ワタミ、バングラデシュにジャパントレーニングセンター開校
技能実習・特定技能人材を育成、日本に3,000名送り出す計画
ワタミ株式会社(本社:東京都大田区、以下ワタミ)のグループ会社であるワタミエージェント株式会社(以下、当社)は、バングラデシュ政府機関である「人材雇用研修局」の協力のもと、ダッカ管区にあるモノハルディという地域にて「ジャパントレーニングセンター」を開校いたします。
当センターは、日本の「技能実習制度」および「特定技能制度」に対応した人材育成を目的とするモデル・トレーニングセンターとして運営いたします。モデル・トレーニングセンターでは、年間約1,000名が日本での就労を見据えたカリキュラムを受講する計画です。
現在、バングラデシュ国内には現在100箇所以上のテクニカルトレーニングセンターがあり、今後はこのモデルセンターで構築した教育プログラムを段階的に他の訓練センターへと展開していく予定です。
今回の取り組みにより、当社はバングラデシュから日本へ3,000名の人材送り出しを目標に掲げ、バングラデシュ国内での雇用創出、日本国内の人材不足解消、そして両国の懸け橋となるべく人材育成体制を一層強化してまいります。


今回の取り組みにより、当社はバングラデシュから日本へ3,000名の人材送り出しを目標に掲げ、バングラデシュ国内での雇用創出、日本国内の人材不足解消、そして両国の懸け橋となるべく人材育成体制を一層強化してまいります。
■ワタミとバングラデシュのつながり
ワタミとバングラデシュとのご縁は、2011年の東日本大震災後、当社代表である渡邉とユヌス首席顧問との出会いに端を発します。震災慰問で来日したユヌス氏より、バングラデシュでレストランを展開してほしいとの申し出を受けました。実現には至りませんでしたが、代わりに教育支援を提案し、「郁文館夢学園」で実践している「夢教育」を届けるべく、2013年に「ナラヤンクル・ドリーム・モデル・ハイスクール」を開校。日本から教職員も派遣しました。現在では、生徒数が1,500名を超え、同校はバングラデシュ国内でも有数のモデル校へと成長を遂げています。 こうした長年の信頼と実績が、今回の開校および調印へとつながりました。

◆飲食業界の人手不足について
2025年3月に日本フードサービス協会が発表した外食産業の売上高は、40カ月連続で前年を上回り、コロナ禍からの回復が鮮明となっています。こうした中、飲食業界をはじめとするサービス産業では、人材確保が最大の課題となっております。特に慢性的な人手不足に悩む飲食業界からの需要が高まっており、今後も、外国人材へのニーズはさらに拡大すると見込まれています。
■ワタミエージェント株式会社
ワタミエージェント株式会社は、2020年5月に設立され、現在では特定技能および技能実習生を中心とした約900名の外国人材の管理・サポートを行うまでに成長しています。
「アジアの未来を担う人材を育成し、個人と地域が成長する“みらいづくり”に貢献すること」を理念とし、登録支援機関として特定技能人材の紹介およびサポートを行っています。
さらに、カンボジアおよびバングラデシュにおいては、送り出し機関ならびに日本語学校の運営も展開。技能実習生・特定技能人材の現地でのリクルートから教育、出入国支援、日本国内での支援、さらには帰国後のサポートに至るまで、全行程を一貫して担う体制を構築しています。
■ワタミ株式会社
【住 所】 東京都大田区羽田 1-1-3
【代表者名】 代表取締役会長 兼 社長 CEO 渡邉 美樹
【設 立】 1986 年 5 月
【事業内容】 国内外食事業、海外事業、宅食事業、農業、環境事業、人材サービス事業
【ホームページ URL】 http://www.watami.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像