CDP※1「サプライヤーエンゲージメント評価」において8年連続で最高評価を獲得
キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志)は、国際的な環境非営利団体CDPにより、「サプライヤーエンゲージメント評価」において最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に8年連続で選出されました。さらに、2025年度は「水セキュリティ」においても最高評価の「Aリスト」に選出されており、2部門での受賞となりました。
CDP「サプライヤーエンゲージメント評価」では、気候変動に対する企業の取り組みを「ガバナンス」「目標」「スコープ3排出量」「バリューチェーンエンゲージメント」の4分野の回答から評価されます。CDPがCDP気候変動質問書(完全版)に回答した企業を対象に調査し、特に優れた取り組みを行っている企業を「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定しています。
※1 CDPは、環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や主要購買企業の要請に基づき、企業や自治体に、気候変動対策、水資源保護、森林保全などの環境問題対策に関して情報開示を求め、また、それを通じてその対策を促すことを主たる活動としている非営利組織。2025年には、世界の時価総額の2/3を占める 22,100 以上の企業、1,000 以上の都市、州、地域を含む、世界中の約 23,100 の組織がCDPを通じて環境情報を開示。
キリングループは、2020年2月に策定した「キリングループ環境ビジョン2050」で「2050年までにバリューチェーン全体のGHG※2排出量をネットゼロ※3にする」という高い目標を設定しています。2020年11月にはRE100※4に加盟し、2022年には食品企業として世界で初めてSBTネットゼロ※5の認定を取得しました。2024 年4月からはGHG Scope3排出量の削減に向けて、「キリンサプライチェーン環境プログラム」※6を開始し、参加サプライヤーと協働し、取り組みを推進しています。2026年3月にはFLAG目標の新規設定を含めSBTネットゼロ認定を再取得※7しました。サプライチェーンにおける農産物由来の排出削減に向けて引き続き取り組んでいきます。
また、気候変動が最も大きな影響を与える自然資本※8の持続可能な利用を進めるとともに、サプライチェーン上流に対する取り組みも実施しています。自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD※9)が提唱する「LEAPアプローチ※10」を世界に先駆けて試行的に開示し、自然資本への依存と影響を把握しています。2025年11月には、東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻森川研究室と共同で、ネイチャー・ポジティブに向けた環境的インパクト評価に向けた研究を実施※11し、絶滅危惧種※12や固有種の存在、また生物種の多様性の確認や、河畔エリアの役割について確認できました。
※2 温室効果ガス
※3 人為起源のGHG排出量と除去量がつり合い、大気中へのGHG排出が正味ゼロの状態
※4 電力の再生可能エネルギー100%化を目指す企業で構成される国際的な環境イニシアチブ
※5 パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した温室効果ガス排出削減目標として、2015年にCDP、国連グローバルコンパクト、世界資源研究所およびWWFの4団体で設立されたSBTイニシアチブにより、企業のGHG削減目標が、科学的根拠に基づき2050年までのネットゼロに向け整合していると認められたもの
※6 「キリンサプライチェーン環境プログラム」をスタート | 2024年 | キリンホールディングス (kirinholdings.com)
※7SBTネットゼロ認定再取得およびFLAG目標新設により、Scope3移行計画の実行を加速 | 2026年 | KIRIN - キリンホールディングス株式会社
※8 再生可能および非再生可能資源や生態系サービスのフローを社会に供給する自然資産のストック
※9 Taskforce on Nature-related Financial Disclosuresの略。企業などが自然に関連したリスク情報開示を行い、2030年までに自然の減少を食い止め回復軌道を目指すNature Positiveをもたらすよう資金の流れが転換されることを目指し、情報開示を行うためのフレームワークの開発、提供を目指す国際的な組織
※10 TNFDが提唱する、自然関連のリスクと機会を評価するためのプロセス
※11 キリンホールディングスと東京大学が、スリランカ紅茶農園の環境的インパクトを定量的に確認 | 2025年 | KIRIN - キリンホールディングス株式会社
※12 絶滅の危機に瀕している生物種
キリングループは、自然の恵みを原材料に、自然の力と知恵を活用して事業活動を行っています。 生物資源・水資源・容器包装・気候変動などが複合的に関連する環境課題に対し、キリングループは統合的な視点から自然と人に「ポジティブインパクト」を与える取り組みを進めます。
そして、豊かな地球の恵みを将来へつなぐという思いを、バリューチェーンに関わるすべての人々と共有します。
<参考>
・キリングループ環境ビジョン2050 https://www.kirinholdings.com/jp/impact/env/mission/
・キリングループ「環境報告書」 https://www.kirinholdings.com/jp/investors/library/env_report/
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