吉川トリコさんの中編小説『コンビニエンス・ラブ』を紙の書籍に先行してU-NEXTオリジナルとしてデジタル配信開始
本書は恋愛小説でありながら、単純な恋愛小説ではなく、推すこと、マチズモ、コンプラなどもテーマに含めた、恋愛の消費面を描いた小説です。2023年4月にスタートした中編小説の季刊レーベル「100 min. NOVELLA」の第3弾として10月に紙の本として発売することが決まっていますが、紙の本に先行してデジタル配信いたします。月額会員の方であれば「読み放題」でご覧いただけますので、ぜひお楽しみください。
吉川トリコ『コンビニエンス・ラブ』
https://video.unext.jp/book/title/BSD0000710157/BID0001216310
「アーティストであって、アイドルじゃない」5人組ダンスグループGAME BREAKERSに所属する成瀬愛生(通称:アッキー)はそんなプライドを持っている。
しかしファンから届くのは、イケメンだとか、メンバー間のカップリングを尊ぶものとか、〝本質〟以外を褒めたてる声ばかり。
ある日、メンバーの灰人が噂レベルのゴシップで炎上すると、より一層、推されることの現実と理想のちがいに悩むことに。
そんな折、自宅近くのコンビニに勤める青木マユと知り合い、素のまま付き合える彼女に徐々に惹かれていき…。
<著者プロフィール>
吉川トリコ(よしかわ・とりこ)
https://video.unext.jp/browse/credit/PER0140414/PRN0146677/book
1977年生まれ。2004年「ねむりひめ」で<女による女のためのR-18文学賞>第三回大賞および読者賞を受賞、同作収録の『しゃぼん』でデビュー。著書に『グッモーエビアン!』『戦場のガールズライフ』『ミドリのミ』『ずっと名古屋』『マリー・アントワネットの日記 Rose』『女優の娘』『夢で逢えたら』『あわのまにまに』など多数。2022年『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞を受賞。エッセイ『おんなのじかん』所収「流産あるあるすごく言いたい」で第1回PEPジャーナリズム大賞2021オピニオン部門受賞。
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