「新聞に『ペタッとSDGs』」　デジタルふせん開発

新聞記事データベース「朝日けんさくくん」にSDGs学習に役立つ新機能を追加

株式会社朝日新聞社

2023年11月9日 12時00分

株式会社朝日新聞社（代表取締役社長：中村史郎）は、11月9日から、小学校・中学校・高等学校向けのオンライン新聞記事データベース「朝日けんさくくん」のサービス内に、SDGsのゴール（目標）を意識しながら記事を読み、思考を見える化するデジタルふせん「新聞に『ペタッとSDGｓ』」の提供を開始します。

　<「朝日けんさくくん」サービス内メモ機能「新聞に『ペタッとＳＤＧｓ』」画面>

　　　記事は2018年7月31日付朝日新聞夕刊「（ＳＣＥＮＥ）極小の脅威、傷つく海」

　朝日新聞社では、1万1000冊の紙の「ペタッとSDGs新聞学習ふせん」を2020年12月の発売開始以来、販売してきました。教育現場では、「1人1台端末」環境が整い、オンライン上で「ペタッとSDGs新聞学習ふせん×新聞記事」メソッドを求めるご要望があり、今回「朝日けんさくくん」での提供開始となりました。

　新聞記事データベースの豊富な記事から、SDGsのゴールを意識して記事を選び、「持続可能な社会」に向けた課題や気づきを自由に入力することができます。PDFで保存可能で、データでの提出やグループでの発表にも活用でき、調べ学習や探求の授業等で新たな気づきが得られます。

「朝日けんさくくん」とは

　小学校・中学校・高等学校向けのオンライン記事データベースサービスです。記事検索だけでなく、入試や進路指導にも役立つ小論文対策、漢字トレーニングなどの「学習コンテンツ」が豊富にそろっています。利用は同時50アクセスからなので、クラス全体で一斉に検索できます。

　新機能や新コンテンツも続々と追加しています。記事の切り抜きイメージに、タイトルや意見・感想を入力、保存、印刷できる「メモ機能」を今年5月にリリース。今回のデジタルふせん「新聞に『ペタッとSDGｓ』」とあわせて、新聞記事の活用方法を広げました。

　データベースを活用する工夫として、ワークシートも充実。「調べる」「グラフを作る」「見出しをつける」など、プラスアルファの使い方の提案をしています。英語学習にも対応。和英対照の「天声人語」や「社説」、朝日新聞社の英語ニュースサイト「The Asahi Shimbun Asia & Japan Watch」も見られます。

　　<「やってみよう！ワークシート」画面>