【ブルガリ】セルペンティの心臓部で時を刻むブルガリの新ムーブメント「BVS100 レディソロテンポ」

アイコニックなセルペンティが新たに誕生しました。ブルガリの比類なきウォッチメイキングの技術によって開発された自社製自動巻きムーブメント、「BVS100 レディソロテンポ」が時を刻みます。

ブルガリ・ジャパン合同会社

2025年1月22日 09時00分

古代ギリシャ・ローマ時代より人びとの崇敬を集めてきた蛇は、大いなる宇宙の周期的リズムと永遠の再生を象徴しています。

蛇が東洋の暦である2025年に誕生した自社製の自動巻きムーブメントは、ブルガリを代表するシンボルであるセルペンティの伝説に新たなる進化をもたらします。

ムーブメント「BVS100レディソロテンポ」は、長年にわたり取り組んできた綿密な開発の結実であり、ブルガリにとって新たなマイルストーンとなりました。象徴的なセルペンティのヘッドの形状に完全に収まるムーブメントを新規に開発、設計したことは、セルペンティを含むジュエリーのクリエイションとウォッチメイキングの双方の専門性を体現しています。この新ムーブメントは、スイスにあるブルガリのマニュファクチュールにおいて何十年にもわたり蓄積された専門知識を反映し、完全に新しく設計と組み立てが為されました。

新キャリバーは、「オクト」や「ブルガリ・ブルガリ」などのアイコンによって確立された卓越した伝統を基盤とし、「セルペンティ」においても、ウォッチメイキングの世界でのブルガリの地位をさらに確実なものとします。BVS100レディソロテンポは、「ピコリッシモ」、そしてマーケットで最も小さなトゥールビヨンの一つである「BVL150キャリバー」と共に、「セルペンティ」の多用性をさらに拡げるものとなりました。これらのムーブメントにより、「セルペンティ」はジュエリーとしてのアイデンティティを超え、無数ともいえる形で表現が可能なウォッチとなりました。新ムーブメントが搭載された「セルペンティセドゥットーリ」と「セルペンティトゥボガス」は、ブルガリの卓越した時間のエッセンスを表しています。

レジェンドである「セルペンティ」にもたらされた驚異的進化

ブルガリウォッチプロダクトクリエイションエグゼクティブディレクター、ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは次の様にコメントを寄せています。

「セルペンティはシグネチャーというべき、アイコン以上の存在なのです」

神話的な魅力を持つ蛇は、古代ギリシャ・ローマ芸術と文化に起源を持つブルガリを長い歳月の間魅了してきました。この深いつながりが、無限の創造性の世界を切り拓きます。クレオパトラが身につけていた古代ローマ時代の華麗なるジュエリーにインスピレーションを得たセルペンティは、女性らしさの変容のエッセンスを体現しながらつねに新しい表情で人びとを魅了します。

「セルペンティセドゥットーリ」は、鱗を模した6角形から成るブレスレットが第2の皮膚のごとく自然に腕になじみます。

1948 年に機械式ウォッチとして初めて発表されたセルペンティには、その当時で最も優れたムーブメントが搭載されていました。そして今ブルガリは、2020 年のトゥールビヨン、2022 年のピコリッシモに続き、ル・サンティエの自社工場で製造された完全自社開発のBVS100レディソロテンポとともに、新たな歴史を刻み始めました。

蛇年の2025年に発表となったBVS100レディソロテンポは、人びとを惹きつけてやまない「セルペンティセドゥットーリ」の魅力をさらに高めます。時、分、秒表示を備えており、またダイヤルにあしらわれた「Automatic」の文字が、新しいムーブメントが搭載されていることを示しています。7枚の蛇の鱗モチーフで装飾されたローターの美しい動きをサファイアのケースバックから眺めることができ、ベゼルのダイヤモンドがこの新たなる偉業に輝きをそえています。身に着ける人の動きが力となり駆動するウォッチは、セルペンティの永遠の再生を象徴するタリスマンとしての役割を強く感じさせてくれるのです。

進化を遂げたセルペンティのケースが描く優美でなめらかな曲線は、フェミニティを湛えています。カボションカットのルベライトをあしらったリューズで操作することで、ケースの中におさめられた新しい傑作ムーブメントとのつながりを楽しむことができます。

レディソロテンポ：恒久なるメカニカル

BVS100レディソロテンポは、ソロテンポムーブメントや「オクトフィニッシモ」において培われたウォッチメイキングにおけるブルガリの比類なき専門技術を示しています。

最高水準の精度と機能を満たすレディソロテンポは、3年間の開発期間を経て誕生しました。高性能でエレガントなこのキャリバーは、時、分、秒を表示するソロテンポディスプレイを備えています。直径わずか19mm、厚さ3.90mm、重さわずか5gながら、驚くことに50時間のパワーリザーブを搭載しました。コンパクトなラウンドデザインは、セルペンティの曲線にシームレスに溶け込みます。さらにブルガリの他のクリエイションへの搭載も可能です。

ブルガリのル・サンティエ工房にて製造されているBVS100レディソロテンポは、将来的にはLVMHグループ内メゾンも使用できることとなり、ゼニスのムーブメントマニュファクチュールにて製造となる予定です。LVMHが確立した製造エコシステムを通じ、スイスウォッチメイキングの卓越性とクラフツマンシップに貢献できることはブルガリにとって誇らしいことです。

ジュエラーのDNAに忠実に、ブルガリはウォッチメイキングにおける芸術性を高めます。ローターに装飾された7枚の蛇の鱗モチーフが、シースルーケースバックの向こうで美しく輝きます。この細やかなモチーフは、ムーブメントの背景にある独創性とストーリーを称え、ブルガリのウォッチメイキングの伝統への想いを表すと同時にその特徴的なエレガンスを際立たせています。

レディソロテンポによってセルペンティはタイムレスな変貌を遂げました。ウォッチを纏った人の動きが駆動エネルギーとなるアイコニックなタイムピースは、時の流れを優雅に刻み、世代間を繋ぐ確かなパートナーとなってくれます。レディソロテンポの安定した鼓動と、人びとを惹きつける「セルペンティセドゥットーリ」そして「セルペンティトゥボガス」の融合により、抗えない魅力を放つタリスマンが誕生しました。ムーブメントの鼓動は、時間とふれ合いを通して物語を紡ぎ、人生のかけがえのない瞬間の証人となるのです。