仕事で本当にやりたいことを続けていきたいとの回答が36.4%、年代が下がるほど割合増。仕事内容に報酬が見合っていないとモチベーションの低下につながる人は32.9%
【2025年4月イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査】
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2025年4月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【仕事を通じて感じたい「やりがい」「モチベーション」】
「本当にやりたいことを続けていきたい」36.4%、「人のためになること、社会に役立つ仕事をしたい」34.7%、「新しい技術・知識を身に付けて自己成長していきたい」28.9%
【仕事の「モチベーション」が下がってしまうこと】
「仕事内容に報酬が見合っていない」32.9%、「自分にとってはやりたくない仕事ばかり任される」19.2%、「学んできた技術や知識が活かしきれない」18.1%
【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」50.3%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」40.6%、
「希望の勤務時間帯だから」が40.0%
【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「希望する仕事内容だから」44.0%、「自宅から通いやすいから」36.3%、
「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」28.6%
調査結果の詳細(一部抜粋)
【回答者プロフィール】

【仕事を通じて感じたい「やりがい」「モチベーション」】
「本当にやりたいことを続けていきたい」36.4%、「人のためになること、社会に役立つ仕事をしたい」34.7%、「新しい技術・知識を身に付けて自己成長していきたい」28.9%
仕事を通じて感じたい「やりがい」や「モチベーション」についてきいた(複数回答)。最も多かったのは、「本当にやりたいことを続けていきたい」で36.4%、次いで「人のためになること、社会に役立つ仕事をしたい」が34.7%、「新しい技術・知識を身に付けて自己成長していきたい」が28.9%となった。
年代別にみると、「本当にやりたいことを続けていきたい」「より多くのお金を稼いでみたい」「難しい・困難な仕事にもチャレンジしていきたい」「一人では達成できないことにチームで挑みたい」「昇進や昇格など、キャリアアップをしたい」の項目は、年代が若いほど高く、年代が上がるにつれて低くなった。「30代以下」では多くの項目でほかの年代よりも高い傾向があり、様々な形でやりがいを感じていきたいことがわかる。募集をかける際には、企業が打ち出す仕事の「やりがい」の内容によってリーチしやすい対象が異なることを把握できていると出会いにつながりやすそうだ。

【仕事の「モチベーション」が下がってしまうこと】
「仕事内容に報酬が見合っていない」32.9%、「自分にとってはやりたくない仕事ばかり任される」19.2%、「学んできた技術や知識が活かしきれない」18.1%
仕事をしていくうえで「モチベーション」が下がってしまうことがあるかきいた(複数回答)。最も多かったのは「仕事内容に報酬が見合っていない」で32.9%、次いで「自分にとってはやりたくない仕事ばかり任される」が19.2%、「学んできた技術や知識が活かしきれない」が18.1%となった。
年代別にみると、「30代以下」では「キャリアアップのビジョンが見えない」「相談された問題を解決してあげられなかった」について全体と比べると意見が集まっており、仕事のモチベーションに負の影響があるようだ。問題解決には経験がより多い人からのサポートがあるとよいだろう。「50代」では「仕事内容に報酬が見合っていない」が他の年代より高くなった。この年代になるとマネジメントにも携わる人が多くなり、それまで感じてきた苦労とは別の大変さが増えたり、反対に仕事は同じでも役職が外れて賃金が下がることもあったりと、仕事と報酬面でのアンバランスさがより感じられ、報酬面での不満が高まりやすいのかもしれない。

【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」50.3%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」40.6%、
「希望の勤務時間帯だから」が40.0%
パートまたはアルバイト雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」で50.3%、次いで「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が40.6% 、 「希望の勤務時間帯だから」が40.0% となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「自宅から通いやすいから」が5.9pt、「すぐに働き始められそうだから」が5.0pt高くなった。アクセスの良さのほか、仕事を始められるようになるまでの期間が短い求人が、女性より選ばれているようだ。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働けるから」が9.6pt、「希望する仕事内容だから」が6.1pt高くなった。収入に制限がある範囲での仕事探しや、仕事内容を男性以上に重視しているところは、女性がパート・アルバイトを選んでいる理由とも共通している。

【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「希望する仕事内容だから」44.0%、「自宅から通いやすいから」36.3%、
「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」28.6%
正社員雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。多かったのは「希望する仕事内容だから」が44.0%、「自宅から通いやすいから」が36.3%、「能力や経験を活かした仕事ができそうだから」が28.6%となった。
性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「休日・休暇が取得しやすい環境だと思ったから」、「賃金が高いから」、「研修等の教育制度が充実していそうだから」が8.6pt高くなった。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも「会社の知名度が高いから」が17.8pt、「希望する仕事内容だから」が11.8pt高くなった。もともと自身が知っている企業であれば安心につながりやすく、応募しやすいのかもしれない。

調査・分析担当者のコメント
4月のアンケートでは、「やりがい」や「モチベーション」についてきいています。仕事を通じて感じたい「やりがい」「モチベーション」で多かったのは、「本当にやりたいことを続けていきたい」が36.4%、「人のためになること、社会に役立つ仕事をしたい」が34.7%でした(複数回答)。一方、「モチベーション」が下がってしまうことについては、「仕事内容に報酬が見合っていない」が32.9%、「自分にとってはやりたくない仕事ばかり任される」が19.2%となりました(複数回答)。モチベーションにつながる内容は世代によって差があることを知ることで、求人情報の作成に役立ちましたら幸いです。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2025年4月1日~4月30日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2025年4月2日~5月5日
有効回答:678名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります
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