高知東生の凄絶なる初小説『土竜(もぐら)』が、1月25日(水)光文社より発売! 帯には、直木賞作家・重松清氏の推薦文も‼
- 文芸界も騒然! 各方面から絶賛の声!
底なしの寂しさを切々と綴る圧倒的筆致に、驚きの声続出。
本の帯には、重松清氏より、コメント
このようにしか生きられなかった男と女の、哀しさと愚かさと愛おしさが胸に迫る。
すべてを曝け出す覚悟と、さらけ出したことに甘えない覚悟とを胸に刻んだ人
――すなわち「作家」の、始まりの一冊なのだ。
重松清
- 著者の言葉
- 書誌情報
著者:高知東生(たかちのぼる)
判型:四六判ハード
定価:本体1,760円(税込)
発売日:2023年1月25日(水)※流通状況により一部地域では発売日が前後します。
発売元:光文社
【経緯】
2016年6月、高知東生は愛人とホテルにいるところを覚醒剤と大麻の取締法違反の容疑で逮捕された。懲役2年、執行猶予4年の判決後には、女優との離婚、芸能界からの追放、友人知人も離れていき、何度も死のうと自暴自棄となった。そんな中、ひそかにTwitterを発信する。どん底まで堕ち、それでも誠実に生き直そうともがく彼の語り口に、フォロワーたちが魅了されていく。母親の自死に触れたtweetには、16、2万ものいいねがついた。腹をくくりすべてをさらけ出す彼の姿勢は、たくさんの人の生きる力となっている。そして、2020年9月に執行猶予が明け、自身と向き合いながら小説を書き始めることになる。
【あらすじ】
侠客の父と、ネグレクトの果てに自死した母。17歳で天涯孤独となった彼は、喧嘩と女に明け暮れ、全財産6万円を握りしめ上京する。そして、薬物に溺れ逮捕されたーー。昭和の高知を舞台に、どん底まで堕ちていく男のやるせない人生と、彼を巡る人間たちに光をあてる、絶望と再生の物語。壮絶な過去と向き合いすべてをさらけ出した、自伝的小説集。読書人を唸らせた唯一無二の世界がここに。
- 著者プロフィール
【活動】
・メンタルケアについて語る動画配信
YouTube「たかりこチャンネル」@taka-rico
・自身と向き合い日々をつぶやくTwitter @noborutakachi
・雑誌「一個人」冬号(12月28日発売)から連載エッセイスタート
・「全国ギャンブル依存症家族の会」講演活動 https://gdfam.org/
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