“6月男”大谷翔平の成績をロバーツ監督が大予想！「打率.330を狙える。ホームランは…」　投手復帰へのホンネを赤裸々吐露「世界中のファンが翔平の投球を望んでいるが…」『おはようロバーツ』無料配信中

ドジャースのレジェンド・カーショーが大絶賛する日本人投手とは？「『完璧』と何度も言ってくる」

ABEMA

2025年6月2日 15時10分

新しい未来のテレビ「ABEMA（アベマ）」は、大谷翔平、ベッツ、フリーマンをはじめ、多くのスター選手が所属するロサンゼルス・ドジャースを率いて昨シーズンのワールドチャンピオンに導いた名将、デーブ・ロバーツ氏への「ABEMA」独占のインタビュー企画『おはようロバーツ』を、2025年6月2日（月）朝8時より放送いたしました。（https://abema.tv/video/episode/239-209_s30_p9）

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▼『おはようロバーツ』#8

URL：https://youtu.be/1U4fYIMshYI

■“6月男”大谷翔平の成績をロバーツ監督が大予想！「打率.330を狙える。ホームランは…」

　「世界中のファンが翔平の投球を望んでいるが…」投手復帰へのホンネを赤裸々吐露

本放送回では、ロバーツ監督のロサンゼルスの自宅を訪問し、インタビューを実施しました。

まずは、毎年6月に調子を上げて好成績を収めることから、“ミスター・ジューン”と異名をとる大谷翔平選手の話題に。今シーズンは5月から打撃成績好調で、両リーグを通じて第20号ホームランに最速で到達するなど、6月の活躍にさらなる期待が高まっています。そんな大谷選手について、ロバーツ監督は「彼はいま、本当にいい野球をしているからね」と大絶賛し、さらには「彼の打率が上がり、長打やホームランが増えているのは、より良い球を選んで打っているから。投手が勝負を避けてストライクを投げてこない時に四球を選び、ストライクしか振らないように自制できれば、打率.330も狙える」と太鼓判を押しました。

また、“ホームラン量産体制”に突入した大谷選手の“6月の本塁打数”については、「ホームランを左中間、右中間に打っている。どんな球でも対応できていて素晴らしい。おそらく…、6月は7から10本は打つだろうね」と予想しました。

また、ロバーツ監督が大谷選手の“投手”としての出場時期に言及する一幕も。「試合形式の練習では、翔平なら『制球力が課題』と言ったかもしれません。ですが、私の目で見る限り制球力は良い。ただ、投球量を増やす必要がある」と練習内容を評価。その上で、投手復帰時期は「翔平はオールスターの後に投球するのは間違いない」と断言しました。

一方で、ロバーツ監督は「翔平が『投げたい』と思って準備をしていることは分かっているよ。我々も投げて欲しい。そして、世界中のファンが翔平の投球を見たいというのも分かる。ただ、我々はとても慎重にならないといけません」と真剣な表情を浮かべ、「チームの調子がとても良いので、翔平の打撃を危険に晒すことはできない」とキッパリ。この言葉の意味を、「彼は“打者”としても、チームにとって貴重な存在で素晴らしい選手。彼の打撃がケガで損なわれるのであれば、チームにとっても大打撃。だから、全員が細心の注意を払い、時間をかけて完璧な復帰のタイミングを確かめている」と語りました。

■ドジャースのレジェンド・カーショーが大絶賛する日本人投手とは？「『完璧』と何度も言ってくる」

　新加入のキム・ヘソンに大興奮「彼を見ていると、自分が選手だった頃を思い出すんだ！」

また、5月18日（日）のエンゼルス戦で試合復帰した、ドジャースのレジェンドであるクレイトン・カーショー投手について、ロバーツ監督は「本当に興奮しました。復帰戦の結果についてはあまり気にしていなかった。とにかく彼が戻ってきただけで、本当に嬉しかったんだよ」と喜びを爆発させました。さらに、カーショー投手にまつわる裏話も到着。ロバーツ監督は「カーショーは由伸の投球を見るのをめちゃめちゃ楽しんでいる。私に何度も言ってくるんだ。『山本の投球メカニクスは完璧だ』って。本当に由伸を尊敬している」と、山本由伸投手を絶賛していたことを明かしました。

そんな山本投手は5月に入り、中5日のローテーションでチームを支えています。ロバーツ監督は「故障者のことを考えると、あまり選択肢がありません。彼はMLBの先発投手としてそれが当然だと理解しています。由伸は勝てるチャンスをくれますからね」と山本投手の状態を語り、「今はリリーフ陣が疲れてしまっています。6月にかけて先発投手の投球回を伸ばして、リリーフ陣を温存しようと思う」と台所事情を打ち明けました。

さらに、今季からチームに新加入したキム・ヘソン選手の話題になると、ロバーツ監督は「ドジャースは足の速いランナーがあまりいない。彼のような若い選手がチームにいるのはエキサイティング」と大絶賛。また、俊足光るキム・ヘソン選手を、「彼を見ていると、自分が選手だった頃を思い出すんだ！とても似ていると思う」と、自身の現役時代と照らし合わせて笑みを浮かべました。

■「私のミスです」名将が“失敗した采配”を悔やむ

ほかにも、番組では「笑える話」「驚いた話」などテーマが書かれたサイコロトークを実施しました。ロバーツ監督は「失敗した話」を当てると、昨シーズンのとある試合を回顧。「ホームで同点の試合なのに、9回にクローザーを使わずに別のリリーフを使ったんです。そのリリーフが1点を取られて、こちらは9回裏に点を取れず負けてしまいました。あの場面ではクローザーを使って、試合を延長に持ち込むべきだった。そのことはよく思い出す。私のミスです」と自省しました。

『おはようロバーツ』は、現在も無料配信中です。ぜひ、ご覧ください。（https://abema.tv/video/episode/239-209_s30_p9）