意しています。オフィスや工場内の受付操作端末や入退室管理モニターなどの用途に対して、表示機器が存在することを意識させない内装と調和したディスプレイを提供します。

※2 https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/04/newsrelease240419_1.html

※3　LEDの点灯をエリア単位で分割制御するバックライト方式

・TOPPANディスプレイ組込みソリューション