世界初‼ 動物言語学者・鈴木俊貴博士によって解明された “シジュウカラ語”を使った絵本『にんじゃシジュウカラのすけ』5月10日発売
「いつかは小鳥たちと会話できる世界に⁉」 夢が広がる、シジュウカラ語が登場する絵本
近年、小鳥博士の鈴木俊貴氏により<シジュウカラは200種類ほどの鳴き声を使い分け、鳴き声を組み合わせた文法まで持ち合わせている>ことが解明されました。世界で初めて「動物が言葉を話していること」を突き止めた鈴木氏の研究発表は、国内外で大きな注目を集めています。この絵本では、鈴木氏が解明した「シジュウカラ語」を、主人公・シジュウカラのすけたち、小鳥忍者が使う「ひみつの言葉」として登場させました。子どもたちと物語を楽しみながら、本物のシジュウカラたちが使う「ひみつの言葉」に耳を傾けてみませんか?
【監修者 小鳥博士・鈴木 俊貴氏よりメッセージ 】
この絵本に登場するシジュウカラやメジロ、ヤマガラは、私たちにとても身近な小鳥です。じっくり観察してみると、色々な鳴き声をだしていることに気がつくかもしれません。「ツツピー」、「ヒヒヒ」、「ヂヂヂヂ」……。じつは、こうした鳴き声のひとつひとつに意味があり、言葉になっていることがわかってきました。小鳥たちのすごいところは、別の種類の鳥の言葉もきちんと理解できること。鳴き声のひびきは違っていても、お互いに言葉を学びあい、協力して暮らしています。少し前まで、鳥に言葉があるなんて誰も信じていませんでした。小鳥の忍者が見つかる日もそう遠くないかもしれません。(『にんじゃシジュウカラのすけ』あとがきより)
●監修者/鈴木 俊貴
1983年、東京都生まれ。動物言語学者。2002年に東邦大学理学部生物学科に進学し、シジュウカラの言葉と出会う。東京大学教養学部学際科学科助教、京都大学白眉センター特定助教などを経て2023年から東京大学先端科学技術研究センター准教授。シジュウカラの研究で、2018年に日本生態学会宮地賞、2021年に文部科学大臣表彰若手科学者賞と日本動物行動学会賞を受賞。小鳥博士、シジュウカラ語マスター。
▼NHK「サイエンスZERO」
世界初! 「鳥の言葉」を証明した“スゴい研究”の「中身」 『ピーツピ・ヂヂヂヂ』
https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/blog/bl/pkOaDjjMay/bp/p0XWGW8MX7/
小鳥忍者たちの、やさしさと勇気、ユーモアたっぷりの物語!
【あらすじ】
メジロ城につえる、ことりの忍者 シジュウカラのすけ は今日も修業にはげみます。ある日、メジロ城のお殿さまが「世界で一番おいしい木の実」を取ってくるように言いました。シジュウカラのすけ は、仲間たちと、お殿さまの願いを叶えることができるのでしょうか...。
●文/大塚 健太
1976年、埼玉県出まれ。おはなしを手がける絵本作家。絵本作品に『うごきません。』『おにゃけ』『でんにゃ』(以上、パイインターナショナル)、『いちにちパンダ』『ワニはどうしてワニっていうの?』(以上、小学館)、『おやつトランポリン』(白泉社)、『フンころがさず』(KADOKAWA)、『ちんあなごのちんちんでんしゃ』(講談社)など。
●絵/出口 かずみ
1980年、佐賀県生まれ。絵本作品に『おべんとういっしゅうかん』(学研プラス)、『うろおぼえ一家のおかいもの』(理論社)など。著書に『名前のないことば辞典』(遊泳舎)、絵の仕事に『ポテトむらのコロッケまつり』(教育画劇)、『たくはいび――ん』『からっぽになったキャンディのはこのおはなし』(以上、小峰書店)などがある。
刊行情報
『にんじゃシジュウカラのすけ』
■文:大塚健太
■絵:出口かずみ
■監修:鈴木俊貴
■発売日:2023年5月10日(水)
■定価:1,540円(税込)
■発行:株式会社世界文化ブックス
■発行・発売:株式会社世界文化社
※一部書店により発売日が異なります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4418238239
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