【ブルガリ】第4回MAXXI BVLGARI賞 モニア・ベン・ハムーダが受賞
2025年1月17日 ローマ-第4回MAXXI BVLGARI賞の授賞式が、ローマのイタリア国立21世紀美術館で開催されました。授賞式は同美術館のカルロ・スカルパ・ホールで行われ、MAXXI財団のエマヌエラ・ブルーニ副理事長、MAXXIアート暫定ディレクターのモニア・トロンベッタ、ブルガリのラウラ・ブルデーゼ副CEO、ローマ・アメリカン・アカデミーのアリザ・S・ウォン館長、そして本展のキュレーター兼モデレーターであるジュリア・フェラッチら著名なゲストと国際審査委員が出席しました。
MAXXIアーティスティックディレクターのフランチェスコ・ストッキ、国際的なキュレーター協同組合Radicantsのキュラトリアル・コレクティブ・ディレクター兼第15回光州ビエンナーレ(韓国)のアーティスティックディレクターのニコラ・ブロー、サムダニ芸術財団(バングラデシュ、ダッカ)のアーティスティックディレクター兼ダッカ・アート・サミット チーフキュレーターのダイアナ・キャンベル、ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)アーティスティックディレクターのアンドレア・リッソーニ、NTU現代美術センター(シンガポール)のディレクターでディルイーヤ現代美術ビエンナーレ2024(サウジアラビア)アーティスティックディレクターのウテ・メタ・バウアーからなる国際審査委員会より、モニア・ベン・ハムーダ(1991年、ミラノ生まれ)に今年のMAXXIブルガリ賞が授与されました。モニア・ベン・ハムーダは、現代技術と伝統技術をシームレスに融合させながら、美術館空間との関わりや素材とのインタラクションに卓越した能力を発揮したことが高く評価され、彼女のサイトスペシフィックなインスタレーション『Theology of Collapse (The Myth of Past) I-X』(2024年)は、MAXXIパーマネントコレクションの一部となりました。
ブルガリ グループ CEOであるジャン‐クリストフ・ババンは次のようにコメントを寄せました。
「2017年以来、MAXXI(イタリア国立21世紀美術館)とのコラボレーションは、コンテンポラリーアートの世界への特別な旅となり、MAXXI BVLGARI賞を通じて素晴らしい才能を発掘することができました。彼らの作品を紹介できるのはとても光栄なことです。また、受賞者は著名なホイットニー・ビエンナーレで選出されたアーティストとともに、ローマ・アメリカン・アカデミーでのアーティスト・レジデンスに参加する貴重な機会を得ることができます。アート、才能、創造性の交流は、美と特別な機会を育みます」
今回のハイライトは、最優秀デジタルプロジェクトに贈られる特別賞で、ロベルト・ファッソーネによるシネグロッサ(Sineglossa)の作品、『And We Thought』(2021~)が受賞したことです。この作品は、テキスト、ビデオ、ビジュアルを組み合わせて超現実的な物語を創り出す芸術的知性、Lai AIとのコラボレーションによるものです。
本受賞式では、MAXXI BVLGARI賞の受賞者とホイットニー・ビエンナーレから選ばれたアーティストにローマでの4ヶ月間の滞在を提供する、ブルガリ ローマ・アメリカン・アカデミー フェローシップが発表されました。このフェローシップは、イタリアとアメリカの文化的結びつきをさらに強化するもので、MAXXI(イタリア国立21世紀美術館)とホイットニー美術館という2つの権威ある機関が関与することで、イタリアとアメリカの間に新たな文化の架け橋が築かれるだけでなく、新進アーティストがアメリカン・アカデミーの活気あるコミュニティに参加する特別な機会も提供されます。このフェローシップは、次世代のアーティストをさらに支援、促進し、国際的な対話と創造的な交流を促進させることでしょう。
お問い合わせ先:ブルガリ・ジャパン 0120-030-142 https://www.bulgari.com/ja-jp/
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