「(仮称)東大阪宝町物流センター」を着工しました(ニュースレター)
■当社最大の物流施設
大和ハウスグループの大和物流株式会社(本社:大阪市西区、社長:木下健治)は、2021年8月18日、大阪府東大阪市において、延床面積約2.8万㎡で当社最大の物流施設「(仮称)東大阪宝町物流センター」を着工しました。
1. 開発の背景
大阪府は、陸・海・空における広域交通の利便性から、近畿のみならず中四国や北陸へのアクセスも容易な交通の要所です。また、臨海部や内陸部を中心に商工業が発展しており、営業倉庫の入庫高が全国2位(※1)と、堅調な物流需要が続いています。特に内陸部では、交通利便性の高さから商業施設やマンションの建設が進んだことで大規模な用地が不足する中、BCP(※2)の観点から津波や高潮などの自然災害リスクが低い地域として物流施設開発の需要が高まっています。
そこで、当社は豊富な土地情報を持つ大和ハウスグループの総合力を生かし、大阪府内陸部に当社最大の物流施設(※3)「(仮称)東大阪宝町物流センター」(以下「本センター」)を開発する運びとなりました。
今後、本センターは近畿に拠点を置くメーカーや流通業者向けの保管・輸配送拠点として当社が運営してまいります。
※1. 国土交通省「倉庫統計季報」より(2020年6月末時点 1~3類倉庫の入庫高トン数)
※2. Business Continuity Plan(事業継続計画)のこと
※3. 延床面積ベース、賃貸用物流施設を除く
2. 本センターの特長
(1)大阪市および近郊都市への輸配送に最適な立地
本センターは、阪神高速13号東大阪線の「水走インターチェンジ」から約1kmに位置しており、大阪市中心部まで約30分圏内と、配送拠点として最適な立地です。また、大阪外環状線(国道170号線)が隣接しているため、大阪市近郊の主要都市もカバーできます。
さらに、周辺には住宅地が多く、近鉄けいはんな線「新石切駅」から約750mと徒歩圏内であることから、雇用確保の面においても良好な職住近接の環境が整っています。
(2)効率的なオペレーションが可能な大型物流センター
本センターは、低床式ホームを採用し、建材や機械などの重量物の取扱いにも対応可能な床荷重2.0t/㎡の仕様とします。開口スペースには約20台の大型トラックが同時に接車でき、合計6基の搬送設備を活用することでスムーズな貨物の搬送が可能です。
また、27,929.77㎡(8,448.76坪)の広い延床面積を生かし、分散された物流拠点の集約や流通加工を伴う作業場の確保など、物流戦略に基づく効率的なオペレーションを実現できます。
3. 施設概要
名称:大和物流株式会社「(仮称)東大阪宝町物流センター」
所在地:大阪府東大阪市宝町1529番4 ほか
敷地面積:19,688.18㎡(5,955.67坪)
延床面積:27,929.77㎡(8,448.76坪)
構造・規模:鉄骨造 地上3階建て・低床式
床荷重:各階:2.0t/㎡
梁下有効高:各階:5.5m
搬送設備:貨物用エレベーター4基(3.6t:3基、4.6t:1基)、垂直搬送機2基(1.5t)
アクセス:阪神高速13号東大阪線「水走インターチェンジ」から約1km
最寄り駅:近鉄けいはんな線「新石切駅」から約750m※Osaka Metro中央線と直結運行
着工:2021年8月18日
竣工:2022年9月28日予定
稼働:2022年9月29日予定
施主:大和物流株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
運営:大和物流株式会社
URL:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/higashiosaka
| 大和物流について | (HP:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/)
大和物流は、1959 年に大和ハウス工業株式会社の物流子会社として設立し、今年で創立62 年を迎えます。建築・建材物流をコア事業とした総合物流業のほか、お客さまのニーズに合わせた物流施設開発を全国で進め、現在、自社で管理・運営する物流施設は、100ヵ所・総延床面積約31.4万坪(2021年6月末時点)に上ります。また、ベトナムの現地法人を軸にグローバルへの展開も積極的に進めています。
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