知らずに闇バイトに応募しないよう、信頼できる求人サイト上で仕事を探す人が81.4%。「闇バイト」の認知度は92.8%
【2025年1月イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査】
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2025年1月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【「闇バイト」という言葉の認知度】
「知っている」92.8%
「30代以下」では「知らない」が30.5%で、ほかの年代と比べると圧倒的に多い
【「闇バイト」に対して意識していること】
「応募先の情報が明確に記されているか見る」81.9%、「信頼できる求人サイトに掲載がある募集から仕事を探す」81.4%、「匿名性の高い連絡手段に誘導されることがあれば、連絡を絶つ」78.7%
【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」59.0%、「生活との両立を図りたいから」39.3%、
「気楽に働きたいから」26.5%
【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」68.6%、「社会保険に加入できるから」46.5%、
「他の雇用形態より収入が得られると思うから」38.4%
調査結果の詳細(一部抜粋)
【回答者プロフィール】

【「闇バイト」という言葉の認知度】
「知っている」92.8%
「30代以下」では「知らない」が30.5%で、ほかの年代と比べると圧倒的に多い
求人に応募した人に、「闇バイト」という言葉を知っているかどうかきいた。全体では92.8%が「知っている」と回答し、多くの人に認知されていることがわかる。
年代別にみると、「30代以下」では「知らない」が30.5%で、ほかの年代と比べると圧倒的に多い。10代や20代の若者では、日々の情報収集の手段として自身が好んで使うSNSに偏っている人もおり、行政や業界団体の啓発・周知活動などが届いていない可能性がある。一方で「50代」「60代以上」では「知っている」が95%以上とほとんどの人が認知している。これは報道などで耳にする機会が多く、また、闇バイトを含む特殊犯罪の被害を受けやすい側として、情報が入ってきているためではないかと考えられる。

【「闇バイト」に対して意識していること】
「応募先の情報が明確に記されているか見る」81.9%、「信頼できる求人サイトに掲載がある募集から仕事を探す」81.4%、「匿名性の高い連絡手段に誘導されることがあれば、連絡を絶つ」78.7%
求人に応募した人に、求人に応募する際に「闇バイト」に応募しないように気を付けていることはあるか、項目ごとに選択してもらった。
最も多く「当てはまる」が選ばれた項目は「応募先の情報が明確に記されているか見る」で81.9%、次いで「信頼できる求人サイトに掲載がある募集から仕事を探す」の81.4%、「匿名性の高い連絡手段に誘導されることがあれば、連絡を絶つ」の78.7%となった。
一方で「あまり当てはまらない」「当てはまらない」で多かったのは「SNS、コミュニティサイト、ネット掲示板等で出されている求人には応募しない」「特定のキーワードが入っている募集は応募しない」だった。アイデムが所属する全国求人情報協会をはじめ、各種関連団体では、求人の掲載にあたり必要なガイドラインを定めている。応募先の情報や仕事内容が不明確な求人には警戒するよう、求職者に引き続き啓発していく必要がありそうだ。

【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」59.0%、「生活との両立を図りたいから」39.3%、
「気楽に働きたいから」26.5%
求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかをきいた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」で59.0%、次いで「生活との両立を図りたいから」が39.3%、「気楽に働きたいから」が26.5%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「他の雇用形態より退職に柔軟だと思うから」が7.9pt、「気楽に働きたいから」が5.6pt高くなった。無理のない範囲で、自身に合った働き方を望む人が一定数いることがわかる。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が20.0pt、「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」が7.4pt高くなった。ほかの活動との両立のために働く時間を決めて動いたり、収入に目安を設けたりして仕事をしたい人が男性よりも多いと考えられる。

【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」68.6%、「社会保険に加入できるから」46.5%、
「他の雇用形態より収入が得られると思うから」38.4%
求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかをきいた(複数回答)。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」が68.6%、次いで「社会保険に加入できるから」が46.5%、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が38.4%となっている。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」が17.7pt、「社会保険に加入できるから」が14.8pt、「他の雇用形態より教育制度が充実してると思うから」が10.8pt高くなった。正社員での就職で、保障や信用、教育をうける機会が獲得できると考える人が女性より高い割合となった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「将来にわたって安定して働きたいから」が4.8pt高くなった。とくに安定に重きを置いている割合が高く、女性正社員希望者の7割は継続した雇用を意識して正社員を希望しているようだ。

調査・分析担当者のコメント
1月のアンケートでは、「闇バイト」に関する内容をきいています。「闇バイト」という言葉を知っているかどうかきいたところ、9割以上の人が「知っている」と回答し、多くの人に認知されていることがわかりました。「闇バイト」に応募しないよう気を付けていることはあるかについては、「応募先の情報が明確に記されているか見る」「信頼できる求人サイトに掲載がある募集から仕事を探す」で、「当てはまる」を選んだ割合が8割を超えました。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2025年1月1日~1月31日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2025年1月2日~2月5日
有効回答:558名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります
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