異例の11名推薦で刊行前から話題騒然!今夏最大の注目作『たぶん私たち一生最強』本日発売!
総勢11名の著名人が推薦する異例の注目作、『たぶん私たち一生最強』が2024年7月24日、新潮社より刊行されます。
2015年にR-18文学賞読者賞を受賞しデビューした小林早代子さんが、6年をかけて書き上げた本作。女四人で家族になることを決意した同級生たちの人生を通して、結婚、出産、仕事、恋愛、性の悩みなど20代後半ならではの赤裸々な悩みを描き、自由で新しい“最強の生き方”を綴る連作短篇集です。
小林さんは本作の刊行に際し、「この六年間、執筆になかなかフォーカスできずに歯痒い思いもしていたんですが、仕事や恋愛など二十代後半の人生を全力でやっていた泥臭い七転八倒の日々があったからこそ書けたと思います。書いていて本当に楽しかったですし、私の二十代の集大成とも言える作品になりました」とコメント。さらに、「この小説ではルームシェアをする四人が、女友達では補えない性愛や生殖の問題にいかにして立ち向かい、解決していくかに焦点を当てています。一見明るく見えながらアラサー女子特有の暗くなる瞬間や葛藤を描きつつ、彼女たちが一生最強でいるための新しい挑戦を書きましたので、多くの方にこの物語が届いてくれるとうれしいです」と語ります。
また、プロモーションを担当する新潮社の上原子真衣氏は、「本作のプロジェクトチームを社内で立ち上げた昨年秋から刊行が待ち遠しく、本当に楽しみでした。この小説の力強さは必ず読んだ誰かの光になると思っています!既に多くの書店員さんから応援の声を頂いており、メディアの方々からの取材依頼もたくさん頂き、『成瀬は天下を取りにいく』のように読者のみなさんに広がって欲しいなと思っています」とコメント。
事前に本作を読み、店頭での展開を決めた書店の数は300を超え、紀伊國屋書店 新宿本店、有隣堂 ルミネ横浜店、MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店、ジュンク堂書店 池袋本店をはじめ100冊以上の大展開で本作を推す店舗も複数あります。
なお、本作への推薦コメント全文や、プロローグと1章の試し読み、見どころをダイジェスト的に楽しめるあらすじ漫画などが以下の特設サイトにてご覧になれます。
『たぶん私たち一生最強』特設サイト
https://www.shinchosha.co.jp/special/issyousaikyou/
■作者コメント
この作品の登場人物たちと同じように、私自身も20代の終わりごろ親友と暮らしていました。お互い翌日が普通に仕事であろうと26時までは相手の時間を奪ってもいいと思っていたようなふしがあり、ニトリのコタツでYouTube見ながらさんざんハイボールを飲んだあと寝る2分前までスマブラして倒れ込むように眠るような日々を送っていました。私たちのルームシェアはきっかり2年でアパートの契約期間満了とともに終わりを迎えましたが、実際女友達との人生ってかなり「アリ」なんじゃないか?と思うようになりました。この作品は、楽しいばっかりじゃないけれど続いていく「女の人生」と「友情」について真剣に考えて書きました。どうぞよろしくお願いします。
■あらすじ
最弱な夜に思いついた、最強になれる選択肢――
全員揃えばいつだってバイブス最高! 花乃子、百合子、澪、亜希の四人は高校時代からの女友達。バカ話も重ためな恋愛話もマジレス無用の寸劇も、全てが楽しい20 代。そろそろ人生の選択を迫られる年齢を迎え、花乃子が思い描くのは「四人で一生一緒にいる」暮らし――。でも、男はいらないってわけじゃないし、結婚だって出産だって興味はある。じゃあ、私たちの幸せっていったい何……? バカ笑いしたいときも死にたくなる夜もずっとずっと分かち合って生きていきたい四人が、別れた男にスマブラでダメージを与えながら大マジメに考えた 「一生最強」の人生とは!?R-18 文学賞出身の新鋭が圧倒的センスで紡ぐ、自由と決断の物語。
■著者プロフィール:小林早代子(こばやし さよこ)
1992年、埼玉県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。2015 年、『くたばれ地下アイドル』で R-18 文学賞読者賞を受賞しデビュー。本作が単行本2作目。
■書籍データ
【タイトル】たぶん私たち一生最強
【著者名】小林早代子
【発売日】2024年7月24日
【造本】四六判ソフトカバー
【定価】1,760円(税込)
【ISBN】978-4-10-351762-7
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