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公益財団法人日本ユニセフ協会
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新型コロナウイルス:レバノンに支援物資輸送~手袋、マスク、ガウンなど【プレスリリース】

公益財団法人日本ユニセフ協会

ベイルートにあるユニセフの倉庫で、最前線に立つ医療従事者へ届ける個人用防護具(PPE)を準備する様子。(2020年4月3日撮影) © UNICEF_UNI317997_Choufanyベイルートにあるユニセフの倉庫で、最前線に立つ医療従事者へ届ける個人用防護具(PPE)を準備する様子。(2020年4月3日撮影) © UNICEF_UNI317997_Choufany

【2020年4月6日 ベイルート(レバノン)発】

ユニセフ(国連児童基金)は、レバノンで危機に晒されている医療従事者と人々を支援するため、医療物資を調達・輸送し、国内194カ所の保健センター(プライマリ・ヘルスケア・センター)に提供しました。これらの物資には、65万枚の手袋、83万枚の医療用マスク、3万4,000枚のN95マスク、2万6,750着のガウン、3,000個の赤外線体温計などの医療アイテムが含まれます。

ユニセフはまた、社会開発センター260カ所と公立学校1,200校に、洗剤、石けん、漂白剤を提供しています。追加の要望も受けており、今後数週間でさらに多くの物資を届ける予定です。加えて、政府機関、NGO、企業連合と労働組合、治安部隊、スカウトに所属する2,250人以上の非保健従事者向けの研修を支援し、感染予防、自己隔離、そして症状が出ている人々の保護に関する知識とスキルを強化しています。

これらの支援は、ユニセフの新型コロナウイルス(COVID-19)対応の一環として、レバノンの保健省(MoPH)と災害危機管理ユニット(DRM)、各自治体、世界保健機関(WHO)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、レバノン赤十字、バラマンド大学など、政府・国連・市民社会のパートナーシップによる成果です。

 「COVID-19のパンデミックによって世界各国の政府が直面する困難は増しています。その感染拡大のスピードと規模によって、数えきれないほどの課題が生じているなか、ユニセフはレバノンの子どもたちとその家族の安全を確保するために、あらゆる努力を続けています」とユニセフ・レバノン事務所代表の杢尾雪絵(もくお・ゆきえ)は述べました。「私たちは、最前線で対応にあたる医療従事者の保護と彼らへのサポートを継続し、支援を必要とする人々に可能な限り早く、確実に支援を届けなくてはなりません」
 

 

ベイルートのプライマリ・ヘルスケア・センターで、女の子の体温を計る看護師。(2020年4月3日撮影) © UNICEF_UNI317998_Choufanyベイルートのプライマリ・ヘルスケア・センターで、女の子の体温を計る看護師。(2020年4月3日撮影) © UNICEF_UNI317998_Choufany

2月21日にレバノンで初のCOVID-19感染例が確認されて以来、ユニセフは、コミュニティの増大するニーズに対応し、子どもたちや家族が受ける影響に対処するため、レバノンのパートナー団体を支援しています。また、正看護師を雇用するとともに、国境の5カ所における検査・隔離など、感染を減らすための公衆衛生システムの対応強化に取り組んでいます。ユニセフはまた、子どもたちとその家族が自分自身を守り、支援を求める方法を確実に知ることができ、誤った情報が広がらないよう対処するとともに、意識向上と健康のための衛生習慣を促進しています。

ユニセフは、レバノンにおいてリスクに晒されている人々を支援する公衆衛生システムやその他の最前線で活動する団体を引き続きサポートします。そして、パートナーおよびドナーとの協力のもと、支援を拡大し活動資金を確保します。

支援物資
COVID-19の感染が発生して以降、ユニセフは、公衆衛生システムを支援するため、レバノンでのCOVID-19対応に必要な支援物資の90%以上を、レバノン国内の供給業者から調達しています。それらの支援物資には、手袋、医療用マスク、N95マスク、ガウン、ゴーグル1万4,350個、ヘッドカバー2,500枚、手指消毒剤3万5,000個、赤外線体温計などが含まれます。さらに、漂白剤21万5,000リットル以上、洗剤5,200リットル、固形石けん130万個が、保健センター(プライマリ・ヘルスケア・センター)、学校、社会開発センターなどの施設と、その他のパートナー団体に提供されました。

ユニセフはさらに、COVID-19緊急対応用に特別に設計された下記4つの支援物資キットを調達しています。
  • COVID-19危機に最前線で対応する人々向けの個人用防護用具キット 500個 (内容:手袋、医療用マスク、N95マスク、医療用ガウン、防護ゴーグル、漂白剤)
  • 保健センター(プライマリ・ヘルスケア・センター)の医療従事者向けの感染予防管理キット 100個 (内容:手袋、医療用マスク、N95マスク、医療用ガウン、防護用ゴーグル、アルコール消毒液、手指消毒剤、洗剤、漂白剤、ティッシュペーパー、廃棄物袋)
  • COVID-19の影響を受けている家族のための、感染予防管理(IPC)キット 3,000個 (内容:清潔な布、手指消毒液、デジタル体温計、アルコール消毒液、医療用脱脂綿、石けん、洗剤、漂白剤、医療用マスク、医療用手袋、防護用ゴーグル、医療用ガウン、ティッシュペーパー、廃棄物袋、ゴミ箱)
  • 難民向けの家庭用消毒キット 500個 (内容:漂白剤、清潔な布、石けん、粉末洗剤)

* * *

■ ユニセフ・レバノン事務所の杢尾雪絵代表が、現地における新型コロナウイルス感染の深刻な状況と、それにともなって起きている新たな課題、日本のみなさまへのメッセージをビデオで寄せています。こちらからご覧ください。 https://youtu.be/SArfygyvCi4

■ 新型コロナウイルスに関するユニセフの情報はこちらからご覧いただけます。
正しい手洗いで感染予防: https://www.unicef.or.jp/news/2020/0023.html
30億人が家で手洗いできず: https://www.unicef.or.jp/news/2020/0047.html
中南米、休校で9割以上が学校通えず: https://www.unicef.or.jp/news/2020/0056.html
コンゴ民、医療システムの崩壊: https://www.unicef.or.jp/news/2020/0063.html
移民・難民の子どもへの感染防止を: https://www.unicef.or.jp/news/2020/0064.html

* * *

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。( www.unicef.org )

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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