フィンランドのプロデューサーMisha&cocabonaによる共同EP『JOMO』が9月26日にリリース

オルタナティブR&B、ジャズ、ヒップホップを世界のヴォーカリストと融合

The Orchard Japan

2025年9月26日 00時00分

フィンランドを拠点に活動するプロデューサーMishaとcocabonaが、共同EP『JOMO（Joy Of Missing Out）』をリリース。オルタナティブR&B、ジャズ、ヒップホップを基盤に、国際的に活躍するヴォーカリスト陣を迎えた意欲作となっている。参加アーティストには、Joya Mooi（オランダ）、Kadeem Tyrell（イギリス）、Latrell James（アメリカ）、Relyae（アメリカ）、ToriTori（アメリカ）、Amelia Rose（イギリス）、Tamara Mneney（デンマーク）が名を連ね、リードシングル「The Present」ではJamiroquaiの伝説的ドラマー、Derrick McKenzieがグルーヴを支えている。ロンドン、ヘルシンキ、アムステルダム、ニューヨークでのセッションを経て完成した本作は、“プレッシャーよりも今ここに在ることを選ぶ力＝Joy Of Missing Out”をテーマに、先鋭的なプロダクションでその世界観を描き出す。

Mishaは、Lalah Hathaway、Talib Kweli、MoonchildのAmber Navranらグラミーノミネート・アーティストとの共演で知られ、ソロ名義のアルバム『Nocturnal』『Radiant』が国内外で高い評価を受けているプロデューサー。ソウルフルかつ洗練されたサウンドを軸に、オルタナティブR&Bやヒップホップ、ニューファンク、ビートミュージックを横断する作風が特徴。一方、cocabonaはヘルシンキを拠点に活動するマルチ・インストゥルメンタリスト／プロデューサーで、ジャズやR&B、ヒップホップを有機的なビートで融合させた独自の音楽性を確立している。

フィンランドのビートシーンや海外でのステージを通じて10年以上培ってきた二人のクリエイティブなパートナーシップが、本作『JOMO』の没入感あるサウンドを形作っている。ライブ感のある演奏とジャンルを横断する自由なアプローチを軸に、参加アーティストそれぞれの個性を親密かつ広がりのあるサウンドスケープの中に配置。過剰な刺激に満ちた現代において、“静けさを選び取ることの喜び”を音楽として提示する、フィンランドを代表する二人のプロデューサーによる新たな表現に注目したい。

Mishaは、Lalah Hathaway、Talib Kweli、MoonchildのAmber Navranといったグラミーノミネート・アーティストとの共演歴を持つ、フィンランド出身のプロデューサー／アーティスト。オルタナティブR&B、ヒップホップ、ニューファンク、ビートミュージックを自在に融合させた、ソウルフルで洗練されたサウンドを武器に、累計9,000万回以上のストリーミング再生を記録。BBC Radio 1Xtra、Soulection、Wonderlandなど世界的なメディアからも支持を集めている。ソロ名義のアルバム『Nocturnal』と『Radiant』は国内で高い評価を受け、『Nocturnal』はフィンランド・ミュージック・アワードにノミネートされた。

cocabonaは、ヘルシンキを拠点に活動するフィンランドのマルチ・インストゥルメンタリスト／プロデューサー。ジャズ、R&B、ヒップホップを有機的かつビートドリヴンなプロダクションで融合させ、ジャンルの垣根を越えた独自のスタイルを確立している。累計ストリーミング再生は1億回を超え、Chillhop MusicやLofi Girlからのリリースでも知られる存在。国際的なステージでのパフォーマンス経験も豊富で、Mishaのライブバンドでは共同プロデューサー兼ベーシストとしても活動している。

二人はロンドン、ロサンゼルス、ベルリン、アムステルダム、ヘルシンキなど各地のステージでダイナミックかつ先鋭的なサウンドを披露し続けている。2025年には、共同EP『JOMO』をリリースし、ヨーロッパ・ツアーを敢行。革新的な音楽的ビジョンをさらに押し広げていく。