サステナブルなスツールを北の大地から～北海道産のナラ材とレザーを使用したスツールをディノスが発売

旭川家具が誇る熟練職人の高い技術と北の大地の恵みに育まれたサステナブルなスツール

株式会社 DINOS CORPORATION

2024年1月17日 10時00分

株式会社DINOS CORPORATION(本社：東京都中野区)は、2024年1月9日より、ディノスオンラインショップ（https://www.dinos.co.jp/）にて『北海道産材マッシュルームスツール』の販売を開始いたしました。

ディノスのインテリアブランド「ハウススタイリング」のために作られた北海道産材のスツール

　家具の聖地といわれる旭川。北海道の資源を大切に守り、次世代にモノづくりの精神と技術を繋いでいるのが旭川家具*です。環境への取組みも近年、積極的に行っています。今回、その姿勢に賛同し、モノづくりを一緒にしたいと願い、北海道産ナラ材と北海道レザーを使用した『北海道産材マッシュルームスツール』が完成しました。環境に配慮するだけではなく、美しく便利で、心地よく、長く使える、旭川家具が誇る熟練職人の高い技術と北の大地の恵みに育まれた、サステナブルなスツールです。

　*旭川家具とは、旭川地域のメーカーで作られた家具の総称です。

『ハウススタイリング』が賛同した、資源を大切にする持続可能なモノづくり

　『北海道産材マッシュルームスツール』には、「ここの木の家具・北海道プロジェクト」が制定した基準の木材と「北海道レザー HOKKAIDO LEATHER」を使用。脚部には2つのブランドロゴのレーザー刻印をしています。

【北海道の森を持続的に循環させる取組み】

　北海道のまん中、広大な大雪山国立公園の麓に位置する旭川は、豊かな森に囲まれ、木工業にとって恵まれた環境にあります。旭川家具は、身近で良質な北海道産材の使用比率を高めることで、木材の輸送にかかるエネルギーを可能な限り減らすことや、北海道の森を持続的に循環させ続けることに取り組んでいます。

■ここの木の家具・北海道プロジェクト

　旭川家具では北海道産材の活用を推進する「ここの木の家具・北海道プロジェクト」を2014年からスタート。近年、日本有数の保有量に回復した北海道の木材資源を活用するために、さらに、未来に立派な木を残していくために、あえて森を間引き、家具をつくり、また木を植えてサイクルを循環させています。

■北海道産広葉樹ナラ

　今回使用する木材は北の大地で育った北海道産広葉樹のナラ。寒冷地で育つため、木目が細かく詰まっているのが特徴です。家具、ウイスキー樽、フローリングなどに多く用いられます。今回の『北海道産材マッシュルームスツール』は、北海道の木材に精通している三津橋産業で製材された合法木材を使用しています。

【地産地消を目指す北海道産レザー】

　旭川家具に使われるレザーは、海外産のものが多くを占めていましたが、北海道産の牛から上質なレザーを作り、家具に生かす取り組みを始めています。海外から輸入するよりも運搬時のCO2削減に貢献するというSDGsへの取組の一環となっています。

■「北海道レザー」 HOKKAIDO LEATHER

丁寧になめされた、しなやかで美しいレザー座面

　北海道の広大な大地と寒暖差が育む、きめ細やかで上質な皮を北海道・旭川の作田畜産で丁寧に原皮へと加工。その後、原皮は姫路の川善商店の高いなめし技術によって、日本の風土にあったハイクオリティな「北海道レザー」へと仕上げられています。また、食肉の副産物であり、アップサイクル素材である天然皮革を無駄なく活用し、地産地消していく　ことはサステナブルな社会への貢献にもつながります。

　丁寧になめされた、しなやかで美しいレザーは試行錯誤を繰り返して完成しました。厚みがありながらしなやかで、驚くほど柔らかな風合いです。

職人集団の家具メーカー「匠工芸 / TAKUMI KOHGEI」

カラマツ林が間近に迫った自然豊かな地にある工場。

　『北海道産材マッシュルームスツール』は北海道・大雪山連峰のふもと、東神楽町のカラマツ林が間近に迫った自然豊かな地に工場を構える「匠工芸」で作られています。

　日本有数の家具産地である北海道・旭川で1979年の創業以来、木製家具づくりを手掛けてきました。“つくっているのは、心地です”を合言葉に、家具づくりの先にある座り心地、触り心地、使い心地などをなによりも大切に、現代の暮らしを楽しく美しくする家具を、日本伝統の木工技術を生かした職人の手仕事でつくりあげています。

脚部のフィンガージョイント