日本ではじめての「黄酒」の本、できました!
ガチ中華ブームで注目度急上昇の中国地酒、「黄酒」がわかる初めてのガイドブック誕生!
お酒好きでなくても、「紹興酒」は聞いたことがあると思いますが、実は紹興酒は中国浙江省の紹興市でつくられたお酒を意味する原産地呼称であり、「黄酒」という中国地酒のグループに入ります。
黄酒は糯米やうるち米、黒米、トウモロコシなどを原料とした穀物醸造酒です。
地域や酒蔵によって使用する原料や曲(麹)などが違うため、出来上がりの味や色合いも大きく違っています。さわやかな酸味があるもの、果実のような甘味があるもの、スモーキーなもの、発酵由来の複雑な芳香が特徴のものなど、まさに多種多様。
本書では、日本で流通している黄酒のなかから特徴的なものを75種、また中国国内で人気の黄酒(日本未流通)を約45種紹介した、日本で初めてのガイドブックです。
カタログページでは、それぞれの味の特徴をチャート化し、お勧めの温度帯、酒器、入手困難度などを掲載。何を飲めばいいのかわからないときにもすぐに役立ちます。
また、黄酒好きの人気料理家・今井亮さんが、黄酒に合うペアリング料理を提案。
中華だけでなく、和食・洋食、はてはデザートまで、黄酒に合わせて楽しむことができます。
本書を読んで、中国酒の奥深さに触れ、ぜひ好みの黄酒を見つけてください。
【目次】
【著者プロフィール】
門倉 郷史(かどくら・さとし)
中国酒探究家。神奈川県相模原出身。赤坂や六本木、銀座で展開する中華郷土料理店「黒猫夜」に9 年在籍。その間、黄酒専門店「酒中旨仙」の責任者を兼任し、黄酒への好奇心が年々深まる。紹興酒産地での酒蔵見学や中国酒の技術書などから情報をひもとき、現在はフリーで黄酒の啓蒙活動を行なう他、WEB サイト「八-ba-」で情報発信中。日本酒と黄酒の繋がりにも興味を持ち、日本酒を化学的に分析した授業が受けられるインフィニット・酒スクールにて1 年半個別講座を受け、湘南で唯一の酒蔵「熊澤酒造」での勤務経験も持つ。
【書籍概要】
書 名:黄酒(ファンジョウ)入門
著 者:門倉 郷史
仕 様:A5判、144ページ
定 価:2,750円(税込)
発売日:2023年9月11日(月)
ISBN:978-4-416-62331-2
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